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【DT−04:垂直坑道】レインボウ撃破 No.405(親記事)

DATE : 2006年06月24日(19:28)
NAME : ゾンド
-----------------------
・ユーリ
・判定数式:直接攻撃
{(10+7)×0.6}
=10.2
敵識別:バーニング・レインボウに11ダメージ
-----------------------
・アル
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+5)×1.5}+5
=27.5
敵識別:バーニング・レインボウに28ダメージ
-----------------------
・ルーイ
・判定数式:直接攻撃
{(9+2)×0.5}
=5.5
敵識別:バーニング・レインボウに6ダメージ
-----------------------
・クライド
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+7)×0.7
=11.9
敵識別:バーニング・レインボウに12ダメージ
-----------------------

集計
バーニング・レインボウへ228ダメージ 撃破!


蝶の羽化も間もなく、まだ据わってもいなかった頭部は、
最早原型が何であったのか解らない状態にまで変形し、
頸部からもぎ取られて中空に飛んでいった。
首の残骸は遥か上方の側壁面に激突し、くぐもった音を立てて砕け、四散する。

残されたほぼ無傷の躯体は、失った首の根元から、内部に格納されていた
プラズマの奔流が枷を失って流出。体全体が炎上を始める。
半ば乾いていた鱗粉を火の粉の如く宙に撒き散らし、蝶は一つの火達磨へとまた姿を変えた。
やがて、足場となっている直下の岩盤自体をその高温で以って溶かし続け、
遂に火球は地盤を貫通。巨蟲はその名の通り鱗粉を七色に燃焼させつつ、
地底の奥深くへ墜落していった。

一瞬間を置いて、闇の底が眩いばかりの光を放つ。
直後、坑道全体が震える程の衝撃が彼等を襲った。

レインボウの爆発に伴う超高熱が、
DT-04最下層に溜まっていた水を蒸気として噴き上げたのである。
その強烈な上昇気流の塊は昇降機の落下スピードをほぼゼロにまで軽減する。

更に安全装置である四重五重に施されたワイヤーネットが衝撃を受け止め、
凄まじい水煙を巻き上げつつ地底湖に着水した。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.406(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月24日(19:29)
NAME : ゾンド
DT−04とは、かつてバージェス首都生活圏の中枢を成し、
人々に産業を提供していた一大社会構造の成れの果てである。

都市に供給すべき生活用水を鉄鉱山地下から汲み上げ、
地上に送り出していた上水機構も、ここが“死の罠”と化した今や、稼動してはいない。
そして行き場を失った地下水は最下層に蓄積し、
死んだ大地の胎内で巨大な地底湖を形成していた。
坑道内から剥離、流れ出した蛍光物質が地底湖に沈殿し、湖底から淡い光が放たれている。

昇降機はどの様な構造になっているのか、大穴が開いた今も湖面に浮力を保っていた。
周囲これまた巨大なマルエージング鋼製の壁が二方向を覆い、
一方向へは大きく開け放たれた地底湖の奥が薄暗く明滅している。
そこは余りにも広大な空間だった。竜騎士が暫く飛行してすら天井はまだ遠い。

残された最後の方面。湖畔には昇降機の丁度半分程か、80m×40mの長方形を象る、
これも隔壁と同じ材質の金属製かと思われる、何も無い広場が存在する。
壁面には高さ2m×横5mの大きさの横にスライドする扉が設けられており、
見た目人間にはとても開けられそうにない隔壁のような扉だが、
下部に永久磁石の反発力を用いた負荷軽減構造によって弱い力でも簡単に開くだろう。

扉の内部もまた広い。かつてこの施設の作業人員の憩いとなっていた名残か、
安全な蒸留水。調理加工され、缶詰の様な密閉容器に封入されていたパンらしき保存食。
同じく缶詰にされ、最奥部のコンテナ内に低温で保存されている塩漬けの野菜類や肉類。
大量の酒類や砂糖どころか、茶葉や煙草まで手付かずで残っている。
それだけで部隊が数日は持ちそうな物資が揃っていた。
木製の清潔なテーブルや椅子、寝台に毛布、医療品等も完備してあった。
外気の交換ができない今は、換気に気を付けるだけでそこに居住すらできるだろう。

同様に、奥のコンテナ内には坑道建設の際に使われる資材が置かれている。
多種多様なサイズの材木や螺子、金属プレート、洗浄用の薬品等である。
元々武具に使われる材料ではないものの、十分補修に流用できる量、質が揃っている。

【DT−04最下層:補給ポイント】現有ハイランド軍戦力 No.407(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月24日(19:29)
NAME : ゾンド
▼前衛ユニット
・ディー 21/22 MW12 SW2
・シィア 17/20 MW6 SW1
・シグルド 20/20 MW5 SW1
・ヴィッツ 25/25 MW6 SW3
・エンガ 20/20 MW8 SW2
・ジュート 20/20 MW7 SW4
・ソル 25/25 MW19
・クロム 25/25 MW29
・レイ 23/25 MW16
・レギ 20/20 MW6 SW2
・レイジ 21/21 MW13 SW4
New!
・エル 20/20 MW5 SW2
New!
・ビッツ 20/20 MW10 SW3
New!
・カル 23/23 MW10 SW3
New!
・ユーリ 22/22 MW8 SW1
New!
・ルーイ 23/23 MW11 SW10

▼後衛ユニット
・セオ 23/23 MW14
・アル 19/19 MW7 SW3
・クライド 19/19 MW15
・セレス 17/21 MW3

▼非戦闘ユニット
・リゼ アルケミスト
・ゾンド 多目的運用
・ティア 慰安兵
・ポット 非戦闘員護衛兼雑用
・バード 生活管理官
・ニーア 文官
・ブリギット 軍医

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.408(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月25日(03:09)
NAME : クライド
「くッ……!!」

自分たちの攻撃に明らかにダメージを食らい、地盤を落下する敵。
それに歓喜の声をあげる間もなく――衝撃と、閃光に襲われた。
もともと状況把握を目に頼る傾向があるので、視界が眩むのは心に小さな動揺を生む。
その間も、ミネルヴァはバランスを保ったまま、振り落とされることなどなかった。竜は、重力を操れるのではないのか、とすら思う。

――しばらく状況が落ち着くのを待ち、着水した湖と、その周りを見渡す。
その静けさが、逆に落ち着かなかった。
水に浮く地盤の上の仲間たちに、大した負傷がなさそうなのを見てとる。
それから、復活した視界で、入り口らしきものを発見した。
何が起こるかわからず、なるべく響かない声で言う。

「余力のあるのー。偵察、行こうぜ」

その傍の岸へと、竜を寄せ、飛び降りた。
見た目より簡単に開いた扉に、ボウを構えながら入って行き……。
しばらくすれば、とりあえず異常ナシ、補給地点発見、との報告をするだろうか。
その後に。へらっと笑って言うか。

「みんな、お疲れっす!」

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.409(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月25日(23:26)
NAME : エル
倒した。
そう知覚した途端にそれは崩れて・・残骸は宙に舞う。
ぐっ、と手綱を引き、一時離脱。相手の死体に巻き込まれては、たまらない。
そして続いた閃光。
戦闘の所為で豪く冷静になっている頭で状況を判断し、命令を思考した。

「エリーリェ、任せた!」

自分の指示での回避は無理。そう叫ぶ。
応えた竜は光の中、すいすいと飛びまわり全ての障害物を避け、未だ降下する地面を追う。
まるで踊るようであったが、それを観た者はいないだろう。ライトが眩しすぎるから。
・・・そして、自然に減速した。
どうにか湖へと足場が落ち着けば、久しぶりに垂直降下ではない形になれた。
緩く旋回し、見渡して・・・負傷者はいないことに安堵する。

「・・・・・・高い。」

続いて見上げ、呟く。
これは上まで行くのは大変そうだ。全員無事に上にあげれるといいけれど。
考えながら竜を降り、「休んでていいよ。」と告げる。
偵察は遅れたため、後から覗き込むだけだった。
先輩の声に、敵がいないらしいことを知ってやっと張り詰めていたものをとくことができた。
・・・とりあえず、休息・・・できるだろうか?

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.410(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月26日(00:44)
NAME : アル
七色の蝶がその頭を吹飛ばされた。
弓越しに伝わる手ごたえに、勝ちを確信する。
安堵して勝利の一服にしゃれ込んだのも束の間、まばゆい閃光、衝撃、着水、水煙。

……全てが終わったとき、口元の煙草は完全に湿気っていた。


「……ツイてねぇ」

ぼやいた後、あたりを見渡して一通り驚いて。
しかし、あまりの急展開にさすがに疲労を感じたか、クライドには同行せずにその場で警戒に徹する事にした。
あぁ、どこか休めるところはないもんか。
せめて、ゆっくり一服できる場所は……


『みんな、お疲れっす!』

…あったらしい。
明るい声の意味するところに、こちらもにまぁと微笑んだ。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.411(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月26日(10:44)
NAME : ヴィッツ
「おー…ッ?」

蝶の頭が戦闘の過程で吹っ飛んでいったのを見てはよく分からない悲鳴を上げ、その後の一連の世紀末的な現象に完全に息を呑んでその場から退った。
それから、何度かの震動、水、水。
何となく全身霧のような水分にまみれて濡れながら、最初に出たのは気の抜けた意味のない言葉だった。
そしてもし前後の事がなければ『面白い』といえただろうDT−04の最下層をひたすら見上げた後、一人竜騎士がどこかへ行って帰ってきたのを見て、

「おつー、クー兄。……なんかあれな感じですけども、休めそうなとこあったっつーことかね、これ一応…」

声をかけた先に声を届ける気はあるのか、独り言のように言った。その後、ぐるりと周囲の人々を見渡して、

「皆ー!!とりあえず今のうちにさくっと点呼とメンテしちまおう!
 俺から一番でッ。リゼっちゃんに用あるやつは点呼と一緒にゆってー!後衛と竜騎士は特にね!センセに用あるのもそうなーッ。
 リゼっちゃんとセンセ以外の非戦闘要員は点呼とったら――あー、ティア飲み水とりあえず皆にッ!バードさんは竜見たげて!」

高い天井に響きそうな声で大きく言う。びしっと手を上げてとりあえず目立つようにしながら引き続き叫ぶのは、

「ニーア兄さんは点呼とったら休憩終わった戦闘員連れてちょっと周り見てきてほしいさー。そんでポーちゃんとゾンちゃんは――ちゃんは――…ニーア兄さんと一緒に行くのとやせ我慢してるやついないか抜き打ちテストしたってーッ」

だった。あんまり思いつかないらしい。蝶の襲来を切り抜けて何だか一休みといきたい所だが、逆に逃げ場のないやたらと得体の知れない場所に落ちてしまったという微妙な焦りがあった。瞬間でもいいから休息と仲間の無事と状態を確認して、多分まだあるこの先の危急に備えたかった。

「うぃ点呼ーッ!俺1!!
 微妙にリゼっちゃん希望ーッ!」

…やたら叫ぶ姿から、歳に合わないあれな焦りを感じられる者はほとんどいないだろうけども。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.412(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月26日(20:10)
NAME : ビッツ
「こりゃ面白いや。ちょっとしたアトラクションだな」

巨虫に一撃を加えてすかさず間合いを離せば、間を分かたず畳み掛ける仲間たちの攻撃が巨虫に突き刺さり……
それは落ちた。
炎を上げて落下する巨大なシルエット、次いで突然消失した浮遊感――
それは確かに、状況さえ違えば超一級のショーではあっただろう。
しかしそれをそう受け止めた人間が彼以外にここにいるかどうかは定かでなく。
浮遊感が消えて足が地に付けば、その場に座って落下が止まるのを笑いながら待つ男であった。

補給地点発見の報を聞けば、てくてくとそちらに向かって他の面々と合流。
そこかしこから飛んでくる声を聞き分けて、にょきりと手をあげる。

「残念ながら、2ーッ。ってもまァ、休憩は他が先にやってくれ」

水は要らんから他に回してくれ、とさらに言葉繋いで、男はまたてくてくと歩き出した。
どうやら偵察に向かうつもりのようだ。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.413(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月26日(22:24)
NAME : シグルド
「ヒモトの思想だったか?『死すれば皆ホトケ』というのは・・・」

ホトケ、というのは人を救う神の一種だと聞いたことがあった。
皮肉にもハンバーグメイカーという名だった生物の死によって地盤が減速し、一人の死傷者もなく最下層に到達した。
噴き出した蒸気によってバケツの湯を被ったような状態でようやく地に足をつき・・・いつもより遥かに遠い空を見上げる。

「一体こんな空間、どうやって造ったんだろうな・・・」

純粋な疑問ひとつ。どうやら科学というものは魔法と同等に推し量り難いもののようだ。

先行したクライドが補給地点を発見したらしい。

現在の総大将であるヴィッツの指示を聞きつつ、己の武器を見た。
サラマンダーはまだまだ元気そうだが、このままでは槍の方が先にガタが来るだろう。修理が必要だった。

『うぃ点呼ーッ!俺1!!』
『残念ながら、2ーッ。ってもまァ、休憩は他が先にやってくれ』

「では私が3だ。リゼ、武器の修理を頼んでもいいか?」

そして偵察に向かう何人かを見れば、武器が修理されるであろう自分は留まるべきだ・・・と判断。コンテナに目を向ける。

「さてと・・・お手軽で皆に精のつきそうな料理か・・・何がいいだろうな?」

どこから取り出したのか、ピンクのエプロンを既に装着済みだった。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.416(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月26日(23:06)
NAME : セレス
敵の撃破、それの屍骸による衝撃、目映い光。
全部が終われば、安定した足元が待っていた。
身動きがとれず出したままだった剣を鞘に納め、一息つく。
なんともいえない足元の感覚から開放され、普通の状態に戻って単純に安心した。
地面は安定しているのが一番だと思う。本当に。
立ち上がると少しだけ世界が揺れ、身体が傾ぐ。
基本属性で無い魔法の追加詠唱や連続使用はなかなかに堪えた。
あの状況でいた酔いみたいなものもあるだろうけれど。

「非戦闘員、無事か・・・?」

振り返って、問う。
まぁどうやら無事なようだ。
際に居た自分たち、水は派手に被った感じがするが。

「―――じゃあ、4。問題ないから、手が空いたらで良い。」

軽く手を上げ点呼に応答。
自己判断・・と言う名の素人判断を下してそんな風に言いながら、探索に加わろうと文官の元へ向う。
『抜き打ちテスト』、通るかどうか微妙な感じ。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.417(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月27日(06:18)
NAME : ブリギット
派手な戦闘と派手な戦闘終了。こういうのを見ているたびに思う。己が詩人でない事に対して残念だ、と。そして、どうやら補給ポイントの様子。くるり、肩を回してから己もまた声を上げる。

「いつもと一緒。怪我や疲労は自己申告。コッチから一人一人診察はしないからね。」

コッチから言ってもいらない、といわれればそれまで。無理やりも出来なくもないが・・・押し売りは好きじゃない。
本人が大丈夫と言うのならば大丈夫なのだろう・・・その選択が如何なる結果を導いても。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.418(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月27日(09:00)
NAME : シィア
撃破、そして下から眩い光と轟音。
しかし、それと同時に浮遊感がなくなればあれ?という顔をして。

「皆無事…なのかな?
 えーと、5ー。」

後ろの方に居たので一際水を被った姿で番号を言うと、インターバルが入った様子。
それを察すると、すぐにブリギットの所へ歩いていった。

「先生ー、ちょっと疲れちゃったんだけど…」

お願いしまーす、と正面から声をかけた。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.419(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月27日(21:10)
NAME : ポット
『ポットさん。その岩より私のほうが重いし冷たいですから、どうぞこちらへ掴まって――ああ…ええと〜、私の背の上からでも、家来たちの戦いぶりを観戦してはいかがですか〜?』

ここは素直に従っておくことにする。腕が限界だった。

「す、すまんなイグナツィ―――・・・!」

岩を放してバードの元に行くどころかその言葉まで最後まで言えなかった。
理由は爆発によって捕まっていた岩が一気に崩れ去ったため、降下速度についていけず体が浮き上がったため、そのすぐ後に地盤が減速してそのまま重力に引かれて頭をしこたま地盤にぶつけたため。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

苦しんでいた所、頭から水を引っかぶってなんとも酷い有様になる。
将来の魔王を自称する割にはあまりにも惨めなその姿。


その後、補給地点を見つけたという話・・・痛みに出た涙を隠しつつ、ずるずると体を引きずるようにして着いていけば総大将から指令が飛ぶ。

『そんでポーちゃんとゾンちゃんは――ちゃんは――…ニーア兄さんと一緒に行くのとやせ我慢してるやついないか抜き打ちテストしたってーッ』

本当はやせ我慢をしているのは自分だったが、来た以上はしっかり仕事をしなければ何をしにきたのか分からない。

そこで、目に映るのはふらついた魔術師の姿。自己申告はしなかったようだが―――。
そのまま、その魔術師・・・確か同部隊のセレスだったか・・・に近寄りじろじろと眺めた後、軽く彼の胸の中心を人差し指で突いてみる。
思った通り、消耗した魔力が肉体的に疲労を起こしていた。指先に感知された魔力の量が著しく少ない。

「おまえ、大分消耗しているな。別に誰が死のうと構わんがこんな予測不可能な場所で戦闘員に欠けられるのは困る。治療を受けてもらうぞ」

一方的にそう喋った後、軍医の下に向かう。

「ブリギット、あいつが大分疲労している。診察してやるがいい。あ、別にこれは気遣いとかそういうのじゃないからな!勘違いするなよ!」

付け足す言葉を忘れずに。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.420(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月27日(22:41)
NAME : セレス

『お前、大分消耗しているな。別に誰が死のうと構わんがこんな予測不可能な場所で戦闘員に欠けられるのは困る。治療を受けてもらうぞ』

触診、というのだろうか。
歩み寄って身に触れ、そう告げた子供。
少し触れただけで相手の魔力の残量に気付けるということは、本人も結構なものなのだろう。
普段の仕事がなんなのかは知らないが、重宝される人材だと思う。
基本的に、味方の忠告には従え。とよく言われる。
自分で判断するより正確だったりするから。と。

「どうも。確かに貴方たちの盾は多いほうがいいな。―――お願いする。」

行ってこい。と言う相手には素直に答え軽く微笑み、
彼も向った軍医には声をかけ歩み寄る。
点呼で5と言った少女がいるのが見え、魔法使いだけで怪我人はないみたいだな。と思いながら。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.421(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月28日(21:11)
NAME : リゼ
戦闘中、体重が軽い部類の自分は動き回ることなど到底出来ず、ずっとバードにしがみ付いていた。
そのお陰で、どうにかこうにか、落下の衝撃にも耐えることが出来、さらにこちらに寄ろうとするポットに手を伸ばしたが……間に合わなかった様子。

『〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!』

「ポー君、だ、大丈夫ですかぁ〜…?」

頭を押さえる彼に近づく前に、上から水が振ってくる。自分も半分濡れた…。
何故か冷たくて心地よいバードの傍から離れ、ポットの頭をさすってやる。
その内聞こえてくる声と、補給地点発見の報に、ようやく自分のエンジンが掛かってきた。

「たいしたことなさそうですが、痛むようなら、我慢しちゃいけませんよ? あ、バードさん。ありがとうございました。助かりました」

にこ、と笑って、二人の傍を離れ、騒がしく指示を回すヴィッツの方へと。

『うぃ点呼ーッ!俺1!!
 微妙にリゼっちゃん希望ーッ!』
『では私が3だ。リゼ、武器の修理を頼んでもいいか?』

「はいっ! 希望されました〜。武器、お預かりしますよ」

ひらひらと片手を上に上げてアピールしながら、彼女らの元へと辿り着き、武器を預かろうと。
二人分ぐらいなら、何とか一遍に持てるだろうか。突撃槍のサラマンダーには多少わたわたするだろうか。エプロンは慣れました。
――補給地点という、自分の仕事場の空気に振れ、ふらつく足も強張った表情もどこかに飛んでしまったようだ。

「えっと、余力的にあとお一人だけ武器、直せます。基本、自己申告でお願いしますっ」

そう周りに声を掛けたら、しっかり自分の仕事スペースを確保し、資材を確認次第、作業に入るだろう。
補給、自分の場合、それは仕事の後だが、ティアが近くを通りかかれば、水を一杯頼む。
今は仕事に意識がいっているとは言え、見慣れない凄惨なものを目にした後で。……さすがに、食欲は沸かなかった。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.422(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月28日(22:08)
NAME : レギ
息絶えた怪物の頭部が上空に飛んでいくのを見送り、
残った本体の方が燃え上がり始めたのを感じ、慌てて飛び降りた。
実際爆炎に巻き込まれずに無傷で入れたのは幸運だったろう。衝撃を四つん這いになって耐えながら、額を流れる脂汗を拭いながら思った。まだ消し炭になるつもりはない。


隊長の点呼の声を聞きながら、ふと自分の武器を眺めてみる。
・・・少々傷んだか。まぁ、あれだけ無茶苦茶な使い方を続けていれば無理もない。
自分の乱暴な使用に付き合ってくれているのだから感謝するべきなのだろう。

「6、レギアント・フレイ。目立った負傷はありません」

点呼に声を上げて答える。かすり傷などはあるかもしれないが、先頭に支障があるレベルではないので診てもらう必要はないだろう。
むしろ、今は武器の方が問題だ。

「リゼ、俺も一応武器を診てくれるか?
 あんまり無理して倒れるなよー?」

作業に入っているアルケミストの少女に声を掛け、武器を預ければ予備のナイフに軽く手をかけて、警備をかねて周囲の調査に歩いていく。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.423(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月29日(01:04)
NAME : ゾンド
DT−04最下層にて人間が徒歩で行動できる範囲はそう広くはない。
水上にある大穴の開いたままの昇降機及び、
補給ポイントの広場を足した120m×80m程の立地と、屋内倉庫だけだ。

しかし広場正面の向こうには、この付近の足場など
比較にならぬ程広大な地底湖がその存在を示している。
辺りは薄暗く、淡く光を放つ湖底だけが照明だった。

何やらゾンドが腕部を切り離して湖面に落としている。

----------------------------------------------
アルケミスト リゼによる行動結果

ヴィッツ MW6  → MW 9
シグルド MW5  → MW 10
レギ MW6  → MW10

以上3名の主武器が完全状態に戻りました。
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軍医 ブリギットによる行動

シィア
セレス

何らかの医療行動を行えば以上2名の体力が回復します。
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【DT−04最下層:補給ポイント】 No.424(No.405への返信記事)

DATE : 2006年06月30日(18:08)
NAME : ジュート
どうにも、上手く動けなかった。
速さを武器にするスタイル故に、体重は軽い。
動きが鈍り攻撃に参加できなかった。
しかし敵は他の隊員の手により撃破された。
坑道に伝わる振動を地面に手をつきこらえ、落下が止まれば軽く息をつく。

「7。ジュート・バーメイル…無事です」

点呼の声に力なく答え。
勿論負傷しているわけではない。
自分の力不足を憂いつつ、周りを見渡した。
濡れた身体に周りの空気は冷たく感じる。が、特に気にしてはいないようだ。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.425(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月01日(08:26)
NAME : ブリギット
『先生ー、ちょっと疲れちゃったんだけど…』

『ブリギット、あいつが大分疲労している。診察してやるがいい。あ、別にこれは気遣いとかそういうのじゃないからな!勘違いするなよ!』

『どうも。確かに貴方たちの盾は多いほうがいいな。―――お願いする。』

自分に向けられた幾つかの言葉、その内治療、とやってきた二人。軽く二人に視線を走らせる程度で状況を掴めば

「ん、術士が二人、ね。怪我はなし。でも消耗があり・・・セレスはちょっと酷いわね」

そう告げつつ、自分が携帯している鞄から小瓶を二つ取り出す。

「この前シィアが使ったのより、ちょっと強くてマジックハーブをメインに使ってるヤツ。体力回復効果は低いけど、魔力回復効果は折り紙付きよ。」

それらを二人に渡してから、先ずシィア、そしてセレス、と肩を揉む。

「やっぱり、凝ってるわねぇ・・・・でも大丈夫。大した怪我人は一度も出てはいないし、このまま押し切れるわ。」

士気高揚は隊長の仕事。ただ、その効果が常に最大に発揮されるように精神安定を図るのもまた、自分の仕事なのだ。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.426(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月02日(06:31)
NAME : ゾンド
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軍医 ブリギットによる行動結果

シィア 17→20
セレス 17→21

以上2名の体力が全快しました。
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【DT−04最下層:補給ポイント】 No.427(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月02日(06:31)
NAME : ゾンド
湖面に放った両腕が戻って来たので身を屈めて回収し、空洞の奥を眺めた。
翻してヴィッツとシグルド両隊長の方へ向き直ると、淡々と言葉を告げる。

「とりあえず、食事が摂れるだけの精神力がある人は軽いものだけでも補給を推奨する。
竜騎士隊長、エプロンは清潔?まず手を蒸留水で洗浄してから料理を。
屋内での火を使った加熱調理は避けるべき、
外でやるとしても鍋も竈も無い様だけれど、
建築資材の鉄板を組み合わせれば。燃料は材木がある。」

言葉少なに要件を述べると、すぐさま倉庫を兼ねた休憩所の中へと入って行く。
全く手付かずのまま備蓄されていた物資を、生肉を避け、
野菜の漬物とパンを始めとする食料と真水だけを選別して、
ゾンドの体の半分はあろうかという大きさのコンテナに投入した。

まずは隊員使用量の半分を目安に積み込んで持って行こうとしたが、

―――どうにも重量過多だ。いくら引っ張ってもコンテナが重くて動きやしない。
そして、開けっ放しにしてある扉の向こう側に居る筈の、戦闘要員達へ瞳を向けた。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.428(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月02日(19:54)
NAME : ディー
敵の沈黙を確認し、勝利を確信した――次の瞬間、すさまじい閃光に、「敗北」した。完全に視界を奪われた状態で衝撃、吹き上がる蒸気に疑問を抱く間もなく、突然落下を止めた「床」に、慣性の法則にしたがって叩きつけられる。まともな受身もとれず、鈍い痛みに耐えながら聴覚に神経を集中させる。
この場所は安全らしい。点呼の声が続くのを次いで、手だけを上に挙げる。

「…8……無事だ…」

濡れた顔を、こちらも濡れた手で拭うと、抜き身の刀は握ったまま、仰向けに寝転んでじっと動かなくなる。
光に焼かれ、視界はゼロ。目が慣れるまでそうしているつもりだった。誰かが通りがかれば、水か酒を頼もうか。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.429(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月02日(20:27)
NAME : バード
「まあ、ポットさん、だ、大丈夫ですか…」

光と衝撃のあと、彼の小さな体に起きた惨劇に目を覆う。リゼといっしょになって汚れた頬を拭ってやる。
そして、それぞれの仕事に向かう二人を見送ってから、待機の隊長の指示に、はーいと笑顔で返事を返す。ついでに点呼も引継いだ。

「わたくしで9です〜。
 あ、…皆さん、ちょっと待っていてくださいね。水と食料を持ってきますから〜」

話しかけたのは、竜たちにだ。倉庫へと歩いていくと、大きなコンテナを押している少年――の形をした何か――を発見して声をかける。

「貴方…先ほど水を調べていらっしゃった方ですね?ここの地下水を、みなさん…あの、竜の体を洗おうと思うのですけれど、わたくし、鉱毒には耐性があるので、判断が付きかねて…。人間に問題ないのなら、使えるのですが…そこらへん、おわかりになりました?」

笑顔で言いながら、コンテナに更なる水と腐っていない生肉――竜のためのものだ――を追加し、一緒になって引っ張り始めた。ギターよりも重いものはもてないと言うわりに、力持ちの非戦闘員。歩みは遅いが、それはずるずると動き始める。

「お、重いですね…。ど、どなたか!手を貸してください〜!!」

情けない大声を上げながら、コンテナを連れてゆっくりと前進する。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.430(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月02日(21:01)
NAME : ティア
水を被った髪や服を絞って、よろよろと、事が終わってから人の影の届くところへと歩き出す。何となく、水の側にいたくないと思ったから。
やる事は、と辺りを見渡して丁度、

『――あー、ティア飲み水とりあえず皆にッ!――…』

叫び通しの隊長の指示の中に、自分の名前があったのを聞いた。その後も、隊長は忙しそうに指示を続けていたので返事は特に返さずに、数人が出入りしている倉庫へ。
言われた水の配給を、途中で捕まったり勝手に人の側に置いていったりしながら、

「…誰か、あれ、手伝ってあげて…」

何を運んでいるのかは分らないが、亀の歩みのコンテナを指差し、適当に側にいる戦闘員へと話かける。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.431(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月02日(22:10)
NAME : レギ
「異常なし、か・・・」

しばらく歩いていたが、特に危険なものが近くにあるわけでもなさそうだ。腰に手を当てて、ふぅ、と小さく息をつく。

『お、重いですね…。ど、どなたか!手を貸してください〜!!』

そんな事をしていたら、倉庫の方からなにやら声が上がった。
何かと思って急いで駆けつけたところ、コンテナを引っ張っている二人の人影があった。なるほど、小さくうなずいて

「こいつを運べばいいんだな?中は・・・食料か何かか?
 んじゃ、動かすとしますか・・・」

言って、コンテナの後ろに回りこみ

「ぬおりゃ・・・・!」

思い切り押し始める。さて、動かせるだろうか。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.432(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月02日(23:27)
NAME : エル

『…誰か、あれ、手伝ってあげて…』

ちょっと、呆けていたかもしれない。戦闘の反動か。
そんな時に聞えた声に慌てて答えた。

「あっ、はい。今行きますー・・っと・・?」

答えて見遣った時には、何故か自分の騎竜がそちらへ歩み寄っていた。
きゅー。と高く鳴いて、あまり疲れた様子の無い彼女はコンテナの周りの人間に「手伝う?」と訊ねている。
いつも世話になっているバードの声が聞えて、来たらしい。
とりあえずは窺っているが・・人手が足りなさそうだったら押しに回るだろう。

「僕も手伝いますよ。多分、何とか――・・・・」

言いながら、後ろの方に手を引っ掛けて引っ張る・・・意外な重さに「動け・・」とちょっと念じてみたり。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.433(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月03日(03:28)
NAME : ゾンド
このコンテナ、積載荷物が許容重量範囲内であり、
なおかつ床に埋め込まれた規定のレールの上で移動させるだけであれば、
箱の底にくっついている永久磁石の反発力によって、
床から3mmほど空中に浮いた状態で楽に動かす事ができる。

しかしそんな取り扱い説明などどこにも書いてはいないし、
運用の仕方を知っている人間もこの場には居ない。

ともあれ大人3人+竜+アルファの混成メンバーで押したり引っ張ったりしている内に、
どうにかこうにか広場の中央付近に持って来る事に成功した。(7割はエリーのお陰であろう)

鉄製の蓋を取り、コンテナの内容物である蒸留水や酒、油の入ったボトルや、
低温で保存されていたポテトやトウモロコシ、タマネギ、アスパラガス、キャベツ、パイナップル
調味料やバターだのチーズだのヨーグルトだの、
コンテナからはなにやらかにやらが出るわ出るわの様相を呈している。
その他の各種肉類の入った缶詰を取り出してそこらに並べて、
最後に空になったコンテナの改修作業に入る。
正六面体をした鉄箱の側面片側を固定していた螺子を外し、
再度箱の上に蓋を乗せ、やや大型で不格好ではあるが、
なんとかまともに使い物にはなりそうな即席竈が完成した。

燃料には元々建築資材の余剰物資である木っ端が格納庫にて大量に存在していた。
着火材は適当に置いてあったボロ布や紙屑を利用する。
肝心の火種であるが、ゾンドが自身の左手の小指を、
「ぽき」と乾いた音を響かせ、折って竈にくべる。
欠片は粉末状に崩れ、瞬く間に煌々とした炎が紙片を燃やしていった。
――表面積が広く、燃焼し易い粉流体は、
空気中の酸素と結びついて常温でも容易に燃えるのである。

鉄板に手慣れた様子で薄く油を引きながら、バードの質問に応じる。

「鉱水に含有されている事の多い有毒物として、酸化銅、水銀等が挙げられるが、
この地底湖の成分には危険値に達する物質は検出されなかった。
他に観測された地下水以外の不純物としては、
先程撃破した大型生物の炭化破片が水中に極微量存在する。
毒性としてはこれも無視できるレベルの値。
しかし、ここでは我々にとって未知の毒性を持つ物質の存在も予想できる、
その状況が万が一発生した場合、自主的に回避、もしくは予防する事は極めて困難。
人間が発明した表現を用いるなら、『運が悪かった』との説明が適当。」

短く切ったトウモロコシを熱した鉄板に乗せると、
水の蒸発する音と共に、香ばしい匂いが周囲に広がる。

「よって、ベストの水質とは保証できないが。竜の生命力なら問題は無い筈。」

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.435(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月03日(11:42)
NAME : ルーイ
漸くコンテナが動き中身を出してみれば出てくるわ出てくるわ、水どころか酒まで入っていた。
その量の少々驚きながらもちゃっかりと酒瓶を一つ手に取ると早速封をあけて中身を喉へと流し込んでいく。
「ぁ・・・点呼、俺10ってコトで。外傷及び体調不良等なし。」
とりあえずそんな言葉紡げば再び酒をあおった。

そしてトウモロコシの香ばしい匂いが鼻腔を擽り
胃まで揺さぶった為、あまり気にしていなかった空腹を思い出し、ぐーぐー音を立てる腹部をさすった。
「腹減ったー。飯〜〜〜。」
トウモロコシの匂いにつられふらふらとそちらへ近寄っていけば仰向けに寝転んだディーを発見した。
「おい、大丈夫か?ディアヴォル。」
ディアヴォルの肩の辺りをトントンと軽く叩きながら
問いかけた。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.436(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月04日(00:46)
NAME : クライド
先に一通り見回りながら、ちゃっかり清潔な布を二枚ほど失敬して、顔や服を拭いていた。先ほど付着した大型生物の体液が付いたままでは、あまり気分はよくないので。
歩きながらそれをしつつ、余計な装備を外して、ミネルヴァの近くへと歩く。
同じく汚れている彼女の体を拭きながら、他人にはわからないだろうが、戦闘の興奮を残している彼女を、黒灰色の鱗を摩って宥めた。
近くにヴィッツの姿を発見したので、遅ばせながら、

「うぃー。11…か? クライド・ウォールウィンド、無事です」

片手を挙げて声を掛けた。
ミネルヴァが落ち着いたのを見て取ると、コンテナを運び終えたバードに「よろしく頼む」と声を掛け、適当なところを見つけて座り込んだ。
流石というか、あれだけの騒ぎの中で、外傷もなく付いてきているロアが近寄ってきたので、その毛並みを撫でる。
と、いい匂いが漂って来て。

「あー。俺も食いたいッ」

犬のようにゾンドの元へと寄ってくるだろう。後からおとなしげについてくるロアの方が、よほど落ち着いている。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.437(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月05日(03:13)
NAME : ゾンド
コンテナはもはや鉄板焼きなのかバーベキューなのか竈なのか良く解らない状態と化している。

その間にもゾンドは一人で目を潤ませながらタマネギをスライスしたり、
缶詰だった燻製鶏肉の封を開けて鉄板で再加熱したりとてんやわんや。
まともな調理器具も無いのにご苦労な事だ。
鉄ベラを持った腕が何やら物凄い勢いで動いている。
コンテナの傍らに5枚ごとに重なっている計25枚近くある木皿に手を伸ばし、
火の通った物からどんどん盛り始める。
見る見るうちに山のように完成してゆく料理連中。

「冷めないうちに。」

どうやら『食いたければとっとと持って行け』との事らしい。
流石に配膳までには手が回らない様だった。
できたものは向こうの方に置いたり、
匂いに誘われて向こうからやって来たルーイやクライド、ロア達に渡したりしている。

「遅きに失した、12。」
ヴィッツへ向けて一言呟いた。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.438(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月06日(02:32)
NAME : リゼ
ティアから水を受け取れば、「ありがとうございます」と言って笑った。
何だかやたら男らしい仕草で、ぐび、とそれを呷る。
緩くなってボサボサしてきた髪を、二つではなく、一つに高い位置に括って、作業を再開した。

三つの武器を、ヴィッツ、レギ、シグルドのものの順番に修繕を施す。
まず手に持って重心のブレを確認。
それから、刃毀れを見つければ研磨剤でそれを研ぎ、細かな刀身の調整に入る。
次に、綻びやすい柄の部分を修理・補強し、もう一度手に取って確認、終わりだ。
ただ、突撃槍だけは、研ぐ際にサラマンダーを刺激しないかと不安に思ったので、自分の荷物の中から薄赤い粉末を取り出しそれを少量振り掛けて、聞こえないほど小さく呟いた。

「――火のもの、いっときをアータルの揺り篭に委ね給え」

命令する、というよりは頼むような響きで、一部でしか知られていない火の神の名前を口にする。
眠ってもらっているうちに修繕を終えると、施したときとはまったく違う緊張感のない声で、「おきてください〜」と槍を軽く揺さぶる。
やがて、火の精の気配が戻るのを見ると、振り返って声を掛けた。

「待機の隊長さんと竜騎士の隊長さんとレギさんー!
 武器の修繕が終わりましたので、迎えにきてあげてください〜」

言い終えると、腰掛られそうな適当なものを引っ張ってきて座り込み、今度は両手でちびちびと、水を飲み始めた。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.439(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月06日(12:27)
NAME : シグルド
「うむぅ・・・どうやら私の出番はなかったようだな。残念だ」

手を洗っているうちに、まさに電光石火の早業でゾンドが次々と簡易料理を完成させていた。
仕方ないので料理は彼に任せるとしてエプロンを脱ぎ鎧を纏う。実際に自分自身も空腹だった。

そこで、かけられる声。

『待機の隊長さんと竜騎士の隊長さんとレギさんー!
 武器の修繕が終わりましたので、迎えにきてあげてください〜』
「おう、ありがとうリゼ。ごくろうさま」

突撃槍を受け取れば、槍の魔法玉に住んでいるサラマンダーが元気に動き回っていた。軽い休眠をとって気力が回復したようである。コン、と軽く魔法玉を叩いてやる。
槍というよりは斬馬刀に近い巨大な穂先もピカピカに磨かれており、職人の腕をそこに見る。

「さて、ここから鬼が出るか蛇が出るか・・・皆目検討もつかんが休める時に休んでおかないとな。バード、ラスタードも頼む」

クライドがミネルヴァを彼に預けた後、自分もラスタードを預け・・・皿を一つ取り、いつもの手品のような食事を始めた。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.440(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月06日(22:00)
NAME : バード
コンテナの移動が終われば、手伝ってくれた人たちに礼を言い、竜のための水や食料を下ろす。
次いでゾンドの丁寧な説明には、ちょっと感動した。
「まあ、そうですか。ありがとうございます〜」
考えた後、彼の頭にひょいと手を伸ばして、子供にするように撫でる。彼が何の生き物なのか、年齢はいくつなのか、検討が付かなかったが、なんとなく。

『さて、ここから鬼が出るか蛇が出るか・・・皆目検討もつかんが休める時に休んでおかないとな。バード、ラスタードも頼む』

「はぁい、承りました〜。ゆっくり休んでいてくださいねぇ。さあ、皆さん、内臓の異常は自己申告ですよ〜」

そう、竜たちに言いながら水や食料を積み上げる。彼らが勝手に飲み食いするのに任せ、自分はバケツに汲み上げた地下水で布をぬらし、居並ぶ竜を端から拭いて行った。細かな怪我は薬を塗るようなことはしないで自然治癒に任せたほうがいいだろう。下らないことを話しかけ、ついでに鞍の点検もしながらの作業。随分と楽しげにこなしていた。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.442(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月06日(23:17)
NAME : セレス
『やっぱり、凝ってるわねぇ・・・・でも大丈夫。大した怪我人は一度も出てはいないし、このまま押し切れるわ。』

「ありがとう。――貴女も少し休むといい。」

簡単な診断の中、そう言う声を心地よいものとして受け取ってから、礼を言ってから辺りを見渡す。
どうやら安全、と見える。料理する者たちもいるから、しばらくは休息の体勢をとるようだ。
好きに動いていて構わないだろう。
貰った薬を舐めながら、いつも徘徊するようにふらふらと歩き回る。
通りすがりに水と食事をゲットし、隅の方に適当な場所を見つけて腰を下ろし、残りの薬をぐいーと呷り・・・適当な食事へと移行した。
軍医の治療で大分楽になったが―――やっぱり疲れているのかいつもどおりなのか、何処かぼーっとした様子で黙々と料理を口に運ぶ。
任務中だから、異常があるかなにかすれば反応は素早いだろうが。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.444(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月08日(21:53)
NAME : ルーイ
「冷めないうちに。」
そんな言葉とともにゾンドから手渡された皿を受け取り
いただきますというが早いか皿に乗っている肉や野菜を
恐るべき速さで腹へ収めていく。
もちろんペットである仔猫にも料理を分けてやりながら。
そしてあっという間に皿を空にすれば、「おかわり」と
ゾンドへ皿を差し出した。
青年も仔猫もまだまだ食い足りないようである。

先程ちゃっかり手に入れた酒瓶も、
早くも半分以上が空になっており、ちゃぷん、
と小さな水音を立てた。

青年はこれ以上ないくらいにリラックスしていた。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.445(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月09日(22:06)
NAME : ディー
『おい、大丈夫か?ディアヴォル。』

「ああ。怪我は、ない」

近くから降ってきたルーイの声にそれだけ返し、ようやく身を起した。視界は完全とはいえないが、歩き回るのに支障が無い程度はもどってきている。そのうちこの明るさにも慣れるだろう。
ティアから水を受け取りひといきに飲み干すと、人だかりのできているほうへと歩いていく。

「酒は…」

目当てのものを程なく見つけると、栓をあけて水でも飲むかのように煽り、踵を返した。
向かう先は、地底湖の奥が望めるほう。酒瓶片手に、警戒に行くらしい。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.446(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月10日(11:35)
NAME : ゾンド
ビッツやディーを始めとする、自ら警戒任務に当たる者達の乗る、
DT−04昇降機は、実は僅かだが沈みつつある。
本当に僅かな。普通の人間であったなら到底感知できない程の―
―普通の人間でなくとも感覚が異常に発達していなければ分からない程度の。

皆が思い思いの微かな憩いを摂る中、

ガギョン!

その昇降機は唐突に一瞬、本当に一瞬だけ、激しい衝撃に見舞われた。
直後に振動は1秒すら続かずに消え去る。
昇降機の「沈み」が完全に無くなり、湖の底にある機構に固定されたのである。
そして、昇降機は補給ポイントの足場から極低速で離れてゆく。
昇降機の向かう奥には、闇を満たした地底湖があった。

ルーイにおかわりをせがまれて、
串無し焼き鶏と火の通ったポテトを木皿に盛り渡していたゾンドは、
宙空を見上げ、誰にともなく呟いた。
「泳がずには済んだみたい。」

料理は一段落着いたので、先程の事態についてヴィッツへ報告する。
「先程の衝撃について。」

「昇降機直下の湖底を探索した所、
無傷のレール状機構、及び固定アームが存在した。
予想するに、あの昇降機は『真横』にも移動が可能。
実際、我々の観測では時速3.8cm程の超微速で漸進している。
この場所で待機していても救援が来る確率は絶望的。
地底湖の奥にどんなものがあるかは解らないけど。
幸い加速は微々たるもの。前進のため、昇降機へと人員・物資を移動すべき。」

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.447(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月12日(15:39)
NAME : ビッツ
「――?」

別に常人に比べて感覚が鋭敏、と言うわけではない男がそれに気付けたのは、偵察の最中に見つけた床面と壁面の間に挟まるようにしてついている僅かな傷があったればこそだった。

「………さっきは、もう少し下にあったような」

そう呟くのと、激しい衝撃が体を揺らしたのはほぼ同時だった。
驚きの声をあげる間もなく衝撃はすぐに止み、再び訪れる静寂。
また新しいバケモノでも出たかと周囲を見回すも、姿はおろか気配の微塵も感じられなかった。

「…なんだかなぁ」

さらに横へと移動を始めた(とゾンドが報告した)昇降機の上、さすがにそれには気付けない男は頬を掻きながらかつり、と靴を運ぶ。

「お先真っ暗ってのは、このことかねェ」

昇降機のふち、暗く闇の色に塗り篭められた地底湖を臨んで……
ひとつ、溜め息を吐いた。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.448(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月18日(18:12)
NAME : ジュート
手際よく準備される食事。先の休憩の時も思ったが、こういうことの準備の早さは凄いんじゃないか、と小さく感心していた。自分も適当な食事と水を受け取り…酒は躊躇われた…腰を下ろして食べ始めた。

「――っ!?」

地面が激しく揺れ、身構える。脇に置いた剣に手をやり、いつでも動ける体勢を作りながら、やや離れたところのゾンドの説明を耳にした。

「つまり…移動…かな?」

とりあえず、残っていた食事を片づけると立ち上がり。なにか指示が有れば動こうと。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.449(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月19日(01:18)
NAME : ヴィッツ
わずかな沈みに気づくことはなく、完全な不意打ちで衝撃にあった。きりっとすぐに進路先を感知したのか見据えて、顔の精悍さだったら今いるメンツの誰にも負けない――そんな見た目だったが、内心は焦りまくっていた。
無言なのがいい証拠だ。騒ぐよりも驚いたということで、でも今更驚きの声が出てきてくれるわけでもなく。仕方ないのでその顔のままゾンドに頷いて見せて、

「おーい、偵察帰ってこーいってさ。置いてかれちまうさー!
 手ぇ空いてるのはあれさ、ゾンちゃんの言うとおり要りそうなもん移動してこっち乗っちゃおう?非戦闘要員はお互い全員いるか確認して!
 竜騎士――竜騎士は――…どうしようシグさん、飛んで備えるさ?」

周りを挙動不審で見渡しつつ、とりあえず出すだけの指示は出した。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.450(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月19日(05:46)
NAME : ゾンド
隊長が焦っている。
かつてない異常な環境、しかも時間制限付きの――に直面しては無理も無い話だった。
このような状況に直面した際にかけるべき言葉について無知なのは、
ゾンドにとっても不幸な事だった。

煌々と灯る火炎に砂を掛けて鎮火させる。

「物資の確保を。」

格納庫にある資材置き場から、長さ1m位の鋼鉄板を見つけ出して苦労して運び、
未だ10cmにも満たないが、ほんの僅かに空いた
補給地点と浮体構造の隙間に渡して道を作る。

流石にさっきの物資満載コンテナ並の重量物は鉄板が持たないが、
中身を抜いて折り畳み、軽量化したものならどうにか一人でも運搬できた。
しかし、所詮はただのコンテナだ。
弾頭重量の軽い飛び道具や小規模な魔法ならまだしも、
先程戦ったメイカーの様な桁違いの白兵戦闘能力を持つ敵が相手であれば、
地表に固定されてすらいないこの程度のバリケードの掩護効果など紙クズに等しい。
アルケミストや炎属性魔法を使える戦闘員の力を借りて
浮体の地面にコンテナごと溶接する手もあるが、単なる岩盤が剥き出しになった床に
溶接してもどれほど耐久力に期待が持てるかは未知数。

今出来るのは、それこそ物資の運搬という単純な事だけだった。
それすら半人前であり、無力の極みである。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.451(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月19日(14:05)
NAME : ビッツ
「なァにを焦ってるンだか」

きょろきょろと忙しなく周囲を見渡して指示を飛ばすヴィッツの姿を見て、そんな言葉と溜め息を漏らしながらリフトを横切り戻ってくる巨躯。

「すべき事を、出来る限りの速さで、しかし性急にはならずに……やるだけだ。焦る理由がどこにあるよ」

動き出したリフトがいつ加速を始めるかも解らない状況である。
ならば移動と運搬は出来る限り迅速に行うべきではあるが……
迅速と性急は違う。というのが男の持論であった。

「焦って事態が好転するなら一緒に焦ってやるよ。大将はいつだって落ち着き払ってふんぞり返ってるもんだ。そんなこっちゃァ部下が不安がるだろう」

言うと、待機四隊の総大将の頭上に剣ダコの浮いた手を翳してぽむ、と頭を軽く叩いた。不敬である。
見方を変えれば「焦ることすら許さない」という意味の言葉、取りようによっては酷く横暴な言葉に取れるだろうか。
しかしそれを口にした男はとっとと物資の方に体を進め、サァ運ぶぞォ、などと気の抜ける掛け声を上げながら主に食料品と調味料の詰まった箱と格闘を始めていたりする。

もとより巨躯、怪力の男、運搬ならばこれ以上無いほどの適役であった。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.452(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月19日(23:39)
NAME : シグルド
『竜騎士――竜騎士は――…どうしようシグさん、飛んで備えるさ?』

「いや、動く足場が先程のようになかなか追いつけない速度で移動し始めればバラバラということになりかねない。ここは一蓮托生。乗せてもらおう」

食事を終えた所に尋ねられればそう判断して返し、先の暗闇を見る。
今まで何度も戦場に立ってきたがここまで先が予測不可能な戦場は初めてだった。「お先真っ暗」と先程誰かが言っていたような気がするがまさにその通りだ。実際に闇だし。

しかし、することは変わらない。ただ前進し任務をまっとうするのみ。目的さえ分かっていればそれだけで十分だ。

「第6小隊は移動後各自待機!ただし、いつでも飛行できるように騎乗はしておくこと!」

そう命令を飛ばせば物資をいくつかラスタードの背に乗せ、先導か、死神か、足場の上へと移動した。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.453(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月20日(21:34)
NAME : クライド
ゾンドから諸々の皿を受け取り、無理のないスピードで詰め込んでいた。
がっつく、と言うよりは、『補給する』という仕草で、無表情に近い。
火の通っていないものを失敬して、ロアにはそれを与える。
と、その時。

「……――ごふっ!! ぐっ…つまっ……」

突然の激しい振動に、どうやら食べ物を喉に詰まらせたらしい。
そんなコントをかましつつ、急に緊迫する周囲の気配を感じる。

『第6小隊は移動後各自待機!ただし、いつでも飛行できるように騎乗はしておくこと!』

「……っ了解ーーッ」

詰まらせた所為の、多少くぐもった声を返して、立ち上がる。
ゾンドに「ごちそうさま」を言うのを忘れずに。
普段、非戦闘員の傍にいるロアは、他の隊員たちと合流する素振りのアルケミストの少女の元へと近づいていった。
ミネルヴァを預かっていたバードに礼を言い、自部隊の隊長と共に物資を運ぶのを手伝うだろう。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.454(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月22日(22:10)
NAME : セレス
沈む感覚、それに一時停止。立ち上がりかけるが――説明が入る。
慌しくも飛んだ命令に耳を傾けつつ、食事をかき込んで皿を置いた。

『焦って事態が好転するなら一緒に焦ってやるよ。大将はいつだって落ち着き払ってふんぞり返ってるもんだ。そんなこっちゃァ部下が不安がるだろう』

自分が出来る事をしようと歩き出す最中、隊長にいう男の声。

「まあ、同意するけれど・・・周りに落ち着いた人も多いから大丈夫だろうさ。」

独り言のように、ある意味言い聞かせるようにそう言って。
力は魔力以外常人と大差ない自分は何処に行こうかと見渡し、バリケードを作ろうというのか鋼鉄を運ぶゾンドを見つけた。
剣を抜きつつそちらに向かって、周りには「離れてろ」そう言いながら鋼鉄板の付近に魔法陣を描く。
安全な位置に人が離れたのを確認して、剣を中心に突き立てる。
熱。魔法によって起こされたその力は鋼鉄に働き、結果地面とそれを溶接する。

「・・・少しは、ましだろう。まだできることがあるなら、やるけれど?」

それを眺め、後、ゾンドに言った。仕事を探すための状況把握は一番出来ていそうだ。と思っての事だが。
まだ先が読めない中、多少の不安がある。自分を安定させるために仕事が欲しかった。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.455(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月22日(22:21)
NAME : エル
「うわ・・っ・・・」

驚きは、した、けれど、
その少しあとに「エリーのより全然・・」と思った。
揺れ、というかいきなりの衝撃には慣れている。

『第6小隊は移動後各自待機!ただし、いつでも飛行できるように騎乗はしておくこと!』

待機の隊長から自部隊の隊長へ、と命令が繋がる。

「了解!・・・ごちそうさまでした・・バードさんもありがとうございまーすっ!」

代わる代わる、バタバタと受け答え、手振りをしつつ礼を言い・・・あちらからも寄って来た騎竜へと駆け寄り、物資の移動を手伝い始める。
できる限り手早くそれを運び、辺りを見渡して、周りに確認などを取り、何事もなければ再び騎竜の元へ駆けて――それを半ば助走のように使って一気にその上へと飛び乗るだろう。
先の闇を見据え、不安を覚えながらも。

【DT−04最下層:補給ポイント】 No.456(No.405への返信記事)

DATE : 2006年07月25日(05:52)
NAME : ゾンド
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