題名:赤の祝祭日。その二 登場隊員:真紅を纏いし巨漢(NPC)・セレス・ゾンド(ベノフレア要塞) 真紅を纏いし巨漢【入室】 (2007/12/25 (火) 00:08) ◆ 真紅を纏いし巨漢 :(扉が乱暴に蹴破られ、鋼のトナカイとそれに騎乗した真紅を纏った巨漢が静寂の中に突入する。真夜中、静まり返っているその空間で真紅の巨漢は周囲の部屋を見回す。黒のサングラスがピピピピ…と電子音のような高い音を立て―――ピコーン、とある部屋の前で視線が止まった。そこは―――)目標ポイント確認。ミッションの仕上げだ。ライトニングホーン、例のブツを…。 『ラジャー』(鋼のトナカイの背中が開き、そこから伸びた鉄の細い手が真紅の巨漢に謎の袋を渡す。見るからに、怪しげな物質が入っていると思われる袋だ。) 2007/12/25 (火) 00:13 セレス【入室】 (2007/12/25 (火) 00:15) ◆ セレス :(『速ェ、速過ぎるだろアレは!』『なんだ、ゼフィユの科学か!?』口々に言いながら、そして息を乱しながら兵士たちは蹴破られた入口に立った。)動くな。(刃を突きつけるようにして、何故か戦闘になった灰色の男が声をあげる。どうやら他の兵士たちは結界を張れる魔術師を盾にしたらしい。賢明な判断ではある。―――こちらも全力で走ったお陰で、肩で息をしている有様だが、どうにか詠唱は出来そうだ。) 2007/12/25 (火) 00:19 ゾンド【入室】 (2007/12/25 (火) 00:25) ◆ ゾンド :(サンタ?が狙いを定めている部屋の斜向かいにある、にび色の扉がゆっくりと開いた。)……深夜帯は静粛に活動して頂きたい…。(部屋の中から、ゆっくりと滲み出るように少年が現れた。周囲の戦闘態勢をものともせず、寝間着である。先端に白いもこもこが付いた三角帽を被り、水色をベースに幾何学模様の柄が彩られたパジャマを着用している。トナカイを模したスリッパは、先端だけが赤い。) 2007/12/25 (火) 00:25 ◆ 真紅を纏いし巨漢 :最大戦速でも振り切れなかったか…。タフだな、マジシャン。しかし―――(真紅の男と鋼のトナカイが初めて別行動を取った。鋼のトナカイは軍人たちの行く手を塞いで立ち…頭部の角を振りかざす。先ほど吹き飛ばされた者たちはそれなりのトラウマを抱いていることだろう。)『Stop human!』(そんな言葉を吐いたりするか。真紅の男はそれを尻目にダッシュし…先ほど狙いをつけた部屋の前に立った。)…!!(その時、開かれる扉…無表情にちょっとした驚愕のようなものが浮かび―――ごそり、と袋の中に手を入れる。妙に殺気立ったその動きは、武器を少年に突きつけて人質にせんとばかりの流れである。) 2007/12/25 (火) 00:27 ◆ ゾンド :レム睡眠による夜間の休眠は、成長ホルモンの健全な分泌に必要不可欠。向こうの部屋は第二次成長期の者が多くいる。数時間に過ぎない微々たる影響も、初期微動としては無視できないレベルだ。(男が袋に腕を突っ込んでも微動だにせず、緩慢な視線で巨漢を見つめていた。) 2007/12/25 (火) 00:32 ◆ セレス :舐めてもらっては、困る。(魔術師でも軍人、である。ぶっちゃけかなり自己暗示の力を借りたが、そこまで言わなかった。まだぜいぜい言いながら、トナカイの姿を見て弱気になる兵士たちとは逆に、一歩前へ進んで口を開く。詠唱しようとしたのだったが、扉の音に意識が僅かにそちらへ逸れる。)ゾンド、(それが隙となったか、不審者が先に動いた。仕方なく刃を振い詠唱略の魔法を発動する。トナカイと男と、両方の足元を凍てつかせて拘束する氷の魔法だ。)そんなこといってる場合じゃ――(無いだろう、と矢継ぎ早に符を取り出し、捕縛の魔法を紡ごうと動く。) 2007/12/25 (火) 00:35 ◆ 真紅を纏いし巨漢 :ソーリー、ボーイ。私としてもスマートでないアクションは控えたかった。だが、これは必ずやり遂げねばならないミッションなのだ。(魔法が発動するよりも早く、袋の中の物体を取り出してゾンドへと突きつける。カラフルな装飾が施された立方体の四角い箱。それは―――)メリークリスマスだ、ボーイ!Present for you!サンタクロースから良い子へのプレゼントだ!受け取ってくれ!(中にはゼンマイで動くクワガタムシの玩具が入っていることだろう。それを機に、真紅の男は足元の氷を吹き飛ばし、先程まで狙っていた部屋に突入する。そこは―――)メリークリスマスだ!チルドレン!Present for you!(袋から取り出したカラフルな箱を枕元にそれぞれ設置していく。先日、人買いより保護された子供たちの部屋だった。) 2007/12/25 (火) 00:43 ◆ セレス :この、(条件反射でもう一度魔法を試みようとしたが、『わあ!』と声をあげた若い兵士に後ろから突き飛ばされた。室内の子供たちの世話をしていた兵士で、思わず駆け出したのだ。それに続いて、他の兵士たちも走り出す。・・・盾にしていた魔術師を蹴りつけて。)(全員が部屋まで駆けつけて、そうしてそこに広がっていた予想外の光景に硬直する。理解不能を体現した顔をした兵士たちが五人、入口で固まっていた。部屋の中では物音に起き出した子供たちが寝惚けた顔で『どうしたの?』などともごもご言っている。まだ半分は夢の中らしい。因みに魔術師の方は散々蹴られて動けないでいた。) 2007/12/25 (火) 00:49 ◆ ゾンド :(何が何やら。次々と起こった状況を飲み込み理解をする前にプレゼントを突き付けられ、有耶無耶のまま受け取ると、その赤い巨漢は風のように、子供達の部屋へ乱入して行った。一瞬置いて兵士達が駆け出し、後に残ったのは続け様散々な目に遭っているセレスと、反応の鈍いゾンドのみ。)…この地域には、こういった風習が?(伸びているセレスにそう訊ねると同時に、部屋の中で歓声が沸いた。やっと頭の起きた少年少女達の声の洪水。感極まって巨漢に飛び付く子も居る) 2007/12/25 (火) 00:55 ◆ 真紅を纏いし巨漢 :(飛びついてきた子供を先ほどと同じ拳とは思えない手で優しく撫でつつ、ゆっくりと離す。)サンキュー、チルドレン。しかしまだミッションが残っているのだ。(こちらは呆気なく凍っていたが、それでもいつの間にか男と同じように復帰していた鋼のトナカイ。男がプレゼントを配り終われば再び背に乗せ、尻から火を噴き出しながら要塞中を飛び回る。男は要塞中の子供たちの枕元にプレゼントの箱を配り終えた。)―――ミッションコンプリート!(この男が暴れすぎて気付かなかっただろうが、今頃仲間たちが要塞の外…だけでなく世界中でプレゼントを配っていることだろう。それがサンタクロース秘密結社『ホーリーナイト』の任務だ。) 2007/12/25 (火) 00:59 ◆ セレス :・・・知るか・・・・(ゾンドへ、辛うじて答えを返した。詠唱どころではない。こちらからは部屋の中も見えないので把握できないが、子供たちの声が聞えた。が、しかし他の兵士は動かないし、聞えてくる声は感謝の言葉があるし、嬉しそうだ。よく分からないが、心配した被害には至っていないらしい。一番先に駆け出した新米兵士は呆けて膝をつき、『ねぇ見て兄ちゃん!これすっごいよ!綺麗!』とはしゃぐ子供を抱きしめて安心から泣いていた。まったく何がなんだか分からないが、平和だ。)ちょっ・・と、待て、少しどころじゃない、話を(がばっと起き上がった(仲間による)傷だらけの男は声をあげるが、子供たちの声にそれも掻き消される。) 2007/12/25 (火) 01:02 ◆ ゾンド :(ゆっくりと、手近な窓を見遣る。こちらからは大分離れた中央区の夜空が見えた。月と星の浮かぶ宵闇を舞台に、無数の光点が乱舞している。大気中での高速移動に伴う摩擦熱と、迸る静電気の電光が映す、矢の鏃か何かのような、光と熱が交錯するイルミネーションだ。総人口の多い向かいの街では、さぞや歓喜する子供達とその処理に追われる兵士がてんてこまいだろう。) 2007/12/25 (火) 01:10 ◆ 真紅を纏いし巨漢 :マジシャン、私のミッションをあそこまで邪魔できたのはユーが初めてだ。その実力に敬意を示そう。(あいての問いは聞こえていなかった。そう一方的に告げる。嬉しい話なのか嬉しくない話なのか…。そこで、夜空のイルミネーションに気付いた。)…イレギュラーだな…。だが、ノープログレムだ。(そんな呟き、同時にピピッ…とサングラスの奥でまた電子音のような音が高い響いた。帰還命令だ。)…どうやらタイムリミットのようだな。―――グッバイ、エブリワン!来年のクリスマスにまた会おう!(そんな言葉を告げながら、鋼のトナカイの背に乗って夜空へと飛翔した。綺麗な満月、そして綺麗な星空だ。こうして見るとサンタクロースに見えないことも…)I\'ll be back!(やっぱり見えなかった。ぐっと親指を立て、そのまま天高くへとその姿は消えていく。) 2007/12/25 (火) 01:12 真紅を纏いし巨漢【退室】 (2007/12/25 (火) 01:13) ◆ セレス :嬉しくない、嬉しくないぞ全然・・・!(掻き消されつつも喚き続けて、クリスマスってなんだ!と続けようとした所に子供たちの声は男を見送るのに最大となった。いつもは響く魔術師の声も、加えて満月だというのに今夜はまったく歯が立たない。あらゆる意味で、騒がしい夜だ。)・・・・綺麗に消えたが、こっちは仕事が山積みじゃないか、畜生・・・・(他の兵士たちも、あと数時間は、興奮した様子の子供たちと音で他の部屋から出てきた人々への対応に追われるのだろう。さっきぶつけた肩やらを押さえながら、ゾンドを手招いた。)悪いんだが、動けそうに無い。被害報告を頼めるか。外に倒れているのが何人かいる。全員軽傷だろうが・・・・建物は知らない。 2007/12/25 (火) 01:19 ◆ ゾンド :(とりあえず、深夜の大騒動の張本人は、その有り余る出力を存分に使って去って行った。後に残るは興奮覚めやらぬ大勢の子供達。これらを宥めすかしてベッドに戻し、寝かしつけるには相当苦労するだろうが、数日の内の献身的な世話ですっかり情の移った、担当の兵士に仕事を任せる事にした。)……どうするべきか?この報告についての供述内容が、思い付かない。(恐らく今夜で最大の被害を被ったセレスに近づいて肩を貸し、片手に持ったカラフルな立方体を眺めめつつ、そう訊ねた。) 2007/12/25 (火) 01:23 ◆ セレス :不審者の侵入、概要を纏め、被害数の報告、警備の強化を提案・・・ああ、ありがとう・・(口に出して、まだ聞える子供たちの明るい声に項垂れた。結局、何の為に走り回ったのやら。ゾンドの助けを借りて立ち上がり、ふらりと前へ出て辺りを見渡した。見えるのは笑顔の子供たちと兵士ばかり。ぶつけた所為なのか、また難しすぎる報告書の所為なのか、頭痛がする。)・・・・・とりあえず寝るか。起こして悪かった。(自分でも上手く纏められなかったので、疲れているのだろうと判断。休んでから考える事とする。ゾンドの頭にぽんと手を置いて、多分大丈夫だから貴方も寝るといい、と呟いた。) 2007/12/25 (火) 01:29 ◆ ゾンド :概要は受け取った。ありがとう。あなたも、ゆっくりするといい。(セレスが休める場所まで付き添って、ゾンドも夜が明らむ前には自室へ戻っていた。左足のスリッパが消えていたが、その部分を使った端末は、数時間後には要塞や所属人員の被害情報を収集した、ムカデのような使い魔が戻って来るだろう。報告書の執筆に執りかかるのは、それからだ。) 2007/12/25 (火) 01:35 ゾンド【退室】 (2007/12/25 (火) 01:35) ◆ セレス :悪いな。貴方なら安心できるが。(隊誌で報告書の類は見ているから、そんなことを呟いて、軽く頭を下げる。)うん。おやすみ。・・貴方に月の恩寵が、ありますように。(これ以上痛むようならば医務室にいかなければならないが、このままだと医者も相手をしてくれないだろう。溜息をついて、パーティルームへの階段を上っていく。―――月の恩寵、夜の帳、静寂を。祈りの言葉でゾンドに挨拶して、部屋に辿り着けば・・どうした、と誰かに聞かれる前に、ベッドに突っ伏して眠り始めた。) 2007/12/25 (火) 01:39 セレス【退室】 (2007/12/25 (火) 01:40) HIGHLAND FORTRESS 峠の要塞(閉鎖しました) http://h-f.sakura.ne.jp/kariken/index.html BACTERISM MATRIX http://bacterism.matrix.jp/ PCキャラページ http://tryx-quad.sakura.ne.jp/zond.html