題名:昼下がりの学窓 登場隊員:リオ・ゾンド(バーパジーラ要塞) リオ【入室】 (2009/05/06 (水) 15:10) ◆ リオ : (雲の多い白んだ空の下を、陽気に鼻歌をうたいながら聖堂の扉を開けた人はまず最初に、溢れる人々を視界に収めることになった。昼のそこは趣旨も色々に違って、荘厳というよりは雑多な風を受ける。聖堂から帰る市民に道を譲った後、忍び込むように端によって中に入って、)わあ、(短く感嘆に似た声を漏らす。以前も来たけれど、その時は巧みな猫の言動に惑わされていて聖堂の美しさを称える暇は無かった。ガルガンテゥアの職人たちが丹精込めて彫った白く白いまでの美しいそれらは、竜である己にも素晴らしいものだということは理解できる。)綺麗、だけど、(きょろきょろと周囲を見回しながら壁の凹凸を静かに撫でて、) 2009/05/06 (水) 15:10 ゾンド【入室】 (2009/05/06 (水) 15:21) ◆ ゾンド :(要塞のタイムテーブルとしては、この時間帯は部隊訓練の途中であったが、雨にぬかるんだ中庭では歩兵のそれとして使用に耐えうるものではなく、希望者のみに座学を言い渡されてかれこれの時間が経つ。ノルマを踏破してもまだ自分には不足に思えて、北へ北へと歩みを進めて来れば、この専門地区に辿り着いた。陽気の良くはない日和のせいか、この日のカテドラルはいつにも増して人の数が多いように見える。開いた扉に滑り込むようにして出入り口に立てば、夜とは全く違う白さと清廉さに、言葉を失って暫し棒立ちになっていた。後ろから来る老婆に背筋を突付かれて、急いで道を開ける。一言謝罪の言葉を述べると、老婆は微笑んで先を行ってしまった。人の邪魔になることを避けて、なるべく端に寄るようにして進むが、この先で空いた空間を見付けるのは、なかなかの難題のようだ。) 2009/05/06 (水) 15:25 ◆ リオ :(てくてくと前へ前へと進んでいくと、布を引いてその上に装飾品を並べている商人と、それに視線を奪われているらしい市民の姿があった。己はその者たちを避けるように逸れた歩き方をして、また違う方向を見遣る。対する壁際には、小脇に抱えることすら難しそうに見える大判の書物を広げている老いた学徒と、それを囲む若い学徒の集団があった。彼らは、聖職者だろうか。それならば、聞きたいことがあった。聖堂内で走るのは、きっと行儀が悪いから、心持早歩きでそちらの方向へ歩み寄って、老人が床に広げている書物の内容を覗き込んだ。――それには多くの図形が描かれていて、)違うな、(落胆して眉を下げながら、子供は学徒の集団からも離れてしまう。そうして、知らず知らずの内に近くの壁に逃げ、腰の剣を鞘ごと胸に抱くと、座り込んで膝を抱えてしまった。まだ、新しく聖堂内に招かれた同僚の姿は、知る由もないけれど。) 2009/05/06 (水) 15:27 ◆ ゾンド :(じりじりと滲むような速度で歩むけれど、湿気の篭り、熱気が蓄積される空間は、いくら風通しが良いとは言っても不快指数は低くはなかろう。涼しい顔しかできない自分に直接関係はない事柄ではあるが、心頭滅却すれば火もまた涼しいという諺通りに、多くの学徒は老いも若木も熱中の余りに気付いてないのかも知れない。数分も経たぬ内に、見つけたものがある。認識できる視線の範囲をカテドラル奥の遠くの方へ向けていたから、そこで小さくうずくまる存在に気付けたのは、ほとんどメートル単位も離れていない近場のことだった。最初は何かを包んだ白い布かと思ったけれど、視野を下に広げてよく観察すれば、今度は間違えようもない。)……リベリオン、だろうか……?どうしたの、具合でも、悪い? 2009/05/06 (水) 15:36 ◆ リオ :(否応なしに時代を感じるその剣は、最早骨董品と言われても仕方のなさそうな代物に思えた。剣の鞘の紋様を見詰めて、柄の宝玉をつるりと撫でれば、己の魔力で宝玉に光を宿らせる。明るいところでその光は、視認すら危ういのだが、魔力を見ることが出来るものなら、そう難しいものでもないだろう。時を経て、経る程に魔力に慣れた剣だとも思えるのも確かだ。他の剣では、同じ剣だとしてもこうはいかないだろう。あれこれと思考していたからか、顔は知らず知らずのうちに重い顔つきになっていて、そんな顔のまま、だった。己の名を呼ぶ知っているひとの声に、目を上げ、)…あ、ゾンド!、こんにちは。うぅん。私はいつも絶好調だよ。ちょっと、考えることがあっただけ。聞きたいことが、あったけど。人が多くて、見つからないんだ。(首を横にふるふる振って、反対に黒を呈する少年を仰ぎ見る。) 2009/05/06 (水) 15:42 ◆ ゾンド :(こえを掛ける前の、容態を危ぶんだ観察時のリオの行動のことであるが、魔力の感応どころか、流れの視認や把握すらできないものは、その剣の飾り石を撫でる仕草にもこれといった怪訝な顔はしなかった。自分の持ち物を愛でるというとりとめのない手つきに受け取り、自然のものでない光が宿ったことも当然の事として受け止める。少しだけ背を丸めて、大丈夫だと言い張る少女の顔色をじいっと見詰めた。確かに血色は健康的な範疇であるし、息も特段荒いわけではない。自分の思い過ごしだったと納得して、次には目の合ったひとの目的について再考する。)聞きたいこと。知り合いの誰か…とか、特定の職業の方を、探している?……確かに、この人出から目的の人物を探り当てるのは、そう簡単なことではないだろう。みな、真剣な顔をしているから、邪魔をするのも、気が引けてしまうし。 2009/05/06 (水) 15:54 ◆ リオ :(僅かに顔が近付いて、覗き込むように見詰められたら、子供は小首を傾げて灰青を瞬かせた。言うまでもなく体調など崩してはいなくて、病に強いひとはただただ不思議そうな面持ちだった。)でも、ここは聖堂だから。すぐに見つけられると思ったのに……司祭様は、どこにいるのだろうね、説法を聞くくらいなら、少し、邪魔をしてもいいかなあって、思ったんだ、(よいしょ、と年寄り染みた掛け声と共に立ち上がって、ゾンドと並んで立つように、一歩踏み出した。ちょうど10cmの差を見上げた後、何を思ったか子供は不意に手を上げて少年の頭の頂点で真横に沿わせ、身長を測る仕草。)…ゾンドって、以外と、背が高いよね。(案外失礼なことを呟くように漏らしていた。実のところ高いのだが、あまり変わらない気がしていたのは、何故だろう。) 2009/05/06 (水) 16:04 ◆ ゾンド :聖堂とは、そう呼ばれているけれど。この街の歴史に疎いから、いつからかは分からないが。説法に使われる場というよりも、勉学が主な場所になってしまっているようだから。それとも、街別のの位置に、そういった教会が別個に置かれているのかもしれない。(いつでも元気闊達なイメージがある少女がいつになく膝を抱えて険しい顔をしていたので、少々しつっこく身を案じ過ぎてしまったのかと、顔には出さないながら少なくない自省を抱いた。言う通り全く何ともない様子で威勢の掛け声も調子宜しく立ち上がったひとは、自身に並んでから頭頂部に手を添わせて、曖昧な対比量で高さの事を指摘する。考えたこともなかったが、正直口に出されるとなれば、それは意外極まる意見だ。)そう……でも、ないと、思うのだけれど。平均的な数字を知らないから、はっきりとは言えないが。我々が普段目にする方々は皆どれも、我々よりよほど高い上背を持っているから、高いという実感は全く持っていない。(顎の先に人差し指を触れて、よくよく考えてみるけれど。丁度10cmを物で言うと、伸ばした指先から手の中央までぐらいの長さくらいになる。少女の背の天辺は自分の目か頬の高さくらいなので、いつも見ていて特別彼女が低いとも思っていないのだが、見上げる側にとっては、これぐらいの背でも『高い』と思えてしまうのだろうか。) 2009/05/06 (水) 16:20 ◆ リオ :じゃあ、神様のことを聞いて、答えてくれる人は居ないのかな。ここは、水蛇さんを祀っているのか、蜘蛛さんを祀っているのか、それもよくわからないものね。この街の神様は、だれなのだろう。(うーん、と首を傾げながらくるくると視線を彷徨わせ、落ち着かない目の色のままで少年の頭に伸ばしていた手を下ろしてしまった。)私より背の高いひとは、高いひとだよ。確かに、皆おおきいけれど……小さいほうがいいよ。色々できるもの、……君は、此方に何をしにきたの?(両の手をマントの下で、後ろで組んだ姿勢で問うて、幾度か瞬きをした。正直聞かれるべきなのは己の方な気がしたが、未だ聞かれないから気付かない振りをしておいた。訓練なんて、司令官がいなくとも各自出来るような者だと信頼はしていたし、――サボりと言われたらそれまでなのだが。) 2009/05/06 (水) 16:29 ◆ ゾンド :それとも、街の人々の民間伝承として既に一般的すぎるから、改めての説法が必要ないのかも。今度時間のある時に、街の大人の人に聞いて見ようと思う。(隣の少女は忙しなく回転して内壁を見渡すが、こちらは如何にも鈍そうに、時計回りに一周回、じりじりと彫刻を見渡す。)水蛇が、蜘蛛がといった、一つの何かというよりも、湖で生活する生き物全てを祀っているのではないだろうか。彫刻を見たところ、一神教のような特別視よりも、皆どれもが平均的に神話に残されているようであるし。(落ち着きのない少女のそれは、浮かれているのか何なのか、目的を達せられなかった焦りだろうか。邪推にならないように気を付けながら、視線はカテドラルのあちこちを飛び、司祭の服に似た意匠を探している)高いとは、あなたから見ている視線のことだから、それを言われてしまうと、低いという言葉の使い道が少なくなってしまうのでは。小さい…のもそうだった。確かに小柄であれば、騎馬の兵士としては都合がいいのかも。体重が軽ければ、愛馬の負担もそれだけ減るのだし。(話し相手が訓練や事務を脱走して来た、というのは露ほども思っていない少年であった。少女が日々文官に小言を言われている日常なども此方には伝わって来てはいないし、代行とはいえ隊長職である。これもまた一つの信頼の形だった。)要塞の座学を済ませて来たから、実地で、何か為になる講義を聞ければ、と思ってここに来たのだけれど。なにか、予約などが必要なのかも知れない。横から盗み聞きするのも、悪いのではと思うし。 2009/05/06 (水) 16:43 ◆ リオ :それでは、私が聞きたかったことは、此方では聞けないのかもしれないな。神が生きているのか、死んでいるのか、聞きたかったのに。どうして人は神を信じて、祈るのか、私には理解出来ないって。言ったら、怒られるかなあ。(笑って金髪を揺らした子供の顔は、どちらかというと晴れやかである。前もそうだったが、見知らぬ人の多い場所で知人と一緒であることは、浮かれるに容易いことで、)確かにそうだけど。でも、他のひとのことは分からないな。ずっとこの目線で生きているもの。ルースも、私が小さくなかったら乗せないって言ってたよ。重いひとは運びたくないなんて、我侭だと思うけれど…北は、重いものを運ぶ仕事が増えるのに、(愚痴染みた言葉を続けて、おお、と少年に子供は感心する。要塞を抜け出してしまうのがそう少なくない子供だったから。)偉いね、ゾンドは。それなら、あちらで勉強に励んでいる一団が居たよ。こっそり紛れて話を聞いても、きっと怒らないよ。(無責任だった。確かに子供の指先が示した所では、辞典の如き書物を広げてなにやら口論しているらしい集団が居たけれど、) 2009/05/06 (水) 16:57 ◆ ゾンド :生きている状態と死んでいる状態の境界からはっきり区別しないと、その問題は解決しないのではないか。(むしろ無生物に属する一種だと考えている少年は、他の生き死にについてあまり頓着をしない。数字の5に既婚か未婚か問うぐらいの婉曲さで、神については別のアプローチを探っている。)社会を形成させるための、モラルの土台ではないのか。神を発見した時代ほどの昔は、法を徹底させるための共通の文化が無かったのだから、神に委任することで互いの約束を徹底させたのだと、思う。その余波が現在まで続いて、ある意味での安心を求める形が残っているのだと考えている。(口舌は長いが、結局のところ、精神的な何かには全く触れていない。少年にはひとの心を慮るという発想が根本から欠如しているのだから、信仰について社会学のそれでしか理解はできなかった。敬虔なものを求めても、平行線だろう。)大抵の種族は成長すれば背が高くなるけれど、成長して背が小さくなる種族は、どこかに居ないのだろうか。(朗らかで清廉な表情の少女の前でも、こちらは頓珍漢な言葉を吐いていた。長命種であり、実際長く生きている彼女と対比して、こちらは生後間もないと言って差し支えない存在だ。)…………討論は、学問にとって重要不可欠なものだけれど……。……もう少し、静かに学びたいと思うのは、今の時間のカテドラルでは、贅沢だろうか。(指し示された場所には、全くその通りに熱戦を繰り広げている学者(?)の一団があるのだが。口角泡を飛ばして目を引ん剥く老練の弁士達は、あまりお近づきにはなりたくない様相を呈している。) 2009/05/06 (水) 17:13 ◆ リオ :昔…神が見つけ出された、最初の日。雨を祈って、陽を祈っては、作物が無事育つのを、願った人たち。それが始まりで、間違いだったのだと思うよ、(隣を見ては、仰ぐような目付きになって子供は言った。それこそ、一度だけ――聖職者に聞いたことはあった。神は、居ない。そう言ったとき彼は、笑って、そうね、と頷いたから。あの顔を見てから、彼とは神の話はしなくなって、名も知らない聖職者を探していたのだけれど、どうにもそれはこの場では適わないらしい。最初の目標は子供の心中で破棄されてしまって、確かに、と頷きを返した。)夜は静かで人も少ないのに、昼は違う場所みたいだね…、皆神様なんて放ったらかしみたい。(言葉と共に周囲にまた視線をめぐらせた。そうしてから、子供は少し両手を持ち上げて見て、ちらりと見て、そう力強くもないけれど緩く祈るように突き合わせてみた。最後に目が行った、壁の彫刻に灰青を向けたまま。) 2009/05/06 (水) 17:28 ◆ ゾンド :問題があってなきものに対してなのだから、正解も間違いもないのでは。回答の用意されていない問いは、数学の問題に限れば証明はできるけれど、その他の領域であれば結局は『正答なし』で済まされてしまうのだし。(あまり行動に出ない少女のはしゃいだ雰囲気が、微量ながら淡くなった気がして、神妙な表情の分度が増したような感覚に囚われた。リオに向けられていた瞳は次こそ彫刻の正面へ移って)一度に二つ以上の物事を処理できる人間は、少ないから。礼拝は礼拝で、勉強は勉強でと限定しないと。どうしても二兎は追えないから。(隣で両手を独特の形にした少女の、その仕草の意義の真似をして、ぴんと伸ばした手の平を左右合わせて合掌の形にする。人が多くて危ないから目は閉じられないし、祈りの言葉も知らないから、黙礼だけがその場で続く。) 2009/05/06 (水) 17:38 ◆ リオ :正しい答えは、無いの。そうだよね。昔から、ずーっと、神様は居るってことになってるんだもの。神話だって、尊いものとして、残っていて…うぅん、やっぱり、分からない。(ふるふると諦めたように首を幾度か横に揺らして、考えることも放棄した。隣の人は幸いと言うべきか、神を愛して信仰している人ではないようだから、安堵して、溜息を吐く。)こんなに綺麗なところなのに、勉強や商売に一生懸命になるのだって、おかしな話だよ。(少年の言葉には同意して頷いたけれど、腑に落ちない顔だった。あわせた手に視線を落としはしたけれど、子供の瞳は伏せられなかった。呟く祈りや願いもなく、それは此方とて真似事でしかなかったから、その手を下ろすにそう時間は掛からなかった。) 2009/05/06 (水) 17:54 ◆ ゾンド :あのような彫刻とか、もっと時代が古ければ、壁画などが残されていればいいのだけれど、そういった写生も嫌う神々は多い。神がどこまで古くからあったか、それどころか人間がいつ生まれたのかすら、我々には分からないのだから。(信心深くもないものが手を下ろしたのは、隣人とさほど変わらない瞬間で。祈りを捧げた彫刻の宛てを再び見上げたけれども、神話の多くには不信心な異邦人に礼拝されて機嫌が斜めに傾いだか陰鬱さが増しているように見えて、少年を軍服で覆われて決して見えない背筋をひくりと震わせる。)綺麗だけれど、綺麗なだけでは永続できないから、自分を大切にしてくれている人々の分に報いる為に、場所を貸してくれているのでは。(その浮き彫りには既に、暗い影が目立ち始めていただけに過ぎないのだった。日が暮れようとしている。とっくに自分等のような背の低い子供の姿は消えていて、カテドラルは成年の集会場となりかけていた。)どうしよう。だんだん空が暗くなってきたように見える。そろそろ、戻るべきだろうか。 2009/05/06 (水) 18:06 ◆ リオ :神様も恥ずかしがりやさん。絵にされたり、像になって残る前に居ないことになってしまった神様も、たくさん居るね、きっと。人は、ずーっとずーっと昔から、居たよ。だからかな、人は神様になりたがるんだね。(物憂げな目をした人は再び手を後ろで組んでしまった。隣の少年と同じく、その目は壁の彫刻の凹凸に沿うように、視線を彷徨わせていて、)うん。…感謝しないといけないね、(少年の言葉に声を上げて、目にはみるみる焦燥が露になって、きょろきょろとまた落ち着かなくなった。予定よりも、長居しすぎてしまったかもしれない。)…やばいな。うん、ゾンドありがとう!帰ろ、(何より騎馬の文官が腹を立てていても仕方がなさそうな時間だ。子供はゾンドの手を無遠慮に取って、駆け出してしまった。――当初、走ってはらないと思っていたのに、今の子供にその配慮は消え失せてしまったようだ。) 2009/05/06 (水) 18:20 リオ【退室】 (2009/05/06 (水) 18:20) ◆ ゾンド :裸の神様や、薄着の神様も居るのだからか。後世の立派な衣装を纏った人々を見れば気恥ずかしくなってしまい、自分の像を作るのを嫌がるという気持ちは、ありえるような気がする。(ころころと頻繁に面持ちを替える少女が、また焦燥感に包まれ始めたとあれば、何か看過し難い出来事が彼女の身に控えているという事だ。抵抗するつもりも長居するつもりも元よりなく、リオの手に引っ張られるようにしてカテドラルを後にする。駆けずって行く二人の子供の姿に聖堂の人々はくすくす笑いで見送り、配置に付き始めた警備隊は半笑いで一声怒鳴って、それっきりだった。) 2009/05/06 (水) 18:27 ゾンド【退室】 (2009/05/06 (水) 18:27) HIGHLAND FORTRESS 峠の要塞(閉鎖しました) http://h-f.sakura.ne.jp/kariken/index.html BACTERISM MATRIX http://bacterism.matrix.jp/ PCキャラページ http://tryx-quad.sakura.ne.jp/zond.html