題名:ああだこうだ 登場隊員:ディー・ゾンド・アルツール・セレス(バーパジーラ要塞) ディー【入室】 (2009/04/21 (火) 22:13) ◆ ディー :(広いパーティールームに、人影はまばらである。そのうちの一人は、暖炉そばのソファを一人で占有していた。3人がけの席が小さく見えるのは、その男の体が大きいうえに、ベッドのように足を伸ばして寝そべっているからだろう。すぐ下の絨毯には、重厚な装丁の本が何冊か重ねておいてある。ハイランド東区の地図と、戦史であった。)………ふむ……(小さくうなって、男は、読んでいたものをその本の山の上に放り投げる。手帳だ。) 2009/04/21 (火) 22:21 ゾンド【入室】 (2009/04/21 (火) 22:30) ◆ ゾンド :(乏しい明かりに揺らめきながら浮かぶ人影の高さは、直立する人間の腰ほどもないかもしれない。本の山に正対するように縮こまるそれは、絨毯の上に正座している歳若い少年の姿を模っていた。暖炉から遠避かるように、同時にソファから短くはない距離に居て、分厚い本の重なる尖塔を遠目に、また別の本を開き読み進めている。無駄に背筋を伸ばして読書に勤しむそれは飛んで行った手帳の行く先を目で追って、己に無害な飛翔体と分かれば、最初から見なかった物として処理した。) 2009/04/21 (火) 22:31 アルツール【入室】 (2009/04/21 (火) 22:34) ◆ アルツール :こんばんはぁ ん おかえり(イントネーションを調整しつつ、すれ違う隊員にともすれば標準発音に戻ってしまう語尾を訛らせる。パーティルームの扉の前に立ち、徐にノブに手をかけると扉から顔半分だけ出して中を窺った。ソファの大男と本が積み重なっているのを見止め、目を軽く開き、大きな体で器用に室内へと滑り込む。寝ているのか起きているのか分からないディーの邪魔をせぬように、静かにゾンドへと忍び寄った) やぁ、お勉強かい? 相棒は既に勉強を放棄したようだが 2009/04/21 (火) 22:35 ◆ ディー :(まず物を考えるという行為をしない男が、珍しく頭を働かせているのは、先日発令された例の任務の件であった。フロンティアは、はなから頭にない。問題は)………東か、…西か。(呟いて、こちらを向いている本の背表紙に目をやる。そこに、現れた人影があった。自分が来たときから居た(ような気がする)ゾンドへ、その男は親しげに声をかけている。どこかで見たような気がするが、思い出せない) 2009/04/21 (火) 22:39 ◆ ゾンド :(くいと首を回し、顎と額は下げるように頭を斜めに傾げ、ソファに寝そべる男から傍に立つ男へと順繰りに視線を迂回させれば)我々にとって、その垣根はとても低いものだからはっきりとは判別がつかないけれど。ディアヴォルの現況は、情報収集に属するそれではないだろうか。(本から顔を上げて述べる言葉は、切れ切れではあるが発音は全く高峰国のものである。物心付いてまだ僅かであるのだから、必然的に訛りというものに疎い)先に発令された命令だけれど。アルツール、あなたの見解は?自身の中で整理のついているものからで構わないから、是非述べて聞かせて欲しい。 2009/04/21 (火) 22:44 セレス【入室】 (2009/04/21 (火) 22:52) ◆ アルツール :(ディーの呟きにゾンドへと向けていた碧眼を上げてソファの大男を見つめる。丁度、背表紙に目をやったとき、視線がかち合うこととなる。見覚えというよりも大きいがゆえに訓練で一際目引く男を目の前に、軽く片眉上げ)それはディアヴォルの現況についてかね。ああ、命令の事か、見解という見解も見いだせなくてな。(と自分の金毛を軽くつまんで見せて笑む) 私の行く場所は決まっているということぐらいしか。資料が本しか無いということが致命的というべきか。口伝えで状況が知れればよかったものを (休めの姿勢とるとゾンドへ話しかける。ディーへと胸に手を当て頭を垂れ) 初見に、御仁。待機の方でよろしいか 2009/04/21 (火) 22:53 ◆ セレス :ただいま―――(扉を開けて一番に、誰もいなくてもやる小声の挨拶。そして中に踏み入れ、室内を見て)なんだ、昨日より多いのか。お疲れ様。(ソファの方に固まる人を見つけて笑う。軍服の男はそちらへと歩み寄りつつ、浮かべた火を手元に引き寄せて、小さく絞る。火の苦手な二人と、光の苦手な一人の為の配慮だった。)昨日の代わりの話し合い、か?(首を傾げながらアルツールに問いかけ、手袋の釦を外していく。) 2009/04/21 (火) 22:56 ◆ ディー :(知らない人に名を知られている、というのはあまり良い気持ちがしない。僅かに顔をしかめたが、まあ、まず誰も気づかないような程度だった。そうして、その男の恐ろしく堅苦しい言葉に、起こしかけていた上体が一瞬止まる。隊長職からも聞けぬような、軍人らしい物言いだった。)……………あ、…ああ。……名前は、知って、いるのだろう………(のそりと起き上がってソファを空け、新たにやってきた顔見知りに軽く手を上げてみせた。)……そう……今から、なるかも知れんな。…決めたのか? 2009/04/21 (火) 23:02 ◆ ゾンド :(跳ねた金毛の先を追うように視線を辿らせていたから、彼の纏った快い笑みの性質は非礼にも意識の外だった。抑揚のない口調での発言が続く)アルツールの行く方面でもいいから、聞かせて欲しい。可能ならば、その根拠も。消去法でも構わない。……先にこちらのことを、単体でのみ述べるけれど……我々は、現段階の情報から鑑みるに、東方面、アルカディアへの適正には乏しいように思えてならない。 おかえりなさい。セレス。(小声であろうと鋭敏に感知された挨拶は、脊髄反射の如き速度で即座に返される。一拍を置いて、発言者の名前が追われた。絞られた光量の意図には随分と我田引水な理由を思い付いてしまったけれど、無言のままの会釈に礼の意味を篭めた)昨日、というよりも、我々は定期の会合に出席した経験がない。……皆は常々、このようなスタイルで会議しているの?……また次に、来て早々で悪いけれど。適時の休息が済めば、あなたの見解も聞かせて貰いたい。 2009/04/21 (火) 23:12 ◆ アルツール :(水の底から小さな気泡が膨れ上がるように、微かな不安が頭をもたげる。途端、扉の奥から聞こえた既知の声に、ディーへと向けたものと同じ挨拶をそのままセレスへと向け。) お帰り、警邏帰りかね ああ、そうともいえないのだがゾンドは色々と知りたがっているよ。たしかに、今から昨夜のリベンジが出来るかもしれないな。(小さくなった炎に目を軽く開いて、ゾンドをちらりと眺め。起き上がろうとする大男の動きが止まったことに不思議なまなざしを向ける。) いや、君の名は知らないが  私は騎馬のアルツール・メンゼル 君の名は。(ゾンドが言った言葉を地名と勘違いした男は、休めの姿勢のまま首傾げた。)―――ゾンド (ゾンドの眼中に無い毛を手放し) 西だよ…この頭の色は西では役に立つらしいのだよ。山越えて訛る言葉なんて使いたくはないとは言えまい?削除法どころか選択肢は一つしかないのさ。 なぜ適正がないのだね、その理由も聞きたいな。 2009/04/21 (火) 23:18 ◆ セレス :そうか。・・・ん、まあ・・・適当に、だな。私もこの時間は巡回に出ていることが多いから、あまり顔は出せないが。(了解に続けて同意を求める視線を向けた先がアルツールなのは・・・今まで同席したことのある人が彼ぐらいだからだ。)休みはあとでとるから、いい。一時間も休めれば足りるだろう。(訓練警邏と休まずに入れたが、晴れなのもあって調子はすこぶる良い。何の話を望まれているのかはよく分からなかったが、とりあえずは大丈夫だと返し、ディーの方を見る。)任地の話か?―――何処へでも行くが・・・行けるなら西に、行ってみたいようにも。(あの雪山での任務のその後が知りたいような気がしていた。国に帰った王子の立場がまずい、なんていうのはもう大分前に聞いたことだが、此処でこうして触れる機会があるとは思わなかった。)まあ、見た目は向かないそうだし――まず剣の訓練からだな。北はともかく、東に行くにしてもやっておいたほうが良い。(前に東に行った時は常に後ろにいさせてもらったが、今回はそうもいかないだろう、と。言ってから、座ってもいいか、と誰も行かなかった彼の隣を示した。) 2009/04/21 (火) 23:24 ◆ ディー :アルツール…騎馬、な。…そうか。……ディアヴォル、傭兵だ。……座らんのか…?(セレスが隣に着たので、小さくうなづいてみせる。野郎三人詰って座りたくないので、アルツールにそう言いながら、彼の後方にある椅子を指差した。ちなみに、ゾンドの問いには答えない。会議らしい会議に、まともに顔を出したことはない。)…この場では、………西が、多いのか…。手が足りんほうに、行こうかと…思ったのだが。(そうして、セレスの言葉に目を細めた。あの日の任務を思い出し、小さく唸って)………難しいな。…面倒に…なってきた… 2009/04/21 (火) 23:36 ◆ ゾンド :なるほど。確かに、ゼフィユを含む人間種として違和感を覚えさせない色の型ではある。(膝に載せられている文献の行数を下らせに入ったのか、そこで少年の上向いていた視線は書物の頁の中へと向けられてしまった。)食べられてしまうから。(これ以上短くしようもない明確な根拠はすこぶる簡潔に答えられて、終わる。)となると、希望の上ではだが、セレスとアルツールは班分けにおいて分断されてしまう、と。…確かにセレスの身体的特徴の上では、西方面は難しいのだろうか。(顎先に人差し指を当てて、軽く側頭部に角度を付ける。思案の様子に入って、暖炉の中でちびちびと燃える木っ端へ一瞬のみ眼光を留めた)部隊の中で『希望する』という姿勢が多いのは、西か東なのでは。双方とも性質は違えど明らかに危険性が突出した任務。ただ西は、先のセレスの懸念に始まるように、希望者は多くとも身体的なネックから人数の足切りが出るだろう。(古参と言える二人の遣り取りはレフィルカーナを暗に示しているように聞こえたが、自分も当時同行したとはいえ、本当に傍観者でしかなかった。口は噤まれ、横槍は憚られる。) 2009/04/21 (火) 23:44 ◆ アルツール :ディアヴォル… 済まない、知っていたな。(地名ではなかった名前に、目を瞬かせて目を伏せ侘び。示された椅子の方角へと歩き、ソファの正面よりも少し斜めに椅子を沿えた。)であろう私には碧眼もあるし完璧な人間でもある。しかし、 ゾンド、食われるから行かないというのでは理由にならぬぞ? 君は軍人だ。適性が無い、という言葉にしてみてはどうかな? (精霊とのあいのこは完璧とは言いがたいが、見た目は完璧なので胸を張り)このスタイルでしているとは、初めて聞いたぞセレス。(金毛もセレスへと同意得ようと視線を向けていた。暫しセレスの瞳見つめた後)人というものは3人以上群れると集いが始まるものなのだ…ゾンド殿。(セレスから視線はなすと、休めの姿勢なので顔下げてゾンドへと述べることとなる。上から言葉降らせた後、小声で) ゾンドも座ったらどうだい、床に座るのはお行儀が悪いだろう? ―――セレスは向いているかもな。潜伏することになるらしいだろう、立ち回りが上手そうな者でなくては難しいだろうしね と、そうか。確かに坊主にでもしない限り…(チラリとセレス眺め。坊主が想像できず、ディーへと視線を向ける) 一番多いのは東と推測されるが、ディアヴォル殿。手が足りぬところというのであれば、西を。 2009/04/21 (火) 23:54 ◆ セレス :だって集まらないから、(目が合った騎士へは、そう肩を竦めて。ディーが頷いたのを確かめてから座り、手袋を引き抜いて皺を伸ばして膝の上へ。右手にある指輪を擦って、曇りのない色を確かめる。)決まったわけではないよ。立候補しても除かれる可能性があるしな。・・・・貴方は東に行くものと、思っていたのだけれど。違うのか。(戦場を望む傭兵たち。その中に、目の前の人も入っていた。だから少しばかり意外そうな顔を向けることとなる。同じ任務に参加したものであるから可能性はどちらかといえば高いほうだったが、てっきり、と思い込んでいたのだ。)私が思うには、傭兵は挙って東だと・・・・・・北も、面倒臭いだろうなぁ。今年の雪解けが早ければまだいいが――それだと川が増水してるな。何処の要塞に行くかにもよるか。(ヤーラルジャック、と唯一つ明記されていた要塞の名を発音して唸る。あの辺りは知った土地だが、同時に良くない知り合いが多いのでその点微妙だ。もうそれなりの歳だから退役していると思うが。比べれば、東がいい。)髪は切れ、と言われたな。・・・北や東に行くなら切らないが。(言いながら周りをざっと見て色を確認し、溜息。)いや、本当になかなか、面倒な問題だな、これは。 2009/04/21 (火) 23:59 ◆ ディー :(アルツールの侘びの言葉に、軽く手を振って返事のかわりとする。そうしてその騎馬兵を眺め、ゾンド、セレス、と順番に視線を移した。隣からの問いに、ゆるく首を振って)…東には、行きたいのだが……(そこで、アルツールの視線と出会う。)断っておくが、俺は、坊主にはしない。……どういう、配分になるか…分からんから、なんとも言えんが……以前の件も、あったろう。西は…特殊な任務だが…何というか、…危ないのが、多いからな…待機は……………(最後は愚痴のように声が小さくなっていく。それからは、セレスの北の論にうなづいているだけだった。行くつもりは無いと、態度で示し、長い髪の端を掴んで、ぼそりと)……切るのか…… 2009/04/22 (水) 00:09 ◆ ゾンド :(戦闘員の報告会に人が集まらない。初耳にして意外が極まり、猫科動物にように瞳孔を丸くした。謝罪の意味を明確に篭めて、セレスへ旋毛を向けへこりと短い時間頭を下げた。彼はきっとこちらを見てないだろうという前提での、誰にというものではない寧ろ自分へ向けた、死角に隠れながらの陳謝である。)では、東方面には、適正がな……(淀みなく紡がれようとする寸前に、語調がはっきりと途絶える。いつでも口は閉じられているそれが開かぬまま、唐突に再開したときには)すまない。我々としても、そこまで強硬に東方面班を拒絶するつもりはない。(結局、曖昧なまま論が終わる。まだ何もかもを決めかねている段階であって、明確な自分の意見も持っていない。他者の考察に余計な口を挟むのが精一杯だった。)我々としても、セレスのその説になるものと考えていた。傭兵部隊が一部隊そのまま東方面に充てられたとしても、我々が驚くことも、疑問を挟む余地も無かっただろう。だが、戦力的なバランス。前衛後衛、または班戦力自体の平衡を取るという考え方もまた、必要な要素だった。スピル越えの任務の際のことだろうか。何にせよ、指揮官レベルで全てが整理されれば考える必要はないのだが、恐らく彼らもまた末端と同様に隊員配分を悩んでいるのだろう。(絨毯の上を咎められれば、抵抗する理由も無かった。その前に山と積まれた図書を整理するように、一箇所に集めて積み上げられる作業が始まるだろう。ソファの前に別の椅子を引き寄せて来るは、それからの事だ。)イルマ、またはバーパジーラでは、暖冬だったような覚えがある。それに沿えば北方面もまた、温暖な空気の北上が早いのでは。 2009/04/22 (水) 00:17 ◆ アルツール :まぁ、会議がいつあるのかも昨日まで知らなかったしな… この国は会議なんて文化が本当は無いのではないだろうか (最後語尾あげて疑問をセレスへと向け、指輪へと視線おとす。ゾンドが言葉の見込んで、上手く回避した様子にクツクツと軽く腹抑えて笑ってしまう金毛)  上手に立ち回れ、ゾンド殿。 そういえばスピルの辺りは複雑だと資料で見たが…まず任務のために、越えるための要員を考えなければなるまいな。然し、山越えるのだったっけ?(面白そうにゾンドへと視線向けていたが、坊主を否定したディーへゆるりと首かしげる) ディアヴォル殿は、坊主にすると貫禄が出よう。向いていると思うが? (椅子に腰掛てゆっくりと口の端を持ち上げた。ふと、以前の剣という言葉に目を軽く開く。)西が危ないのではなく、この部隊が危ないのかね 戦闘狂という意味では、たしかに多いような気がするが (経緯を知らない新米は愚痴に軽く首かしげた。)  2009/04/22 (水) 00:26 ◆ セレス :(ゾンドが頭を下げていた気がして、何かあったのかと意識を向けた時は既に遅かった。結局なにも掴めぬまま話に戻る。)あのときは、な。うん・・・もう二度とないといいが。そういう意味でも心配でたまらないよ、今回の任務は。・・・・貴方は優秀な兵士だから心配していない。(昨日アルツールに言ったときと同じく、半分笑ったような微妙な顔と声で任務について述べ、最後に笑ってディーへと付け足したのは、あの時のことも踏まえた褒め言葉・・だったが、他人から聞いてそう聞えるかは分からない。)・・・確かにこの近辺では雪が降らなかった・・・しかし、山があるな。どうだろうな、その辺りは。どれにしても、実際に山越えをする手間がないだけ楽といえば、そうだが。(ゾンドの発言に頷きかけて、明言は出来ない、と緩く首を振った。衝立の山を越えるのは西だが、北に向うにも山がある。東も山岳地帯で――天候など今までの平均から割り出すしかなく、解ったものではないのだ。)一度切ると維持が面倒だからなぁ、(今はもう意味はなく、惰性で伸ばしているだけの人は、髪を手に呟く人に呟きで返す。)貴方の知り合いがそうなだけで、他は比較的に普通の人たちだよ、戦闘にかけては・・・・(軽い調子でアルツールに飛ばした注意は、果して真実として受け止められるか。) 2009/04/22 (水) 00:33 ◆ ディー :は………また、ソルが泣くな……(会議が存在しないのでは、と言ったアルツールの言葉に、ほんの僅かに口角を上げた。出ないのは自分たちのような不良兵士ばかりかと思っていたが、どうも様子が違うらしい。背もたれへ体重を預け、ゾンドらのやりとりを眺めて。こちらに再び飛んできた話題に、きっちりと首を横に振り)……髪が長いほうが、女が釣れる。(まあ、嘘だ。そうして、ゾンドの冷静な分析に深く頷いて、ため息をついた。)………俺のようなのが、隊内で優秀といわれるレベル、だ……戦闘に、関しては、…まったく不足ないが………気が短いというのか………直情的というのか…(セレスの言葉を追って、アルツールへ私見を述べる。) 2009/04/22 (水) 00:41 ◆ ゾンド :(アルツールが溢す、腹を抑えた苦鳴のような笑いの意図を判じ損ねる。上手に立ち回れという言葉もまた同様で、少年は数秒間じっと綻ぶ碧眼の目頭を見詰めるに留まった。)山を徒歩で越えるという移動方式とは、違うのでは。実際に目にしたことはほんの一回だけだが、レフィルカーナ王国への進入は魔術を利用した転移手段を利用するのではないだろうか。(ディアヴォルの根拠を耳に挟んだものの、女がらみの理由には、どこか曖昧に意図を濁したような気配を感じた。ここで無用に深く追求をするつもりはない。後ろめたい理由であれば、尚更だ。)ともかく、あの時から自己の信念に忠実な人間だった、ように見えたから。当時ディアヴォルが牽制に出てくれたことは、感謝している。あくまで希望的観測だが、今回において西を希望する隊員は、恐らく性格の面も考慮に入れられるだろう。前回の作戦に続き、当時においてもヴィッツ隊長が現場に赴く。彼女もオペレーションアルゴスによるトラブルの致命性は、重々承知の上だろうから。(書類を片付けながらの工程中、二人がともに故意に濁したような言葉を明確に述べてしまうと、何事もなかったように積みに戻る。最後の一冊の端を揃えて、ソファ前の椅子に座った。アルツールの位置も含めると、四角形の各頂点に野郎四人が雁首を揃えている構図となる。)そうか。山脈の尾根に遮られれば、雲や暖気は越えられない。雪解けの増水に伴い氷床が緩んでいるとなれば、徒歩で進軍するのも困難では。現地の人間の案内が、どうしても必要になるだろう。 2009/04/22 (水) 00:50 ◆ アルツール :えっと、どんな名前だったか…行くときにはそれだろうが、帰るときにそれがあるとは限らないだろう。 入り口が焼き討ちにあうなんてこともありえるだろうしね。しかし、考えてもこれは意味がないか。北に行くものは大変だろうな、温暖であればあるほど。(ゾンドへ一つ頷いて。ゾンドの言葉でだんだんと、点と点が繋がってゆく。どうやら目の前の大男も山越え組みで、功労者らしい。信念という言葉にビッツと食い違った意見を思い出しつつ。)戦闘好きのセレス殿、普通の戦闘って何だ? そういえば凶のつく前衛といえば傭兵と竜騎士しかしらないな、セレスの言うことのほうが正しいのかもしけない。(前回の手合わせで感じた感想と共に、軽く片眉上げた笑う。ディーへと視線向け) ソル殿が? ・・・・ ああ、面目というものもあるだろうからな。一応月末があるから集まって入るのだ、保てているはずだが…ディアヴォル殿、君とは気が合いそうだ(女好きは仲間らしき男を見つけて、口許を微かに持ち上げた。)短気で直情とは、剣を握るものとしては早死にしそうなタイプだが。まさかそんなものが剣をもって生きてはおれまい(ビッツの話を出したときのセレスを思い起こし、首を傾げた。) しかし、ディアヴォル殿も傭兵だろうにセレスはなぜこうなってしまったのか(ごくごく小さな声で呟く。) 2009/04/22 (水) 01:00 ◆ セレス :・・・門が焼かれるような状態なら、その前に我々の命が危ぶまれていると思っていい。(アルツールを見、はっきりと言いきる。移動魔法は性質上、要塞の内部か近いところにあるはずであるから――騎士のいうような状況となれば、要塞の危機と同義だろう。小さく溜息を吐き出して)戦闘好き、というのは貴方が勝手に持っている印象だ。私は別に―――・・(否定している最中、ゾンドがまったく澱みなく、普段どおりに紡いでしまったが聞えて閉口する。王国の話を除いて、話が深いところまで届きはじめているので、防音に魔法をかけておくべきだったかな、などと今更思いながら。あれは得手ではないし、この要塞は壁が薄いわけでもないから大丈夫だろうが。)気が短いし・・・・自分に正直、すぎる、よな。あれは。(結局、ゾンドが離し終えてから苦々しい声が出た。思い出すのが一つの事柄だけではなくなって、眉間に皺が入る。正直な傭兵に関しては、忘れたくとも忘れられないのであった。)・・・何か。(騎士がまた何か言ったのが聞えて、表情を変えずに首を傾ぐ。) 2009/04/22 (水) 01:10 ◆ ディー :(ゾンドの言葉に、僅かに首をかしげた。褒められているようなのだが、そういう慣れない扱いを受けるとどうも落ち着かない。ゆるく頭を振って)……信念に、忠実だったのは…奴の、ほうだ。…俺は、与えられた任務にしか、従わん………。(そうして、アルツールに妙な親近感を持った。ごく一般的な男として女性が好きなだけで、この部隊では肩身が狭い。…どの程度をさして一般的というかは、個人差が大きくあるだろうが。続いた辛らつな言葉に、小さく唸って)……その……何だ、言っておくが…冷静で、…優秀な、戦士なのだが………(説明が難しい。会えば分かる筈だから、あとはアルツール自身に判断をゆだねたい。)……何、だ?(自分を引き合いに出して水面下の争いをしているセレスとアルツールを交互に見、正面にいたゾンドへ視線を向けて、軽く肩をすくめて見せた。何だか分からないが、仲がいいのは良いことだ) 2009/04/22 (水) 01:22 ◆ ゾンド :しかも北半球では、この時期から先は夏場を迎える。緯度の浅い要塞ならば、湿地の踏破も考えねば?要塞の正確な座標は、まだ我々には未知の情報だから、杞憂であればいいが。(門の掩護やカムフラージュよりも、どうも北国での任務に懸念が多い。)短気で直情とは、また違う印象を持っている。非戦闘員などを対象とした無意味な戦闘は忌避するようだが。自己の主張する意見を自か他が納得するまでは曲げず、それに加えて最短での方法により問題解決を厭わない、といった所か。(彼の呼び起こす騒動からはいつでも遠い所に居る少年は、いつもの被害者二名よりはやや擁護の含んだ感想を零した。面と向かって二人きりで話した時も、そんな剣呑な出来事はむしろ矛を収められてしまった側でもあったし。 髪が伸びるものだとは文献伝いでは知っているものの、眼前で行き交う遣り取りの中に出されると些か新鮮な驚きを覚える。水分を含んで嵩が増えたり、強く引っ張られて房を抜かれない限りは、いつでも末端の長さの変わらない種族は、三者三様の髪型と質感を見回して、何故か納得の首肯を二回も行ったのだった。じき、相対する席に居るディアヴァルの、どこか疲れた視線に射貫かれて)人間関係についてでは?特定のカテゴリについての友好の度合いが、セレスには不足している、と。(二者の隠蔽色に塗れた言葉の群れに、自分なりのコメントを零したが、それもまた説明調かつ極めて迂遠な形を持っている。自分自身これで話の主旨に正しく沿えているか分かったものではない。) 2009/04/22 (水) 01:30 ◆ アルツール :成功するとも限らないだろうセレス。向こうの状態がわからない以上、危ぶまれる危機があると考えたほうが良い。生き残る努力をするためには、上の首が吹っ飛ぶような事態を避けるための想定もしておかなければならない、だろう? (心配性は軽く片眉を上げる。)しかし、今まで生き残ることなど考えなかったから、想定できても対処が思いつかないな。こんな事態は考えるだけ無駄かね。(セレスが言い切ったことにより、多少の安堵とともに表情が緩んだ。顎を撫で)いや、あの顔は術が成功して嬉しい…だけではないとみた。蹴りも出来る魔術師の、何処取ったら普通の戦人になれるのだね。 いや、なんでもないさ、趣味をとやかく言うほど野暮ではないよ(返答にならない返答をセレスへとかえすと、引き合いに出してしまったディーへと顔を向けた) 冷静で、…優秀な、戦士・・・ 今までの話とは整合性が取れないが。(昨日のセレスの表情がどうにも気になり、緩やかに方眉上げる。口が堅いセレスをチラリと見ると、ディーへカマをかけることとした。)渦中の人はビッツ殿でよろしいかな いや、別に我等は気が合うのにセレスはなぜ、華の美しさも分からんのだと申しているだけだよ。(ゾンドへ振り返り) なあ、北は竜騎士の部隊が適任なのではないかね。湿地も雪も空であれば平気だしな。 あ、いいこといったね、そういうことだよ (と、ディーへ言った台詞小耳に挟んでセレス見る) 2009/04/22 (水) 01:34 ◆ セレス :確かに危ぶまれる可能性は限りなく高い。だから、その可能性を減らすように努める。――任務は成功させることを、考えるべきだ。仕損じたらどうする、ではなく、どうすれば仕損じないか。・・・移動手段の確保も仕事のうちだろう。(失敗した場合を口にしたがらないのは、言葉で魔法を扱う魔術師だからである。移動に関して考えると――門自体の破壊よりも、鍵がいなくなる可能性の方が高い、との結論に辿り着いて嫌になる。)・・・要塞で普通にやっている分には、悪い兵などいないのだけれど。(ディーの言葉を取り次ぐように呟く。よりによって、の肝心な場で、自部隊はそうなのだ。相手の立場も自分の立場も顧みない。)・・・綺麗な人は、好きだよ。仲が悪いこともない。・・・なあ。(同意を求めた先は、娯楽要塞で一緒だった隣の傭兵だった。)北の夏は、ここいらの夏とは違うからなぁ。真冬よりは、それは面倒がないだろうが・・・ああ、獣も出るな。そこは要塞が詳しいだろうから、問題はなさそうだが。(雪深いところで育った人は切り替えるように北の話をして、傭兵とは逆隣で細々と燃えている火に指を触れさせる。散った火の粉は雪にも見えたが、床に達するより早く消えてしまう。)竜騎士は貴重な戦力であるから、東への登用も考えられる。―――まあ、それは隊長たちの意思によるんだろうが。 2009/04/22 (水) 01:46 ◆ ディー :(ビッツについては、ゾンドの評が的を射ている。それだ、と少年を指差して、アルツールの問いに、その人差し指を口元へ持っていった。念を押すようにゾンドを見てから、)…さてな。…口外すべきではない案件……では、無かったか……?……そういう性格の者が…多い…。……俺も、含めてな…。答えを一つに絞るのは、困難だ……(そう濁して、なにやら面倒な議論をしているセレスたちの話に耳を傾ける。こちらは、あまり小難しいことは考えられない。その時、その場でし得る最善の処置をとるだけである。そうしてセレスとアルツールに対するゾンドの考察を聞いていたところで、横合いから突然水を向けられ)…ん?……お前が…何人、囲っていたかは…流石に、知らんぞ……(多分この話題であっているだろうが、余計なことを言った。) 2009/04/22 (水) 01:54 ◆ ゾンド :(ディアヴォルの上下の顎に添う、唇の線を縫い止めた指に従い、評説はじきに押し黙られる。おしゃべりは中断されて、より実質的な話題に遷移した)転移される箇所が敵の情報網に漏れたとならば、部隊員は即座に生命存亡の危機にも近くなる。危ぶまれる危機ならば、それは作戦の終了も同然では。当然、現在の時点でそれに対して万全の対策が既に施されている筈だ。そうでなければ任務は維持されていないし、完全に新規勢力となる待機・エスカティアが投入される以前の段階から、作戦を再考せねばならない。逆に言うなら、先任部隊の方式に忠実に法れば、危険はまだ遠いという事になるのでは。(言うは易しだ、これも比較的言って安穏とした意見から抜け出せてはいない。 一方、どこか剣呑というか、微妙に揶揄の混じった二人の論交に疑念を感じるものがあったか、いつでも浮動票の少年は、肩を持つ方向も詮無く移ろい易い。)……セレスは平均的な性質からそう抜きん出た所はないと思うけれど。……何か、あったの?勿論、我々の経験が一片に偏っているという事も考えられるけれど。(言葉の後半は、小競り合うアルツールとセレスの方へ。ディアヴォルの嗜好品におぼろげなイメージが見えて来始めているとはいえ、セレスの側から同意を求めた光景は些か驚きを持って受け止めた、要素の共通点と言えば、娯楽要塞の後半、二人の姿を急に見かけなくなった記憶ぐらいか。)北は、やはり、ブリザードなども起こったりは、する?天候に敏な竜とはいえ、地上部隊との連絡が途絶える恐れなどは。 2009/04/22 (水) 02:01 ◆ アルツール :どうすれば仕損じないか、か……セレスらしいな。 しかし何処で見切りをつけるかを―― いや、これは私たちの仕事ではないな、済まない。(頭をクシャクシャとかき、膝に己の両ひじつけて、顔を手で覆った。) 私達は、長の命に対してどれだけ最良の結果を持ち帰れるか、はかるだけだ。ゾンドのいうとおり、先人の知恵に従え作戦が一番妥当か。 って、それは忠誠心が足りないのではないかね……いや、ここは王制ではないからそんなものは無いのか。(カマには引っかからない大男へと顔を上げ) ああ、たしかに似たような人はたくさんいるだろうから決めかねるのも分かる。(もくろみ外れて、背もたれにもたれかかると楽に足を組み。浅い笑みを浮かべる。)なにだ、何人も囲ったなど節操も無い 御婦人への奉仕はかまわんが、愛人を複数囲うなど悪癖だ (女好きの金毛は眉を顰めた。子供にしか見えないゾンド見つめ) …いや、なんでも無いんだよ… 寧ろ偏りは推奨だ。広範囲に広くよりも偏りこそ美徳だ。 ブリザードがあると竜は無事でも人間は無事では済まないだろう、戦力として見たとき、どちらの方角が向いているともハッキリといえなくなってきたな。 取りあえず駒ゲームでもして見てみるかね…言葉よりも分かりやすいかもしれない。 2009/04/22 (水) 02:13 ◆ セレス :仕損じると、今までの任務の意味もなくなる。(高峰国側の潜伏がばれれば、盟約は本来の意味を成さない。悲願である国境変更は果たされないに違いなく――何度考えても大事だ。流石は最高命令というか。元々小さかった火を揉み消して、男は立ち上がる。)それは貴方の方だろう・・・・ええい、真実も知らないで悪癖などと、(肯定してもらいたかったのは仲が悪くないという部分だけだが、そう都合よくは行かず、不要な方向で話題が足されて眉間を押さえた。断じて囲ってなどいない。むしろ囲まれたのだ。ゾンドの援護――この中では一番それに近い――に何度か頷きつつ、優先は北の説明だ。)吹雪くことも、あるだろうな。だが任務の性質上、吹雪に遭った場合は行軍を中断するだろうから、その心配はあまりしなくていいと思う。・・・何らかの事情で悪天の中を飛ぶ場合歩く場合は個々の性能による、としか。参考になるのはスピルマウンテンでの任務だが――あの頃からいるのは、エルだけか?(振り向いて発した答えは、相変わらず断定しないもの。竜騎士は見知っているが、それは移動中、よくて巡回の姿であり、ブリザードなどが起きる場ではどうなのか分からない。)そろそろ休むけど、いいか。・・・知りたいことがあるならまた明日にでも聞くけれど・・それよりは図書館を当たったほうが早いかもな。 2009/04/22 (水) 02:26 ◆ ディー :忠誠心。(鸚鵡返しに言って、鼻を鳴らした。珍しい言葉を聴いてしまった。それなりの家の出なのだろうか、不思議なことを言う男だと思う。そうして、先ほどのアルツールへの親近感は、やはり間違いだったかも知れないと考えを改める。こちらへ矛先を向けたセレスに、肩をすくめて)…しかし…したことは、変わらんだろう。……それから、…愛人ではない。ビジネスだ。(訂正すべきはそこではないのだが。どうも旗色が悪くなってきたので、離脱することにしよう。手帳を上着の隠しにねじ込むと、持ってきた本を抱えあげる。そこで、忘れかけていたことを思い出した。結局は西か東どちらへ行くか、だが、上の意向が分からぬ以上、答えを保留するしかない。)…すまんが…俺も、そろそろ戻る。…警邏の時間だ。……何か、決まったら、教えてくれ…(言うと、のそのそ部屋から出て行った。本当に任務があるため、早いところ本を返却せねばならない) 2009/04/22 (水) 02:42 ディー【退室】 (2009/04/22 (水) 02:43) ◆ ゾンド :最良の結果であれば、生存しての帰還が我々にとっての最良だろう。持ち帰るのは、特定の戦利品や物品ではなく、益の含まれた情報なのだから。成否の結果を判断するのはエンデュミリオンの役目であるのだし。(セレスが席を立ったので、こちらも長くなった夜の会合について時間の心配を思い浮かぶに至った。要塞の外では風が轟々たる勢いで出てきたようで、鈍く低い金切り音が響く度、微かに身を竦ませる。)なるほど、竜が危険な天候の襲来を察知すれば、安全を確保しればいい、と。そしてまた別の事柄になるが、竜騎士部隊の生活管理官が一名というのも、懸念材料になりうる。今に至るまで、竜たちのコンディションを一括して見る作業はほぼ全てが彼任せだった。竜騎士部隊隊員が東班と北班に分かれるのならば、どちらか一方の同行隊員に彼のノウハウを教授して貰う必要性もありそうに思える。 では、我々もそろそろ帰還したい。進展の具合の少ない会合で、申し訳なかった。(セレスとディーに続いて椅子から立ち上がれば、残った人々に会釈を一つ差し向けて、パーティルームを出ようと自室とはいえ相部屋のそこへ向かう道筋へ足を向ける。本は自分も読んでいたのだから、端の3、4冊くらいは持とうと思ったのだけれど、傭兵に先を越されてしまい残留物は見当たらない。)おつかれさま。がんばって下さい。(広く高い背に一言きりの言葉が飛んで、激励という字にはまだ気合の足りないそれが届いたかどうか、この少年は気にしていない。) 2009/04/22 (水) 02:46 ゾンド【退室】 (2009/04/22 (水) 02:47) ◆ アルツール :そうだな、命をとして最善の武勇を長に持ってゆくことが我らの務だ。 なまりの練習と、治癒と武器や防具の手入れや調達の訓練…最善のためにはやることが多いね (炎消して立ち上がるセレスの姿に、小さく笑みを向ける。ディーを見やり、セレスみやり) 囲ってたのだろう? まあ、愛人は財力によるステータスでもあるからな。私はこれ以上、人の趣味には何も言わぬよ。 西のことしか調べていなかったが…高峰国は広すぎやしないか(出身国と比べてこの国家は広大だ。己も席を立ち ディーが鸚鵡返しで鼻鳴らした言葉に、金毛顔を向ける。そして、「ビジネス」にカッと目を見開いた。)――下賎な (他にも色々と悪態思いついたが結局一言しかこぼせない。丸々と目を見開いて、ディーの背中見つめた後、セレスを相変わらず大きく見開いた目で見つめた。混沌と裏切りと絶句や望みなどがゴタマゼトなりセレスを見つめ) 嘘だよな 嘘だよな?! うそだよね、セレス。 嘘だよな! 嘘といえよ、そんな下賎な趣味 セレス (と、みるみる眉下げて、泣きそうな顔浮かべると腕を顔まで上げ。振られた女の子のごとく、逃げさる様にセレス追い越しどこかへ。色々な誤解をのこしたまま去ってゆくのであった。) 2009/04/22 (水) 02:51 アルツール【退室】 (2009/04/22 (水) 02:51) ◆ セレス :いや、相手をしてもらっていたことは否定できないが、別に金に物をいわせたわけではなくだな、暇をしていたようだったから、(確かにディーのいうとおりである。一転して愛人に関してを容認した、思考の転換が激しいアルツールにもそう返すしかない。)・・・いってらっしゃい、気をつけて。(やや疲れた顔の魔術師は、先に出て行った人に向けて呟きの声量で言って、軽く敬礼をする。さて自分も、と続こうとした所で)下賎とは、貴方も失礼だな。そういう仕事の人もいるだろう。(掴みかからんばかりの勢いで捲し立てる騎士には、平然と返した。アースガルムにはいないのか、なんて。その言葉を聞いているのかいないのか、喧嘩に負けたのように去っていく姿を半ば茫然と見送って・・・どうしたものかなぁ、と眉を下げた。火がなくても問題なく廊下を進んで――こちらの向う先は部屋だ。ほんの少しだけ仮眠をとったら、起こされる時間になっているだろう。) 2009/04/22 (水) 02:57 セレス【退室】 (2009/04/22 (水) 02:57) HIGHLAND FORTRESS 峠の要塞(閉鎖しました) http://h-f.sakura.ne.jp/kariken/index.html BACTERISM MATRIX http://bacterism.matrix.jp/ PCキャラページ http://tryx-quad.sakura.ne.jp/zond.html