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■第四章 産湯 No.462(親記事)

DATE : 2006年08月03日(00:08)
NAME : ゾンド
邂逅のとき。
仮の天空に満ちていた無数の青白い星々が「落ちて」くる。

かつて星が在った空の高さがどれ程だったのかは、
五感が麻痺する時空の中で確認するのは難しい。

その星々の大きさはまちまちで、平均すれば人間大程度だ。
並外れて巨大なものや極端に小さいものは見られない。

音も無く、湖一面に、ぱしゃ、ぱしゃと水滴と星がやわらかく跳ね回る。

一つの星の中には。剥き出しになった頭蓋骨。
溶けかかった五指。脈動する内臓。
球体の中に納まるまで折り畳まれた骨格。
それには、かつてヒトであった生き物が一つづつ封入されている。
そしてそれらは別のなにかへと生まれ変わりつつ、まだ生きているのだ。

取り込み濃縮した蛍光物質を輝かせ、彼らは群がる。
やがて、湖に比べれば小さな小さな足場に、
椀を伏せた形の、まるで塚のような塊が出来上がった。

この空間全てが子宮であり、湖は羊水であり、彼らは受精卵である。

そこに居るのは足場の上の塊だけではない。
虚空には、周囲には、無数の彼等がまだ瞬いている。

【tEO−05:地底湖】戦闘開始 No.463(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月03日(00:09)
NAME : ゾンド
■敵戦力
生態系破壊兵器制御中枢卵巣体
(敵識別“オリジン”)
・体力:720
・筋力:1
・精度:1
・魔力:1
・防御値:0
産卵 720/720
備考:4回連続行動

胚体G類(敵識別:壱)
・体力:25
・筋力:1
・精度:1
・魔力:1
・防御値:0
スーサイド 1/1
(注:『スーサイド』
胚体に攻撃を加えた対象へ残体力分ダメージ)

胚体G類(敵識別:弐)
・体力:25
・筋力:1
・精度:1
・魔力:1
・防御値:0
スーサイド 1/1

胚体G類(敵識別:参)
・体力:25
・筋力:1
・精度:1
・魔力:1
・防御値:0
スーサイド 1/1

胚体G類(敵識別:四)
・体力:25
・筋力:1
・精度:1
・魔力:1
・防御値:0
スーサイド 1/1

【tEO−05:地底湖】現有ハイランド軍戦力 No.465(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月03日(00:41)
NAME : ゾンド
▼前衛ユニット
・ディー 21/22 MW12 SW2
・シィア 20/20 MW6 SW1
・シグルド 20/20 MW10 SW1
・ヴィッツ 25/25 MW9 SW3
・エンガ 20/20 MW8 SW2
・ジュート 20/20 MW7 SW4
・ソル 25/25 MW19
・クロム 25/25 MW29
・レイ 23/25 MW16
・レギ 20/20 MW10 SW2
・レイジ 21/21 MW13 SW4
・エル 20/20 MW5 SW2
・ビッツ 20/20 MW10 SW3
・カル 23/23 MW10 SW3
・ユーリ 22/22 MW8 SW1
・ルーイ 23/23 MW11 SW10

▼後衛ユニット
・セオ 23/23 MW14
・アル 19/19 MW7 SW3
・クライド 19/19 MW15
・セレス 21/21 MW3

▼非戦闘ユニット
・リゼ アルケミスト
・ゾンド 多目的運用
・ティア 慰安兵
・ポット 非戦闘員護衛兼雑用
・バード 生活管理官
・ニーア 文官
・ブリギット 軍医

【tEO−05:地底湖】 No.466(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月03日(01:10)
NAME : ビッツ
空に浮かぶ無数の星々が、落ちてくる――

男が目を覚まし、右手に持った剣の鞘を払いながら飛び起きたのはそれとほぼ同時だった。
つい先ほどまで熟睡していたとはとても思えないほど機敏な動きで剣を構えた男、空から落ちてくる輝きを見詰め…

「ゼフィユの人間は……まったく、ジョークのセンスってモンが欠如してるンだなァ」

ボヤいた。
降り注いできた星、その中で蠢くのは人の形をした「なにか」。
それを見た男は、実につまらなそうに…まるで聞きたくもない三流のジョークを無理に聞かされたかのように、無表情という表情を浮かべていて。

「うちの隊は情に篤い甘ちゃんが多いんだ。こういうのは…教育上よろしくないだろうが」

さらにぼやく、男。
その言葉と同時に、構えた剣が…星の輝きをともしたそれに、振り下ろされた。
――――――
ビッツ、胚体G類(壱)に直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.467(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月03日(01:30)
NAME : ディー
星が、いっそう輝きを増す。否、近づいて、きているのだ。

鞘を払いつつ目を凝らせば、球体のなかに閉じ込められた「中身」が見えて。
側に居たビッツが跳ね起き、無表情で剣を振るうのを横目に、駆けた。

「…つまらん仕事だ」

こちらは、相変わらずの鉄面皮。
まるで無力なその物体へと、草でも薙ぐように事務的な動作で刀を浴びせた。

-------------------------

胚体G類(敵識別:弐)に直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.469(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月03日(01:50)
NAME : シグルド
空に星、その時点で嫌な予感はしていた。
人為的に作られた空間にその青い輝きたちはひどく不釣合いで、ラスタードも先ほどからその不気味さに唸り声を上げていた。

そして、落ちてくる其れ。

「先が読めない読めないと思っていれば、ここに来てこれか・・・非常に不愉快だ。」

誰かと同じようにボヤいた。
確かにこの四肢とラスタードの翼で護りきれる命は全て護りたい。この命を磨り減らしても。
ただ、全ての人々は平等ではない。護るべき命と、比べれば捨てなければならない命がある。自分の命も例外ではない。

「第6小隊!得体の知れないでかぶつは後回しだ!先に周りの小物から片付けるぞ!続け!」

白銀の閃光が焔を纏い、疾った。

*******

胚体G類(参)に直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.470(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月03日(22:30)
NAME : クライド
胸の悪くなるような光景には最早、耐性が付いていた筈なのに。
その星の中身を見て、思い切り唾を吐きたくなった。
……街の人間か、ハイランドの軍人か、ゼフィユの兵士か…こうなったらどれもこれも同だ。

「――ま、ロクな解答じゃないんは、ひしひし感じてたけど」

ミネルヴァが今までになく強く反応していた。
『グルゥゥゥ……ッ』と低く唸り声を上げて、不快感を示している。

『第6小隊!得体の知れないでかぶつは後回しだ!先に周りの小物から片付けるぞ!続け!』

「了解ッ! 援護するぜ隊長!」

この数だ。ぼやぼやと目の前の光景――浮かんでくる『解答』に頭を取られている場合ではないだろう。
掛かるミネルヴァの勢いをうまく利用して、シグルドの繰り出す焔を目印に、矢を射掛けた。

*******

胚体G類(参)に直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.471(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月04日(15:26)
NAME : レイ
あふ、と欠伸すら出ていた状況で、空に見える星を自分の性格に従い楽観的に見ていた。いや、むしろ『楽しんでいた』と言っても過言ではないかもしれない。

しかし落ちてくる星。中にあるモノ。それを見下ろす少し前の景色を楽しんでいた自分・・・楽しくも無いのに笑ってしまった

「ハァ、アーアー・・・・・なーんでこの国の奴らは俺のモチベーション上げることばっかりするのかね〜・・・もしかして殺して欲しいのか?」

 怒るより、こうなってしまった事を悲しむより今しなければならない事が有る。最後の一言で感情を封印し、得物を振り上げ銀髪の傭兵に続いた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

胚体G類(敵識別:弐)に直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.472(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月04日(17:50)
NAME : エル
その空間に入った瞬間に、竜の瞳が増した鋭さを宿していた。
何がそうさせるのかと、目を凝らす。その時に、星が落ちた。
いくつかが落ちてきたところで、何がどうなっているのかを知覚する。
ぞわ、と嫌な物が身体を駆け上がるのを感じ、視線を伏せてしまう。

『第6小隊!得体の知れないでかぶつは後回しだ!先に周りの小物から片付けるぞ!続け!』

隊長の声。エリーリェが上昇する。
ハッと顔を上げ手綱を握りなおした。

『・・・人じゃ、ないわ。ただの敵よ。嫌な形の。』

言うそれに、ただ頷いて。

「―――了解!・・突撃ッ!」

ファルシオンを抜き放ち、未だ攻撃を受けぬ一つの星目掛け、刃を構えて示し、竜に言う。
上昇した竜は無駄な動き一つなく、敵へと突っ込んだ。
視線を逸らす事をせず、突き刺し、抉り取る。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

対象:胚体G類(敵識別:四) ‐直接攻撃

【tEO−05:地底湖】戦闘途中経過 No.477(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月05日(19:21)
NAME : ゾンド
-----------------------
・ビッツ
・判定数式:直接攻撃
{(10+10)×1.5}+5
=40
敵識別:壱に35ダメージ
-----------------------
・ディー
・判定数式:直接攻撃
{(10+7)×1.5}
=25.5
敵識別:弐に26ダメージ
-----------------------
・シグルド
・判定数式:直接攻撃
{(10+9)×0.8}
=15.2
敵識別:参に16ダメージ
-----------------------
・クライド
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+7)×1.5}
=25.5
敵識別:参に26ダメージ
-----------------------
・レイ
・判定数式:直接攻撃
{(6+10)×0.4}+5
=11.4
敵識別:弐に12ダメージ
-----------------------
・エル
・判定数式:直接攻撃
{(10+9)×1.5}
=28.5
敵識別:四に29ダメージ
-----------------------

集計
胚体G類(敵識別:壱)に35ダメージ 撃破!
胚体G類(敵識別:弐)に38ダメージ 撃破!
胚体G類(敵識別:参)に42ダメージ 撃破!
胚体G類(敵識別:四)に29ダメージ 撃破!

【tEO−05:地底湖】 No.478(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月07日(09:57)
NAME : ゾンド
浮遊する胚は男達の卓越した白兵戦闘によって両断、
または槍と弓の連撃によって突き破られ、
内容物をぶちまけつつ湖面へ沈むものもあれば、
リフト上に残骸を晒しているものもあった。

そして、本体。
それは直径10mは裕に超える巨大な球体へ集合し始めている。
薄い青色で発光する物体は、次第に内容物が溶けて、
一つの個体として精製されつつあった。

視力の優れた者なら、
球体の内部に在るおぞましい部品達と混じって見えるだろう。
弧状の脊椎が生まれ始めているのを。

【tEO−05:地底湖】 No.479(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月08日(00:04)
NAME : ポット
「・・・こいつらも人間が造ったものだというのか・・・!?」

べちゃり、と足元付近に張り付いた塊は活動を停止する。

気持ち悪さや恐怖よりも先に、今起こっている出来事を理解できなかった。
元々聞かされた任務の内容はそう違和感を感じないものだった。
進軍途中の思わぬ巨大生物の出現には少し戸惑ったが、敵兵がいて、味方が戦っていて、今まで幾度となく見てきた人類の様子だった。

しかし、この地下に降りてからそれは崩れた。

今まで1300年近く生きてきたのにも関わらず無い経験。そして、見たことも聞いたことも無いような化物。今、露になったその本体を見れば、あれはまるで―――

「・・・いかん!冷静になれオレ様!こんな所で死ぬわけにはいかんのだ!・・・が・・・」

仮にこの化物を倒したとして、この先に果たして生還する道はあるのだろうか?

【tEO−05:地底湖】 No.480(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月08日(22:10)
NAME : アル
「ボウズ、今、その先は無しだ。」

続く言葉を遮る様にポットの前に躍り出た。
残数が気になり始めた矢を番え、混ざり合い始めた球体へ容赦ない矢の雨を浴びせる。
科学とやらがどうやってあんな化物を生み出したかは分からない。
だがハッキリしているのは、今仕留めなければ、厄介な事になるという事だ。

【tEO−05:地底湖】 No.482(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月09日(22:00)
NAME : レギ
星空を模した空間。流れ星のように堕ちて来る球体。
それらに納められた、かつて生きていた、もはや生きていない、『もの』

――なんと腐った匂いか

「いつの世も、人間が一番恐ろしいって事かね」

驚愕の声を上げているポットの言葉に答えながら、矢を射掛けたアルに続いて、本体らしい球体めがけて跳ぶ。
逆手に持った、リゼに修理してもらった長剣を構えて、勢いよくそれを振りぬいた。
体液とか、返り血のようにぶっかかる気もするが気にしない

――――――――――――――――――――――――――

対象:オリジン 直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.483(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月13日(23:50)
NAME : セレス
素早く動く傭兵と竜騎士。
それに倣い、自分も速やかに後退した。位置は変わらず、非戦闘員の前だが、更にぎりぎりまで。

「・・・まったく・・・」

精神攻撃も兼ねているのか。と思う。
今回の任務で対峙した敵は皆見た目がそうだが、現在目の前にいるのは特にそう感じさせる。
星空を見た瞬間に感じたいやなものがなんなのか、今更理解した。
・・・何にせよ、迷う事はない。
剣を抜いて、狙いを一番大きいそれに据え、詠唱する。

「淵より来られよ。憚る彼らに最後の宴を。・・・痛みと共に悔いを。」

言葉によって生まれた闇が、前衛たちを追うように、間を縫って敵へと向った。
当れば突き刺さり、内へと侵蝕を始める。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

対象:オリジン ‐魔法攻撃

【tEO−05:地底湖】ハイランド軍ターン終了 No.484(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月14日(12:33)
NAME : ゾンド
-----------------------
・アル
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+10)×1.5}+5
=35
敵識別:オリジンに35ダメージ
-----------------------
・レギ
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+9)×1.5}
=28.5
敵識別:オリジンに29ダメージ
-----------------------
・セレス
・判定数式:魔法攻撃
{(10+10)×0.5}
=10
敵識別:オリジンに10ダメージ
-----------------------

集計
オリジンに74ダメージ

【tEO−05:地底湖】敵攻撃ターン No.485(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月14日(12:33)
NAME : ゾンド
ハイランド軍の付近にあった四つの球体は寸時を経ずに全てが落とされる。
そして中央に座すもの、その外壁膜にも裂傷を与えた。

レギの加えた斬撃によって膜が破れ、大量の内容物が溢れ出す。
びちびちとリフトを跳ねる、「それ」。
その中身、形はまるで―――目も口も無いが、魚のような―――もの。
辛うじて尾鰭があり、半透明。脊椎すら外から見える「それ」は、
ひときわ大きく跳ねると地底湖へ飛び込んだ。
湖面を泳ぐ「それ」は、人間の値踏みをするかのように、悠々と動く。

足場に残った残骸は再構成され、また4つ程の球体へ戻り、浮遊している。

【tEO−05:地底湖】敵攻撃ターン終了・ハイランド軍攻撃開始 No.486(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月14日(12:37)
NAME : ゾンド
※オリジン性能変化
・体力:646
・筋力:32
・精度:10
・魔力:1
・防御値:0
産卵 720/720
顎部 40/40
備考:4回連続行動


胚体G類(敵識別:五)
・体力:29
・筋力:1
・精度:1
・魔力:1
・防御値:0
スーサイド 1/1

胚体G類(敵識別:六)
・体力:29
・筋力:1
・精度:1
・魔力:1
・防御値:0
スーサイド 1/1

胚体G類(敵識別:七)
・体力:29
・筋力:1
・精度:1
・魔力:1
・防御値:0
スーサイド 1/1

胚体G類(敵識別:八)
・体力:29
・筋力:1
・精度:1
・魔力:1
・防御値:0
スーサイド 1/1

【tEO−05:地底湖】 No.487(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月14日(22:39)
NAME : ビッツ
巨大な子宮の中央で眠るように座する、これもまた巨大な球体……
それが煌く刃に削ぎ切られ、内容物をぶちまけたのを男はやや遠くから見ていた。
溢れ出した内容物…半透明でつるりとした、巨魚に似た「なにか」。
それを、男の目は逃がすことなくはっきりと捉えて。

「魚――じゃあないな。もっと違う…もっと厄介なものだ」

呟く声は誰に聞かせるものでもなく、しかし空間を流れ抜けていく。

「まァ…やることは同じだなァ。相手がなにであろうとな」

さらに一言。その目に迷いも恐れも躊躇も無く、再び剣を振り上げる。
先ほど切り落とした球体、再び形を成して浮かび上がったそれに、もう一度その刃を振り下ろしながら。

「殺して、殺されるだけだ。それが仕事さね」

―――――――――――――――
ビッツ、胚体G類(五)に直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.488(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月15日(23:30)
NAME : シグルド
「再生したか・・・厄介な相手だ」

『将を射んと欲するならばまず馬を射よ』。
そんな常識的戦法が通じない相手だ。ならばどうするか・・・決まっている。将を斬り捨て馬を無力化させるのみ。

「第6小隊!私が今から敵本体に突撃をかける!周囲への牽制を頼んだ!」

敢えて危険な選択をした。
敵本体の位置から言えば小物の群れの中に・・・つまり相手の懐に飛び込むわけである。下手をすればあっという間に戦死、仲間入りさせられるというわけだ。

しかし、早急にカタをつけて生還するルートを探すにはそれしかない。

「突っ込むぞ、ラスタード! 何、死ぬ気など毛頭無い。生きて活路を斬り拓く!」

白銀の飛竜の咆哮ひとつ。槍の放つ焔と氷結の吐息、それを纏いシグルド・ハイメタルは突撃を仕掛けた。

*******

オリジンに直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.489(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月17日(01:20)
NAME : ディー
卵を割ったら孵った、という表現が正しいのだろうか。魚に近い形状のそれが湖面を滑るのをしばらく見ていたが、再び浮かび上がった球体へと視線を戻した。
泳ぐ「何か」を相手にするのは分が悪すぎる。確実に有効な攻撃が出来る相手を、先に始末しよう。

球体へとゆっくりと歩み寄ると、刀を上段に構えて、真っ直ぐに振り下ろした。

「――肩慣らしにもならん…」

そう、不満げにぼやきながら。

------------------------
胚体G類(敵識別:六)に直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.491(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月17日(13:57)
NAME : クライド
『第6小隊!私が今から敵本体に突撃をかける!周囲への牽制を頼んだ!』

「了解ッ!
 んじゃ、俺は活路のゴミ清掃でもしようかね」

――活路とは、生者のためのもの。
軽口を言いながらも、視線は厳しさを増している。
新たな敵に矢口を向けようとしたとき、ミネルヴァが方向転換した。
不審に思いながらも見る先には、傭兵の放つ銀の煌きを受ける醜い生物。
その蠢動に……確かに、己も背中に悪寒めいたものが走る。
ディーが間合いから離れてすぐさま、敵に2本の矢が音を立てて突き刺さるだろう。

『討ち洩らさない方が良いのかもしれない…。嫌な予感がする』

クルル…、と音を立てる竜の喉。
戦闘中、あまり喋ることのないミネルヴァが、そんな思念を伝えてきた。

------------------------
胚体G類(敵識別:六)に遠距離攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.492(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月17日(15:30)
NAME : ジュート
「復活するのか…」

皆が切り倒したそれらが再生したのを見て、ぽつりと呟く。
剣をしっかと握ると、敵の本体に視線をやって。自分も竜騎士隊長のように本体狙いで行くか…否、それには力量が足りないであろう。度胸も。

「僕にできることは…っ!」

剣を構え…走り出し。浮遊する球体のうちの一つに、すれ違いざまに斬り払いを一閃。

-------------------
胚体G類(敵識別:七) 直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.493(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月17日(23:00)
NAME : アル
一服する間もなく、再生、変態、生産を続ける敵。

「やれやれ、こりゃキリが無さそうだな。
 …しょーがねぇ、奴さんが分裂もできなくなるくらい叩き潰すかね?

分裂した物体は…放置するのも不安だが、恐らく仲間が片付けてくれるだろう。
水中を我が物顔で泳ぐ相手は、遠距離武器を持った自分が対応するのが道理だ。

「てめぇみてぇなのは釣り上げる気にもならねぇ。
 …くたばりなッ!」

釣り好きらしい軽口を吐けば、半透明の物体へ、
突撃したシグルドへ当てぬように連続射撃を開始。

##########
オリジンに直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.494(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月17日(23:40)
NAME : ユーリ
『第6小隊!私が今から敵本体に突撃をかける!周囲への牽制を頼んだ!』

「了解ッ!…上がれ、ニーズヘッグ!」

(今ここで死んでもらっては困る…精々うまくやれよ、鉄仮面!)

掛け声と共に空中高く舞い上がり、そのまま急速に滑空、降下、その勢いをそのまま手付かずの胚に叩きつける。

#################
胚体G類(敵識別:八)に直接攻撃。

【tEO−05:地底湖】 No.495(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月19日(13:58)
NAME : レイ
 標的を叩き潰した所までは良かったが、あっさり再生されてしまったのを見て驚いたように片眉を少しあげた。

「簡単に殺せる割にはしぶといってか?まるでプラナリア・・・いや、害虫<ゴキブリ>だな」

 周りの様子をみると、皆が一斉に攻撃を開始している。あちらの再生力を上回る火力で敵を粉砕するつもりなのだろう。
それはいい手だと思うが、攻撃に集中しているあまり防備が薄くなっていることに気がついていないのだろうか?

「ふむ・・・あいつらなら大丈夫だろうけどよ、まあどんな隠しダネがあるか解らんしな」

 自分の攻撃したい衝動を抑え、敵方の攻撃を防御する事にに専念・・・・きっと仲間が傷つけられたほうが攻撃しなかった事より後悔する。そう思った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レイ、防御行動

【tEO−05:地底湖】 No.496(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月19日(16:27)
NAME : エル
敵に突撃し、上昇。
奥の、大きいそれに攻撃をしかけるのが得策だろうか。と考えている隙に、小さな方が再び形を成していた。
顔を顰めて、狙いをどうするかで暫し迷う。

『第6小隊!私が今から敵本体に突撃をかける!周囲への牽制を頼んだ!』

そこに飛んだ声。頷きを返し・・手綱を捌く。
恐らく、残りの戦力は大きい方に向う。邪魔する周りを邪魔するのが役目。
もう一度と構えなおし、旋回から降下へ。

「加速!」

弧を描いて突撃の態勢を作り、ユーリが攻撃を加えたそれに追撃する。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

対象:胚体G類(敵識別:八) ‐直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.497(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月19日(16:30)
NAME : セレス

「釣るのはともかく、厄介な大物だろうな―――」

しかも小物はしつこい。
アルの軽口に軽口で返しつつ・・剣で魔法を手繰る。
大きなものを侵蝕していたそれを引き戻す動きで抜き、ふい、と方向を変える。

「喰え。」

ジュートが切り込んだのに狙いをつけ、言葉を追加する。
這う動きで敵を捉えた闇は膨張し、破裂する勢いで飛び掛った。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

対象:胚体G類(敵識別:七) ‐魔法攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.498(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月22日(21:55)
NAME : レギ
自分が切り裂いた本体の膜の中から、魚と呼ぶのもおこがましいような物体が跳ね出てきて、一瞬眉をピクリと上げる。
復活した球体を叩こうかとも思ったが、他の隊員たちがそれらを片付けていくのを確認して、自分はもう徹底的に本体を叩いてやろうと決めた。

長引かせて、これ以上同じようなものを生み出し続けられたらたまらない。

「さっさと死なんかね」

ぼやきなのか意味の無い言葉なのか、
感情を伴わない様子で呟きながら、竜騎士に遅れじと畳み掛けた。

―――――――――――――――――――――――――――
対象:オリジン  直接攻撃

【tEO−05:地底湖】敵攻撃ターン No.500(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月23日(01:23)
NAME : ゾンド
リフト周囲の胚体は、一切無駄の存在しない連携により瞬く間に排除された。
残る本体。
追撃を受けたオリジンは僅かに自らの体液を漏らしつつも、水中で回頭。
材質の分からない肉体だが、重量はサイズなりのものがあるらしく、
強靭な尾鰭の推進力に身を任せ、
人間達を含む地上の簡単なバリケード等を薙ぎ倒して一気呵成に地上の足場へ躍り出る。
慣性を利用して転がり、体と接する足場の岩盤を削りつつ、
摩擦で破けた腹部の膜からは、無数の歩脚が、体から『流れ出した』
魚類に似た姿から、ヤモリやサンショウウオを連想させる生体粘膜に全身を覆った、
生理的嫌悪感を誘発させる醜塊と化している。

オリジン
顎部
攻撃対象:レイ
:カル
:レギ
:ソル

【tEO−05:地底湖】敵攻撃ターン終了・ハイランド軍攻撃開始 No.501(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月23日(01:30)
NAME : ゾンド
-----------------------
・オリジン
・判定数式:直接攻撃
{(32+3)×1.0}-30
=5
識別:レイに5ダメージ
-----------------------
・オリジン
・判定数式:直接攻撃
{(32+3)×1.0}-30
=5
識別:カルに5ダメージ
-----------------------
・オリジン
・判定数式:直接攻撃
{(32+3)×1.0}-19
=16
識別:レギに16ダメージ
-----------------------
・オリジン
・判定数式:直接攻撃
{(32+3)×1.0}-22
=13
識別:ソルに13ダメージ
-----------------------

【tEO−05:地底湖】ハイランド軍ターン終了 No.502(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月23日(01:44)
NAME : ゾンド
(注:投稿が前後していますが、499の投稿を訂正して再投稿した為です。)

-----------------------
・ビッツ
・判定数式:直接攻撃
{(9+10)×1.5}+5
=33.5
敵識別:五に34ダメージ
-----------------------
・シグルド
・判定数式:直接攻撃
{(10+9)×0.8}
=15.2
敵識別:オリジンに16ダメージ
-----------------------
・ディー
・判定数式:直接攻撃
{(10+7)×1.5}
=25.5
敵識別:六に26ダメージ
-----------------------
・クライド
・判定数式:遠距離攻撃
{(7+7)×1.5}
=21
敵識別:六に21ダメージ
-----------------------
・ジュート
・判定数式:直接攻撃
{(10+5)×1.5}
=22.5
敵識別:七に23ダメージ
-----------------------
・アル
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+10)×1.5}+5
=35
敵識別:オリジンに35ダメージ
-----------------------
・ユーリ
・判定数式:直接攻撃
{(10+7)×0.9}
=17.9
敵識別:八に18ダメージ
-----------------------
・エル
・判定数式:直接攻撃
{(7+9)×1.5}
=24
敵識別:八に24ダメージ
-----------------------
・セレス
・判定数式:魔法攻撃
{(10+10)×0.5}
=10
敵識別:七に10ダメージ
-----------------------
・セレス
・判定数式:魔法攻撃
{(10+10)×0.5}
=10
敵識別:七に10ダメージ
セレスに魔法負荷、1ダメージ
-----------------------
・レギ
・判定数式:直接攻撃
{(5+9)×1.5}
=21
敵識別:オリジンに21ダメージ
-----------------------

集計
オリジンに146ダメージ
胚体G類(敵識別:五)に34ダメージ 撃破!
胚体G類(敵識別:六)に47ダメージ 撃破!
胚体G類(敵識別:七)に33ダメージ 撃破!
胚体G類(敵識別:八)に42ダメージ 撃破!

【tEO−05:地底湖】 No.503(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月24日(09:39)
NAME : ビッツ
己の振るった刃が胚体を叩き潰し、周囲の兵たちはそれぞれが見定めた標的にむけてその威力を遺憾なく発揮している。
そんな状況の中で水――というよりは得体の知れぬ液体といったほうがいいのか――
の中、巨大な魚に似た「なにか」がひときわ大きな水音を立てた。
その音が何を意味するものか、男がそれに気づいて振り向いたときこそ、まさに「なにか」が波を蹴立てて飛び込んできたときだった。
「なにか」に近付いていた兵たちがその顎に手痛い一撃を打ち込まれているのを見て眉をしかめるのもそこそこに、男は走る。

「こんな暗いところでふらふらしているより、見世物小屋にでも行ったほうがよっぽど世の中のためになるよ、お前は」

重量に任せて飛び込んできた「なにか」の、パワーチャージを回避するように男はその場で跳躍した。
その手に握られた剣は、飛び上がった体の真下にいる標的の…おそらくは口であろう部分へ狙いを定める。
相手が突進する勢いと、跳躍し、落下する己の加速を味方につけて打ち込む一撃は…
魚類から両生類にそのフォルムを変えた「なにか」の顎を串刺しにするだろうか。
―――――――――
ビッツ、オリジン(顎部)に直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.504(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月26日(19:40)
NAME : ディー
刃を受けてたそれは、まだ微かに動いていた。完全に沈黙させようと切っ先を返す前に突き立った矢。射手は空中の竜騎士だった。
流れ出した内容物を避けながら彼に軽く手を上げ、水音を上げて躍り上がった「何か」を見やる。
数人の隊員を掠めて足場へと這い蹲る――また姿かたちの変化した「何か」に、僅かに顔をしかめた。
あれだけの攻撃を食らってなお、生きているのか。

「―……面白い」

だれにも届かぬほど、小さな声だった。駆け出す足音は、さらに小さい。ビッツの着地点を通り過ぎ、地表すれすれからすくい上げるような切っ先は、低い唸りを上げて「何か」の後脚から腹を狙う。
---------------------------
オリジン 直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.505(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月27日(22:59)
NAME : アル
「…ッ、呆れた生命力だな、くそったれめ」

アレだけの攻撃を与えたにも関わらず、怪物はそれをものともせず、尚も味方に牙をむく。
腰の矢筒は既に軽くなり始めていた、このままではまずい…。
そんな不安をかき消す様に、颯爽と敵に飛び込む前衛の影が二つ、すぐに我に返った。
敵と対峙している今、流れを止める思考は枷でしかない。
何を考えるにせよ、まずは動け。
幸い外殻と呼べる者は存在しない、あのでかさなら何処を狙っても当てられる。
…となれば、後は自分の十八番だ。
大きく息を吸い込み身体に力を込めると、放てるだけの矢を、オリジンの側面から連射する。

【tEO−05:地底湖】 No.506(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月28日(00:20)
NAME : シグルド
その姿は留まることなく、一定時間おきに進化していく。
最終的には一体どんな生物になるのか・・・こんな状況下においてもそれが気になった。しかし、見ようとは決して思わない。なぜなら目の前の生物は護るべき仲間たちに害をなすモノだからだ。

「滅びをもたらすのは簡単だ。ただ力さえあればいい。だが、護ろうとする者には決して勝てん!かける想いが違う!」

己を鼓舞し、突撃槍の炎が一層強く燃え上がった。
竜騎士、騎竜、精霊・・・三位一体、一撃一撃に全身全霊を傾ける。

「行くぞっ!おおおおおーっ!!」

鉄色と白銀と真紅の三つの閃光が疾り、オリジンの頭部に一撃を見舞う。
後、少し振り返って第六小隊にハンドサインを出すか・・・。

全力で畳み掛けろ、と。

*******

オリジンに直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.507(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月29日(17:00)
NAME : ソル
水面を滑るように活した何かが泳ぎ、そのまま乗り上げてきた。今までもおぞましい姿ばかりであったが、水辺の生き物たちが陸に上がる時に自らの体を守るために分泌する、生き物であれば普通である生理現象ですら、ただ大きい、という理由とは別に、さらに酷さを増していた。
見るに堪えない変容に、無意識の拒否を示す前に、決して軽くはない一撃をもらってしまった。

「酷い…生き物だ…」

一人、そう呟いて、騎士たちや前衛の剣閃の光る様を見送り、一拍ずらしてから自己も攻勢に打って出る。
粘膜をまとった、百足の様な生き物の正面から抜け出て、その無数の足や腹へと、身の長い得物で突く。


---------------
対象:オリジン 直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.508(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月30日(01:10)
NAME : ユーリ
小隊の先陣きって突撃した指揮官、そのハンドサインを目にすれば、すぐに自らも突撃の体勢に入る。

(守るだの、想いだの……相変わらずくだらないことばかりほざくな、鉄…)

普段からあきれ果てる程の理想主義者の言葉、それが今回は更にカチンと来た様だ。

「…俺たちが持つのは力のみ、もたらすのは滅びのみだ……征くぞ、ニーズ」

小さな呟き、同時に漆黒の竜は高速でオリジンの頭へと突っ込む。

############
オリジンに直接攻撃

【tEO−05:地底湖】戦闘途中経過 No.509(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月30日(03:58)
NAME : ゾンド
-----------------------
・ビッツ
・判定数式:直接攻撃
{(9+10)×1.5}+5
=33.5
敵識別:オリジンに34ダメージ
-----------------------
・ディー
・判定数式:直接攻撃
{(10+7)×1.5}
=25.5
敵識別:オリジンに26ダメージ
-----------------------
・アル
・判定数式:遠距離攻撃
{(9+10)×1.5}+5
=33.5
敵識別:オリジンに34ダメージ
-----------------------
・シグルド
・判定数式:直接攻撃
{(10+9)×0.8}
=15.2
敵識別:オリジンに16ダメージ
-----------------------
・ソル
・判定数式:直接攻撃
{(10+6)×0.5}
=8
敵識別:オリジンに8ダメージ
-----------------------
・ユーリ
・判定数式:直接攻撃
{(10+9)×0.9}
=17.1
敵識別:オリジンに18ダメージ
-----------------------

集計:オリジンに282ダメージ

ビッツの大剣によって頭らしき先端部分が貫通され、後部はディーの一閃が刻まれる。
また、シグルドが仕掛ける業火を伴った突撃、ユーリやソルの連携が間断無く続く。
彼等には例外無く分泌液の飛沫が降りかかっている。
その間にもアルの絶え間ない援護がオリジンに晒されていた。

集中攻撃を受けるオリジンから流れ出す生温かい体液が周囲を青白く染め上げる頃。

湖面の対岸に、ようやく何かが…
外観、人工物らしきものが視力に長ける者には見えるだろう。
それはこの足場さえ受け止められる面積を持った構造体だった。

【tEO−05:地底湖】現有ハイランド軍戦力 No.510(No.462への返信記事)

DATE : 2006年08月30日(04:09)
NAME : ゾンド
(注:まだハイランド軍ターンです。攻撃したい方はお早目にどうぞ。)

▼前衛ユニット
・ディー 21/22 MW9 SW2
・シィア 20/20 MW6 SW1
・シグルド 20/20 MW7 SW1
・ヴィッツ 25/25 MW9 SW3
・エンガ 20/20 MW8 SW2
・ジュート 20/20 MW6 SW4
・ソル 12/25 MW18
・クロム 25/25 MW29
・レイ 20/25 MW15
・レギ 4/20 MW8 SW2
・レイジ 21/21 MW13 SW4
・エル 20/20 MW3(危険域) SW2
・ビッツ 20/20 MW7 SW3
・カル 18/23 MW10 SW3
・ユーリ 22/22 MW6 SW1
・ルーイ 23/23 MW11 SW10

▼後衛ユニット
・セオ 23/23 MW14
・アル 19/19 MW4(危険域) SW3
・クライド 19/19 MW13
・セレス 19/21 MW3

▼非戦闘ユニット
・リゼ アルケミスト
・ゾンド 多目的運用
・ティア 慰安兵
・ポット 非戦闘員護衛兼雑用
・バード 生活管理官
・ニーア 文官
・ブリギット 軍医

【tEO−05:地底湖】 No.511(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月02日(21:40)
NAME : エル
小さい方・・ともうこの際呼ぶことにした敵に追撃、上昇し、再び旋回へ戻る。
状況確認の為にざっと辺りを見回し、人々の動きを頭に入れる。
どんな姿かを気にもしない巨大な敵に寄って攻撃する戦闘員が多数。後衛からは矢の援護・・・・・・
そして、視界の端・・・対岸と言える場所に“何か”、また得体の知れないものを見つけた。
目を凝らしても、自分の中ではっきりとした回答は返らない。

「前方に・・人工物と思われる物体を確認、警戒――!」

独断で確認にいくのは良い判断ではない。
今までも予期せぬ事態ばっかりだった。判断は他者に委ねる。
それだけ叫び、隊長から出されたハンドサイン・・「畳み掛ける」指示に脚で騎竜の胴を叩く。
上昇。そして高く啼き、白い身を高い位置で翻す。
それに混じって小さな音がしただろうか。ファルシオンを更に強く握る音が。

「・・・貫け、エリーリェ!」

騎士が見計らって掛け声を飛ばす。垂直に近い形で、降下せよ。と。
応えた騎竜が風を纏い、進化し続ける敵に終わりを与える為にその胴体へと飛び込んだ。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

対象:オリジン ‐直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.512(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月04日(23:55)
NAME : レイ
異形のものの攻撃をうけ、たたらを踏む・・・がたいした傷は負わなかったようだ。

──やられっぱなしは性にあわない──

ハルバードを構えなおし、今度は高々と振り上げ、皆が一斉に攻撃している対象に突撃!

「オラァ!!いまさらテメエにたいなヤツにビビる根性なしはいねえんだよ!大人しくくたばれや!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オリジン 直接攻撃

【tEO−05:地底湖】ハイランド軍ターン終了 No.514(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月05日(00:12)
NAME : ゾンド
-----------------------
・エル
・判定数式:直接攻撃
{(10+9)×1.5}
=28.5
敵識別:オリジンに29ダメージ
-----------------------
・レイ
・判定数式:直接攻撃
{(5+10)×0.4}+5
=11
敵識別:オリジンに11ダメージ
-----------------------

集計:オリジンに322ダメージ

【tEO−05:地底湖】敵攻撃ターン No.515(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月05日(00:30)
NAME : ゾンド
オリジンの下部周囲、足場の上に体液が溜まりつつある、
その青白い体液は再構成し、それはより巨大な「後ろ足」を形成する。
躯体前部の歩脚が退化して役目を終えると、
強靭な後ろ足で二足歩行を始ると今までの鈍重さが一変、
機敏な動きでハイランド軍へ突進していく。
リジンの周囲にに群がる前衛達を蹴り飛ばし、
距離を詰めて後衛の弓士にまで到達、顎を上方から叩き付けた。

一方。
現れる対岸の白っぽい構造体…材質は石灰岩か何かの様だ。
戦闘の経過と同時並行的にその構造体へと足場は近づいてゆく。


オリジン
攻撃対象:ビッツ
:ディー
:ソル
:アル

【tEO−05:地底湖】敵攻撃ターン終了・ハイランド軍攻撃開始 No.516(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月05日(00:39)
NAME : ゾンド
-----------------------
・オリジン
・判定数式:直接攻撃
{(32+10)×1.0}-30
=12
識別:ビッツに12ダメージ
-----------------------
・オリジン
・判定数式:直接攻撃
{(32+10)×1.0}-22
=20
識別:ディーに20ダメージ
-----------------------
・オリジン
・判定数式:直接攻撃
{(32+10)×1.0}-22
=20
識別:ソルに20ダメージ
ソル戦闘不能!
-----------------------
・オリジン
・判定数式:直接攻撃
{(32+10)×1.0}×0.5-10
=11
識別:アルに11ダメージ
-----------------------

【tEO−05:地底湖】 No.517(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月05日(22:40)
NAME : アル
「くっそ、やってくれるぜ…」

巨体に似つかわしくない機敏さで、一瞬にして前衛を薙ぎ払った化物。
その巨大な顎が、巨大な影と共に頭上から迫ってきて…半ば吹っ飛ばされる形で横へ飛ぶ。
間一髪ミンチだけは避けたものの、受身が不十分だったか体の数箇所を酷く打ったらしい。
痛みに顔を歪めながら、弓を拾い上げ、距離をとる。
間合いを外せば、牽制代わりに頭部に数発撃ち込んで、更に敵から離れ…

「ッ、副長…ッ!」

混戦の最中、先程蹴り飛ばされたソルが大分やられている事に気づく。
これ以上の戦闘続行は厳しそうだった。

「んてこった、クソッ…前衛ッ、頼む…ッ!!」

前衛にフォローする様目配せすれば、相手に肩を貸そうとする。
もし意識を失っているならばそれこそ担ぎ上げてでも、とにかく治療の出来る非戦闘員に引き渡そうと走るだろう。

######
オリジンに直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.518(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月05日(22:52)
NAME : レイ
「ソルッ!!」


吹き飛ばされた後に動かない味方に駆け寄ろうとするが、自分より近い位置にいたアルベルトが助け起こすのを見て、踏みとどまった。

「馬鹿ヤロウ…副長が真っ先にやられてどーすんだ…」


まず息をしていること安藤し、次に味方を戦闘不能にした敵に怒り、最後に…守れなかった自分に歯ぎしり。

「おい、今の見ただろ!?非戦闘員はもっと下がれ!今から患者を一名連れていくからそれの準備も頼む!!」

「んでヴィッツ隊長!地上の前衛の残り体力と敵の攻撃範囲を考えて空を飛べる竜騎士をメインに、体力が残ってる奴はバックアップにして攻める事を提案するがどうだ!?」

隊長にはほうけるな、と喝をいれる意味も含めてそう叫び、アルベルトの下へ

アルベルトを護衛したあと、直ぐさま前線へ駆け出そう。幸い体力はまだ残っている…ならば次こそ自分がボロボロになろうとも仲間を守ると瞳に強い意志を込めて、誓う

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
レイ 防御行動

【tEO−05:地底湖】 No.519(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月06日(01:10)
NAME : ディー
それは一瞬だった。忽ちにして、「何か得体の知れぬ化け物」が、自分たちの知る生物の形に近づく。
行動速度が格段に増したそれへの対処に、致命的な遅れを取った。体が一瞬宙に浮き、地面に叩きつけられる衝撃で目が覚める――気絶していたらしい、そう理解する頃には全身が悲鳴を上げていた。

『ッ、副長…ッ!』
『ソルッ!!』

逼迫した声が響く。横を向けば、後衛のはずのアルベルトがすぐ側にいた。ソルは、戦闘の続行は不可能か。
痛みを騙しながら立ち上がる。まだ立てるし、刀を握る力もある。五感もそれなりに正常だ。ならばこの勝負、退く訳にもゆくまい。

「――ここは、頼む」

後衛の非戦闘員たちにとって大きな背中であろう、守りを固めるレックスへ追い抜きざまに声をかけて、走った。

大きな体を支える強靭な足は、すなわち弱点でもあるだろう。
その「生き物」の標的を後衛から反らす様、わざとそれの前を横切って、横合いへと回り込む。
そして体をねじりながら急停止、その「生き物」の人間で言えば膝裏に当る部分へと、刀を突き入れた。

----------------------------

オリジン 直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.520(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月06日(22:18)
NAME : ビッツ
「うぉッ――!?」

標的の口を塞ぐようにして大剣を突き立て、頭部に陣取った男…
その頭部、急激に上昇した。
前足を地につけることを止めて二足歩行を始めたそれ、頭部にいれば地上が一気に遠くなる。
すぐさま飛び降りようとするも、それより早く顎が振り回された。

「―――ッ!!」

高所から、勢い良く叩き落された男は地面に背中を打ち付けて僅かに呼吸を奪われた。
一瞬だけ酸素が脳に回らず思考が停止するが…すぐさま再回転。
ダメージはどの程度だ。目は、耳は。手は動くか。膝は笑っちゃあいないな。
状況を判断する。痛みは抑えられる。苦悶している時間など無い。
すぐさま立ち上がれ。敵は目の前だ。やることは一つだ。
殺しあうだけだ。

「――オーケー。死んでる場合じゃないな」

男は再び駆け出した。方向はディーの反対側、もう片方の脚部である。
彼もまた、体重を支える部分こそがもっとも弱い部分だと判断したのか…
狙いは足首、裏側。人間で言う靭帯が存在する個所である。
叩き落されてもなお手からは離さなかった大剣、再び突き立てる。

――――――――
ビッツ、オリジンに直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.521(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月06日(23:00)
NAME : シグルド
「クッ、野郎…好き勝手暴れやがって…!」

下の仲間の様に紳士からかけ離れた言葉が漏れた。
ソルが手酷くやられたようだ。常に形を変えてきている敵は明らかに「進化」している。
どこまで強くなるのかは分からないが、早々に禍根を絶たねばなるまい。

最悪の事態を迎える前に…。

「第六小隊!フォーメーション・逆十字(リバースクロス)だ!」

そう指示を飛ばし逆十字の左翼へと移動する。

まず最速のエルが剣先に。素早い動きで翻弄しながら一点集中斬撃を浴びせる。
後、右翼のユーリがニーズヘッグの火焔と共に斬りかかり、その直後にラスタードの吹雪の吐息と自分の刺突を見舞う。
三騎が離脱後、柄尻のクライドが温度差で脆くなった部分にありったけの矢の雨を降らす…。

これがフォーメーション・逆十字(リバースクロス)だ。
難易度が高く、竜と騎士、また騎士同士、竜同士の呼吸合わせも重要である。失敗すれば同士討ちの可能性も高い。

しかし、今が命を賭ける時だ。

エル・エリーリェ、ユーリ・ニーズヘッグが仕掛ければ、突撃槍の炎を抑え…白銀のブリザードが疾る。

「うおおおおおおーーーーっ!!」

*******

オリジンに直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.522(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月07日(13:00)
NAME : エル
叩きつけ、深く一撃を加えての離脱。
離脱の最中、吹き飛ばされた人々。怒りと焦りを感じた。

「よくも・・・っ」
『第六小隊!フォーメーション・逆十字(リバースクロス)だ!』

ぬめる体液をはらって、体勢を整える。
騒がしい戦場でも、指示する声はよく聞えた。

難易度高。成功するだろうか――否、させるんだ。

「了解ッ!」

エリーリェがニーズヘッグに目配せしながら、先頭へと滑空する。
鋭く一つ声を上げ、配置が整ったことを確認した瞬間に身を傾け、敵の頭へと。
幾度かフェイントをかけ、加速・・・・

「――――遠慮するなエリー!」

その声と共に、最速。惑わす動きの後、水鳥が潜り込むようにエリーリェが身を翻しファルシオンを突き刺す。
両手で強く握り、胴を叩く指示で上昇。力で傷口を広げようと。
そのままの軌道で離脱。抵抗がなくなって、吹き飛ぶような衝撃に耐えつつ、

「っ・・ユーリさんッ!」

追撃を。と叫んだ。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

対象:オリジン ‐直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.523(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月07日(22:51)
NAME : ユーリ
(チッ、待機の副長がやられたか…!)

眼下に見えるは、地上にいる兵達が醜悪な化物になぎ払われる光景。
この状況はまずい。
指揮官クラスの人間が倒れれば、兵は浮き足立ち、統率を乱す。
更に部隊自体の損耗も激しい。

(地上の屑共が壊乱する前に手を打たねばなるまい…)

そんな中、自部隊の指揮官が下した判断は、

『第六小隊!フォーメーション・逆十字(リバースクロス)だ!』

「(…止むを得んか…ッ!!)…了解!」

高難度の連携攻撃だが、状況を覆すにはコレしかない。
珍しく、シグルドと意見が一致した。
間髪いれずにエルが撹乱を兼ねた牽制攻撃を仕掛けた、ならば自分は攻撃に集中するのみ。

『っ・・ユーリさんッ!』

(新米などに指図されずとも、タイミングは分かっている!)

承知、を示す目配せよりも先に予備動作に入り、一気に敵を強襲。
急加速するニーズヘッグが、更に高速の火炎弾を連発する。
その弾幕に紛れ、更にランスによる容赦ない一撃を見舞った。
焼け爛れ、体液すら流さぬ肉を引き裂きながら急速離脱、タイミングを計る掛け声は必要ない。
そこには「あの鉄屑ならよもや読み違うまい」という、歪ながらも確かな信頼があった。

######
オリジンに直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.524(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月08日(02:38)
NAME : クライド
「くそッ…! 踏ん張ってくれよ、おっさん達ッ!」

何気に酷い要素を含んだ独り言(ちょっとでかい)をのたまいつつ。
上空後方。嫌でも戦況全体がよく見渡せる。
戦いを長引かせるのは拙い…それだけは、よく分かった。
ぐっ、と両足に力を入れ。

『第六小隊!フォーメーション・逆十字(リバースクロス)だ!』
「了解ッ!!」

――待ってましたッ、とばかりに応えると後方から前衛三人の攻撃を見極める。
エルが突破口を開き、ユーリが猛追撃、さらにシグルドが氷と炎の二属性攻撃を行うのをじりっ、と待ち、タイミングを計る。
左手で弓身を、右手で弦を、もう幾度となく繰り返してきた動作と姿勢。矢を引き絞り。
己が失敗しては、元も子もない……!

「ミネルヴァッ!――凪を呼べ!!」

攻撃で吹きあがる水蒸気、そしてシグルドの攻撃により生じるだろう温度差による上昇気流を、ウォールウィンドの血と竜の潜在魔力によって引き出された風が、場を“0”へと戻し。
クリアになった視界、僅かな微風のみの空間を、数本の矢が切り裂いた。
敵へと向かい、――倒れろ、と念じて。

【tEO−05:地底湖】 No.525(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月08日(13:15)
NAME : カル
自分の攻撃力で目の前の敵に果して通じるものか。
攻撃をもらっても暫く考えていると…。

「…っ!副隊長…!」

ソルがかなり酷くやられてしまった。
後衛にも怪我人が出ている。
攻撃で役に立たないかもしれないなら、やはり此処は壁になるしかないか。
結局その考えに至り、後衛の前へ壁になるべく立った。
*************************
カル 防御行動

【tEO−05:地底湖】 No.526(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月08日(18:08)
NAME : ジュート
「速い…っ!」

前線が破られ、後衛にまでも被害を出した敵の一撃。
幸か不幸か自身はダメージを受けなかったものの、後衛に敵を通してしまったのは痛い。
仲間の言葉からソルが戦闘不能になったことを知る。
自分より体格に恵まれている副長でさえも大きなダメージとなる攻撃、耐えられるわけはない。
だがそんなことを考えてる場合ではないのは既に分かっている。

「なりふり構っていられない…!」

剣を強く握り、駆け出す。
ディーとビッツが敵の脚の後方に回り込んだのに対し、少年が狙うのは前面。
下方に構えた剣を、相手の太ももと思しき場所を下から上に斬り上げるように振るう。

【tEO−05:地底湖】 No.527(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月08日(21:22)
NAME : リゼ
「副長さんッ!?」

くしくも、彼が倒れる瞬間、よく見える位置にいた。
重なる悲鳴に自身も同じ言葉を叫ぶしかなく、ぎゅっ、と拳を握る。
――今、自分に出来るのは、目をそらさないことぐらいだ。

『おい、今の見ただろ!?非戦闘員はもっと下がれ!今から患者を一名連れていくからそれの準備も頼む!!』

「……ッ、了解しましたッ! 
 ですが、足手まといにならない最低限の行動ぐらい、我々で成しますから、前に、集中してくださいッ」

突っぱねたような言い方になってしまったが、目に込めた信頼が、金髪の前衛には伝わるだろうか。
周りと協力しつつラインを下げながら、自分たちの最前線に立つだろうポットの手を、握ろうと腕を伸ばした。

「ポー君、私たちの命を繋ぐ最後の綱は、あなたです。――よろしくお願いします」

握りながら、ぺこん、と頭を下げた。

「アルさんも…、あまり無茶しちゃいけませんよっ。結婚する前に死んじゃうのは詐欺師と同等です」

無視出来ない傷を負いながら、副長を担ぎこむ弓士を前に、場に似合わない軽口を叩く。
副長を慕っているという少年は、どんな顔をしているのかと、気になった。
軍医たちの指示に従いならば、手伝えるのであれば副長への応急処置を手伝おう。邪魔だと言われれば、見守るしかない。
周囲に励ましの言葉を掛けながら……、いい加減、付き合いの長い人たちにはわかるだろうか。
他人を励ますことで、自分を保っているのだということに。

【tEO−05:地底湖】戦闘途中経過 No.528(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月09日(05:28)
NAME : ゾンド
-----------------------
・アル
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+10)×1.5}+5
=35
敵識別:オリジンに35ダメージ
-----------------------
・ディー
・判定数式:直接攻撃
{(10+7)×1.5}
=25.5
敵識別:オリジンに26ダメージ
-----------------------
・ビッツ
・判定数式:直接攻撃
{(10+10)×1.5}+5
=35
敵識別:オリジンに35ダメージ
-----------------------
・シグルド
・判定数式:直接攻撃
{(10+9)×0.8}
=15.2
敵識別:オリジンに16ダメージ
-----------------------
・エル
・判定数式:直接攻撃
{(10+9)×1.5}
=28.5
敵識別:オリジンに29ダメージ
-----------------------
・ユーリ
・判定数式:直接攻撃
{(1+7)×0.9}
=7.2
敵識別:オリジンに8ダメージ
-----------------------
・クライド
・判定数式:遠距離攻撃
{(8+7)×1.5}
=22.5
敵識別:オリジンに23ダメージ
-----------------------
・エル
・判定数式:直接攻撃
{(10+9)×1.5}
=28.5
敵識別:オリジンに29ダメージ
-----------------------
・ジュート
・判定数式:直接攻撃
{(8+5)×1.5}
=19.5
敵識別:オリジンに20ダメージ
-----------------------

集計:オリジンに543ダメージ

【tEO−05:地底湖】現有ハイランド軍戦力 No.529(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月09日(05:33)
NAME : ゾンド
(注:ハイランド軍ターンは継続中です。)

▼前衛ユニット
・ディー 1/22 MW8 SW2
・シィア 20/20 MW6 SW1
・シグルド 20/20 MW6 SW1
・ヴィッツ 25/25 MW9 SW3
・エンガ 20/20 MW8 SW2
・ジュート 20/20 MW5 SW4
・ソル 戦闘不能
・クロム 25/25 MW29
・レイ 20/25 MW15
・レギ 4/20 MW8 SW2
・レイジ 21/21 MW13 SW4
・エル 20/20 MW2(危険域) SW2
・ビッツ 8/20 MW6 SW3
・カル 18/23 MW10 SW3
・ユーリ 22/22 MW5 SW1
・ルーイ 23/23 MW11 SW10

▼後衛ユニット
・セオ 23/23 MW14
・アル 8/19 MW3(危険域) SW3
・クライド 19/19 MW12
・セレス 19/21 MW3

▼非戦闘ユニット
・リゼ アルケミスト
・ゾンド 多目的運用
・ティア 慰安兵
・ポット 非戦闘員護衛兼雑用
・バード 生活管理官
・ニーア 文官
・ブリギット 軍医

【tEO−05:地底湖】 No.530(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月09日(15:11)
NAME : ポット
『ポー君、私たちの命を繋ぐ最後の綱は、あなたです。――よろしくお願いします』
「…わかっている…。お前は下がっていろ。きっとまだ怪我人が出るぞ…。」

かけられた声、リゼの顔をロクに見ずにそう返した。
ソルが攻撃を受けて倒れた時、ようやくこれが生死をかけた本物の戦いだということを思い出した。敵は一体、されど列強。
今までは大きな敵に出会っても難なく倒してきた故に、勘が鈍っていたのだろう。

ソルの治療のことはその後だ。心臓さえ止まっていなければ魔界の回復術でどうにでもなる。今は全てが後回しだ。感情さえも。

今一番危険なのはディアヴォル。その次にレギアントだ。
もし戦闘部隊が全滅した場合、非常時になんとか戦えるのはイグナツィオ、あの黒い子供、そして自分だけだろう。

「護る、などというクサいことは言わんぞ。だが、せっかくここまで付き合ったのだ。最後まで通さんぞ、ここは…!」

仁王立ちで、荒れ狂う魔物を睨みつけた。

【tEO−05:地底湖】 No.531(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月09日(23:30)
NAME : セレス

「っついな、これは・・・」

剣を振るっている前衛が薙ぎ払われ、攻撃は後衛にまでに到達する。
前衛へのダメージは大。副長も負傷。士気の低下は無いものと思いたいが――流石に焦るなというのは無理か。
付け加え、敵の動きは鈍ってはいない。不利といえるかもしれない状況。

飛ぶ声に耳を傾ける。
これ以上前進されれば後衛はおろか非戦闘員にも怪我人が出るだろう。
声を掛け合う非戦闘員。その中の一人が、後ろを守るように立ったのを見れば、退いてはいられない。もとよりそんな気はなかったけれど。

――――非戦闘員を盾にできるものか。

本当は仕事と、心配させる以上のことはさせたくはない。
敵を睨むように見あげた。
結果、立ち位置は変わらぬ場所で。

「裁きの声、従い渦巻け白銀の。熱食み肥えろ我が声と―――・・」

唄い始め、
敵の腹部、攻撃が手薄となったそこに火炎を生み出す。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

対象:オリジン ‐魔法攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.532(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月10日(00:33)
NAME : ソル
急に俊敏になった敵が動くのは、見えていた。だが、後退するほどの余力はもう無く、受身を取る事もなく。飛ばされたのは痛覚が知らせ、頭がまともに知らせてくれたのは、腕や足が上がらない事だった。
途端の吐き気に思わず目を閉じると、その奥に、懐かしく美しい人がいて、慌てて重い瞼を開いた。これは、まずい。
呼ばれる声を聞いて、反応するように、どくどくと心臓が動いているのが分った。まずいが、まだ平気なようだ。出来るだけ、目だけは閉じない様に意識し、アルの介助を得て、非戦闘員の側で彼から離れた。すまない、と礼としての一言を呟いて、膝を突いて前を、戦場を見やる。
もう、ろくな事は出来まい。
彼女を見ないように、そしてこれ以上まずい事にならないように、立ち上がる事を試みながら、場外の際へ下がる。

【tEO−05:地底湖】 No.533(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月10日(22:40)
NAME : レギ
「く、そ・・・!」

毒づきながら膝をつき、すぐさま立ち上がった。自分が負った傷も決して浅いものではない。が、

「―――なんて無様」

副長が倒れたのを見て、そんな事態にしてしまった自分のふがいなさに、自信を罵倒した。そうでもしないと
まともな思考が保てない。
倒れるのなら、前衛である自分が最初であるべきだったろうに。

「――これ以上はやらせん」

呟き、再び敵の醜悪な肉体に斬りかかった。

―――――――――――――――――――――――――――

オリジン 直接攻撃

【tEO−05:地底湖】ハイランド軍ターン終了 No.534(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月12日(00:10)
NAME : ゾンド
-----------------------
・セレス
・判定数式:魔法攻撃
{(10+10)×0.5}
=10
敵識別:オリジンに10ダメージ
魔法負荷によりセレスに1ダメージ
-----------------------
・レギ
・判定数式:直接攻撃
{(10+9)×1.5}
=28.5
敵識別:オリジンに29ダメージ
-----------------------

集計
オリジンに582ダメージ

【tEO−05:瓦礫の廊】敵攻撃ターン No.536(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月12日(01:10)
NAME : ゾンド
足場―――戦士達を支え続けたDT−04の残骸は、
また現れた新たな死地に衝突。
静かな残響音を残し、ゆっくりと地底湖へ沈み始めた。

その廻廊は、ガラスやセラミックを始めとして、金属片や生物の骨格、
何かの装置が徹底的に破壊され、がらくたがうず高く積まれた空間だった。
ここだけボトルネックとなっており、天井が低い。

一方、足場の崩壊を鋭敏にも把握したらしいオリジン。
脚部関節を切り刻まれているにも関わらず、瓦礫の山の奥へと一気に跳躍、
既に壊死を起こしかけていた脚を自ら切り離す、
着地の衝撃で崩れかけていた脚はそのまま壊死し、溶解して瓦礫の中へ消えていった。

攻撃の主力たる脚部を失ったオリジンは更なる肉体の改修を行う。
流線型だった頭部は異常な肥大化を遂げて、自身の機動力を全く失わせてしまった。
代わりにか、周囲の堆積物を粘液でもって取り込み、
それは岩山に化けた鯨か何かのような風貌になっている、

その生き物は図体に似合わず細く鳴くと、
満身創痍の侵略者達に頭を向ける。

その“何か”の照射を受けた人間は皮膚の表層にある水分が沸騰し、
耐え難い苦痛を受けるだろう。

※オリジン性能変化
・体力:138
・筋力:32
・精度:10
・魔力:34
・防御値:22
ADS指向性生体マイクロウェーブ(遠距離攻撃) 32/32
備考:4回連続行動

オリジン
攻撃対象:レイ
:カル
:ディー
:エル

【tEO−05:瓦礫の廊】敵攻撃ターン終了・ハイランド軍攻撃開始 No.537(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月12日(01:20)
NAME : ゾンド
-----------------------
・オリジン
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+32)×1.0}-30
=12
識別:レイに12ダメージ
-----------------------
・オリジン
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+32)×1.0}-60
=-18
識別:カルに0ダメージ
-----------------------
・オリジン
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+32)×1.0}-22
=20
識別:ディーに20ダメージ
ディー戦闘不能!
-----------------------
・エル
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+32)×1.0}-9
=33
識別:エルに33ダメージ
エル戦闘不能!
-----------------------

【tEO−05:地底湖】 No.538(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月13日(20:41)
NAME : エル
上昇の力で無理矢理肉を切り裂いた所為か、関節に違和感が生じている。
それに顔を顰めながらも逆十字の完結を見届けた。
それでも沈まない敵は、何処に余っているのかという力で移動し、変化続ける。
それが自分を標的と定めた時、敏感な竜が離脱の動きをとった。
しかし、遅く―――

「ぐッ――あ、あああ・・っ!!」

声を抑えられない程の、激痛。
得体の知れない攻撃は皮膚を爛れさせ、思考までもを引き千切る痛みとなって襲ってきた。
エリーリェも鱗の存在で重度こそ異なれ、その痛み。鋭い悲鳴をあげて・・・落ちる。
それでも――振り落とされなかったのか、振り落とさなかったのか。騎士はその背に乗り手綱を掴み、竜も激突の直前で力を振り絞り辛うじて後衛の中に不時着する。
波すらもたず常に襲う激痛に耐えながら、ずるりと体勢を崩す。息と脈を落ち着かせようとするが、うまくいかない。
いくつか浮ぶ言葉もあったが声に出すことが難しい。
同じ痛みに耐えるエリーリェは、気丈に首をもたげたまま、威嚇の声をあげながら遠くの敵を睨んでいた。

【tEO−05:地底湖】 No.539(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月13日(22:50)
NAME : アル
息を切らせながら、非戦闘員達にソルを引き渡す。
すまない、の言葉に首を横に振った後、静かな、しかし厳しい声で、

「副長、今はとにかく死なない事、そして狼狽だけはしない事を考えてください。
 アンタが今『崩れ』たら、多分うちらは残らず瓦解する…」

いう事はそれだけ、酷薄な一言。
だが、前衛が、そして空中の竜騎士すら次々と蹴散らされている状況で、
戦闘不能とは言え、指揮官が折れればそれは間違いなく部隊の壊滅に繋がる。
自分とて気を抜けば絶望感に打ちひしがれるだろう、だが今はその感情を押し殺す。
崩壊を始めた足場、非戦闘員達に退避を促し…ついでに戦闘不能の連中を連れて行ってくれと付け加えて、
自らも形態を変えた敵を一瞥しながら新たなステージへ。
飛んだり跳ねたりする度にしこたま打った身体が痛む、だが立ち止まれない。
止まればすぐにあの攻撃の照準が定められるだろう。
詰みあがったごみの山の陰までとにかく走り、そのままそこへ飛び込む。
丁度いい遮蔽物を手に入れれば、この山を盾に、機動力を失った敵に矢を放った。

======
オリジンに直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.540(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月14日(02:21)
NAME : バード
「っ足場が…!皆さん急いで!持てる物だけ持ってあちらへ………エルさん!エリーリェさん!!」

沈み行く足場から瓦礫の山へと、非戦闘員たちで移動していたその時だった。「それ」の放った波が、いまや家族とも言うべき仲間を打ち据えるのを目にし、青ざめた。
落ちた一騎へと駆け寄ると、竜の背へと昇って騎士に声をかける。

「…エルさん、もう、手綱を放して大丈夫ですよ。いま、お医者様のところへ運びますからね。…エリーリェさん、落ち着きなさい!気持ちは解りますが、貴方の怪我に障る…!」

意識が混濁するエルの手から手綱を引き剥がし、彼を抱きかかえて鞍から飛び降りた。柄にもなく強い口調で竜を制した男は、エルを医師に預けるとすぐに戻ってくるだろう。
負傷したエリーリェを、独りにしてはおけない。

【tEO−05:地底湖】 No.541(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月14日(22:26)
NAME : ディー
沈み行く足場を駆け抜け、跳躍した「それ」を追って瓦礫の山を駆け上る。また鈍重な塊へと変化した「それ」にもうすぐ届く、そうして、地面を蹴った瞬間だった。
「それ」が先に動いた。

ふっと何かが通り過ぎ、次の瞬間には声にならぬ叫びを上げて、鉄くずの頂から転げ落ちていた。
皮膚の内側から焼き鏝を押されたような感覚に、平静を保とうとする理性すら焼き切れる。

非戦闘員たちから少しはなれた場所の鉄塊にぶつかって止まると、小さく呻いて動かなくなる。
小手で目だけは守ったらしいが、露出した頬から顎にかけて赤く、一部は白くなるまで焼け爛れ、鋭い瓦礫の地面を転がって出来た裂傷からも出血している。
かろうじて意識だけは保っているようで、薄く開けた目は常に、敵の動向を伺っていた。――最後に焼け残ったのは、闘争本能なのだろうか。立ち上がることも出来ないというのに、右手は刀を放していなかった。

【tEO−05:地底湖】 No.542(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月14日(22:34)
NAME : レイ

 「!?ぎ、ぐ・・ぁっ!!」

 ハルバードを牽制の意味を含めて前に突き出していたのが幸いしたのか、突如襲い来る『何か』の攻撃に意識を刈り取られずにすんだ。沸騰する表面から血煙を出しながら、片膝を付いて後方を確認・・・・非戦闘員は無事。どうやらあの『何か』は自分の所で何かは止まっていてくれたらしい・・でかい図体でよかった。と、か細い声でつぶやきハルバードを杖代わりにしてヨロヨロと立ち上がる。そして霞んだ瞳が捉えたのは倒れていく仲間達の姿だった。

「ディー・・・竜騎士・・・やってくれんじゃねえかあのデカブツが・・!!」

 戦闘不能になり戦線から離れる仲間を見て、あの攻撃のデタラメな威力を知る。自分の背後には・・・太刀打ちなどできようはずもない非戦闘員達・・・・今すぐここを駆け出し、敵に向かって突撃したいが、それは非戦闘員や治療中の仲間の壁がなくなることを示す──

『……ッ、了解しましたッ! 
 ですが、足手まといにならない最低限の行動ぐらい、我々で成しますから、前に、集中してくださいッ』

 行くべきか?

『――ここは、頼む』

 行かざるべきか?

「・・・・・ハァ。おいチビスケ、俺ぁあの攻撃・・・後一発なら耐えられる。あとは宣言どおりテメーが後ろに通すな・・・任せたぜ?ポット・ジャー・ランプ」

──結局、足は前に進まなかった。ハルバードを地面のやわらかい場所に付きたて、両手をベルトで得物に固定する。これなら倒れこんでしまうことはないだろう・・・自分の後は小憎らしい仲間に託した、ならば自分のするべきことはひたすら前を向いて敵の攻撃を食い止めることだ。

--------------------------------------------
レイ、防御行動

【tEO−05:地底湖】 No.543(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月14日(23:10)
NAME : シグルド
エルが墜ちた。

目には見えぬ熱波…その直撃を受けたようだ。
瞼の裏にフラッシュバックする何百、何千度目の旧第六小隊全滅の映像を振り切り、エルとエリーリェの生存を確認する。
ラスタードが、瞼の裏に浮かぶ映像を振り切れなかったのか…失速する。

「振り返るなァーッ!!」

一喝。ラスタードがハッと我に返り、再び加速した。

「第六小隊!止まるな!止まれば墜とされるぞ!加速しながら攻撃、離脱を繰り返せ!」

フォーメーションを組む暇はない。
相手の攻撃は遠距離でも一瞬で此方に到達する。速度を落とせば空中でも狙い撃ちにされるだろう。

とにかく、今は押しまくってあのデカブツを地獄に叩き落す。

「仲間の心配はその後だ!第六小隊、突貫開始!!」

槍が最大出力の火焔を纏い、白銀の飛竜が凍てつく吹雪を吸い込む。

「おぉぉぉぉっ!らァァァァァァーーーーッ!!」

高速飛行により全身を縛り付けるGの見えない鎖を引き千切り、臓腑の奥から咆哮しながら豪槍を叩きつけた。

*******

オリジンに直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.544(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月15日(01:10)
NAME : ユーリ
「……ッ」

視認できぬ、悪魔の様な攻撃。
それが一撃必殺の威力を持っているのは、同僚の悲痛な叫びを聞けば十分に理解できた。

(くそっ、あの屑、回避運動をミスったな…!)

頭の中では小隊戦力の損失、その程度に見ているエルの撃墜。
しかし意識の奥の方で、何かがチリチリと音を立てているのがハッキリ分かった。

『振り返るなァーッ!!』

その声が、空に響く。
同時に疾走する銀の影に、舌打ちしていた。
冷徹になりきれてないのは、その咆哮を聞けば明らか、明らかに無理をしてる。
一番振り返りたいのは、一番手を差し伸べたいのは目の前にいるあの変人なのだ。

…それが、燻っていた何かに火をつけた。

「…あの鉄屑に手柄を総取りされては堪らない…ニーズ」

静かな声と共に、体の周りが帯電する。
放出された粒子は渦となり、オリジンの中心に至る道を作り、

「委細構わず突撃、敵の補足は速度で振り切る」

弾丸の如き速度と回転で風を切り裂き、その道の導くままにただ、突っ込む。

======
オリジンに直接攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.545(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月15日(21:30)
NAME : クライド
僅かに鳴ったモノの焼ける音。
自らの目の前で、地に落ちていく銀の煌きを呆然と見送った。
長い一瞬の後、

「――――…エ」

『振り返るなァーッ!!』

呼ぼうとした仲間の名前をかき消すように、響いた大声。
反射的に翻そうとした手綱に逆らい、ミネルヴァもまた、前を向いていた。
気を取り直したように目許を引き締め、弓を横に構え。
その流線型の頭、熱波の発生源と思われる辺りに数本の矢を速射で射掛けた。

「………………、ッ畜生が」

地上に蠢く敵にか、振り返ろうとしてしまった己にか。
――また、自らの前に立つ人を護れなかった苛立ちか。
歯を食いしばり、前衛二人の軌跡に続いてギリギリまで間合いを詰め……、

渾身の一矢を放つ。それが風を帯びたように尾をひき、高速で敵へと伸びた。


***********

オリジンに遠距離攻撃

【tEO−05:地底湖】 No.546(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月15日(22:27)
NAME : カル
「………っ!」

照射された何か、自分もその1本を浴びたのだが…

「………」

不思議なことに、痛みは無かった。
まるでただの光を浴びたように。
獣人だからだろうか、それとも他の何かがあるのか。
何にせよ、自分にはこの攻撃は無効だと判断してもよさそうだ。

「…これ以上、後ろはやらせん…」

何本でも撃ってこい、そう言うように呟いて。
出来る限り後衛の集まっている前へ位置をずらして、再び壁になろうと身構えた。
***********************
カル:防御行動

【tEO−05:地底湖】 No.547(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月16日(00:00)
NAME : シィア
仲間が次々と倒れていく。
全滅、という最悪の二文字が頭の中に浮かびかけるが首を横に振って、その文字をかき消して。

「いい加減に…死になさいよっ!!」

オリジンの頭に、薄青の魔方陣が浮かび上がる。
手に青い光が纏われ、10本の今度はきちんと造形された氷の槍が空中に現れた。

『氷、水の眷属よ。
 水の王たる海神の名を借りて命じる。
 我らに害為しし化け物に…死を』

ゆっくりと鎌を持った両手を上げる。

『…汝らの刃を持って、終焉を』

最後にそういうと、鎌を地へ振り下ろす。
杖の代わりのように使った鎌の柄が地面に突き刺さった瞬間、空中に浮かんでいた槍が一斉にオリジンへと襲い掛かった。

【tEO−05:地底湖】 No.548(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月16日(00:20)
NAME : ビッツ
足場の崩壊を察した敵が跳躍したのを追って、ダメージでふらつく体を無理矢理に動かし迅速に後を追う男。
男の頭上を掠めるようにして「何か」から照射された熱線、ぎりぎりのところで受けずに済んだのは…
結局のところ、運であったろう。

「それでもいいさ」

熱戦に焼かれて落ちていく竜とその騎士…彼らと自分を分けたのはただの運にすぎないだろう。
それでも構いはしない。今自分は立っていて、戦えて、剣を振るえる。
ならば振るうだけだ。
同朋を討たれた竜騎士たちが咆哮と共に突き進んでいく。彼らは彼らのすべきことをしている。
さらに歪な変化を遂げた敵に向けて剣を構え、思い切り膝を曲げる。
僅かに膝が震えているのは転落のダメージのせいだ。だがそれも気にしない。
飛ぶ。周囲の瓦礫を利用してさらに高く跳躍し、敵の頭上へと位置を取った。

「――まだ生きているんだからな」

兜割りの要領で、直下への斬撃である。
その一撃は巨獣の顔面――もはや顔であるとも言い難いが――を切り裂いて抜けるだろうか。

――――――――――――

ビッツ、オリジンに直接攻撃

【tEO−05:瓦礫の廊】戦闘途中経過 No.550(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月18日(23:53)
NAME : ゾンド
-----------------------
・アル
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+10)×1.5}+5-22
=13
敵識別:オリジンに13ダメージ
-----------------------
・シグルド
・判定数式:直接攻撃
{(10+9)×0.8}-22
=-6.8
敵識別:オリジンに0ダメージ
-----------------------
・ユーリ
・判定数式:直接攻撃
{(10+7)×0.9}-22
=-6.7
敵識別:オリジンに0ダメージ
-----------------------
・クライド
・判定数式:遠距離攻撃
{(10+7)×1.5}-22
=3.5
敵識別:オリジンに4ダメージ
-----------------------
・シィア
・判定数式:魔法攻撃
{(10+10)×0.6}-22
=-10
敵識別:オリジンに0ダメージ
魔法負荷によりシィアに1ダメージ
-----------------------
・ビッツ
・判定数式:直接攻撃
{(10+10)×1.5}+5-22
=13
敵識別:オリジンに13ダメージ
-----------------------

集計:オリジンに612ダメージ

(注:今ターン締め切りは20日24時です。)

【tEO−05:瓦礫の廊】現有ハイランド軍戦力 No.551(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月18日(23:57)
NAME : ゾンド
(注:ハイランド軍ターンは継続中です。)

▼前衛ユニット
・ディー 戦闘不能
・シィア 19/20 MW6 SW1
・シグルド 20/20 MW5 SW1
・ヴィッツ 25/25 MW9 SW3
・エンガ 20/20 MW8 SW2
・ジュート 20/20 MW5 SW4
・ソル 戦闘不能
・クロム 25/25 MW29
・レイ 8/25 MW15
・レギ 4/20 MW7 SW2
・レイジ 21/21 MW13 SW4
・エル 戦闘不能
・ビッツ 8/20 MW5 SW3
・カル 18/23 MW10 SW3
・ユーリ 22/22 MW4(危険域) SW1
・ルーイ 23/23 MW11 SW10

▼後衛ユニット
・セオ 23/23 MW14
・アル 8/19 MW2(危険域) SW3
・クライド 19/19 MW11
・セレス 18/21 MW3

▼非戦闘ユニット
・リゼ アルケミスト
・ゾンド 多目的運用
・ティア 慰安兵
・ポット 非戦闘員護衛兼雑用
・バード 生活管理官
・ニーア 文官
・ブリギット 軍医

【tEO−05:瓦礫の廊】 No.552(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月20日(22:20)
NAME : セレス
白い竜が墜ちていく。前で盾になる人に熱が注ぐ。
倒れたのは誰だ。傷を負ったのは。
悲鳴と怒号が聞える。知っている人々が苦痛に顔を歪めて倒れて――――
幾度となく目にした光景に重なる、それの間を走る。
運ばれてきた竜騎士を見る限りに放っておいていい怪我などでは無いだろう。
守りを貫く人たちの間を縫って、負傷したディーに近づき、状態を確認した。

意識はまだある。傷は深く、広い。解ってはいたがいい状況ではない。
力を知らしめるような、酷い傷跡。
顔を顰め、なるべく傷に触れぬようにして、高くなった残骸が壁となった場所に移動した。
非戦闘員に彼を渡せば、すぐに詠唱を開始する。
敵の真下に発動させるのは、砥いだ魔の刃。

「―――――私は乞う。仇敵を滅し、彼岸を示せ。」


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

対象:オリジン ‐魔法攻撃

【tEO−05:瓦礫の廊】ハイランド軍ターン終了 No.553(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月21日(01:03)
NAME : ゾンド
-----------------------
・セレス
・判定数式:魔法攻撃
{(10+10)×0.5}-22
=-12
敵識別:オリジンに0ダメージ
魔法負荷によりセレスに1ダメージ
-----------------------

【tEO−05:瓦礫の廊】敵攻撃ターン No.556(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月21日(01:45)
NAME : ゾンド
それは鎧を纏ったゴムのようなものだ。
付着したガラクタが装甲となり、柔軟な内部構造がクッションとなり、
今まで受けた攻撃によって表層が破壊され、
染み出した粘液が緩衝材となって更に防御力が向上している。
生半可な打撃力では虫が留まった程も感じないだろう。

しかし、戦闘の序盤より明らかに生命力が落ちている事は、
研鑚を積んだ歴戦の戦士達には感じ取れるだろう。
四肢を失い、機動力を喪失してさえ、それは内部の何かを護っている。
この地底湖はひとつの子宮なのだ。

それは魔法・実体を問わない無数の攻撃に晒され、
氷の槍や矢が刺さったままの無残な創痍に満ちた頭部を
もどかしげに照準する。

オリジン
攻撃対象:レイ
:カル
:ユーリ
:クロム

【tEO−05:瓦礫の廊】敵攻撃ターン終了・ハイランド軍攻撃開始 No.557(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月21日(01:49)
NAME : ゾンド
-----------------------
・オリジン
・判定数式:遠距離攻撃
{(5+32)×1.0}-30
=7
識別:レイに7ダメージ
-----------------------
・オリジン
・判定数式:遠距離攻撃
{(5+32)×1.0}-60
=-23
識別:カルに0ダメージ
-----------------------
・オリジン
・判定数式:遠距離攻撃
{(5+32)×1.0}-23
=14
識別:ユーリに14ダメージ
-----------------------
・オリジン
・判定数式:遠距離攻撃
{(5+32)×1.0}-33
=4
識別:クロムに4ダメージ
-----------------------

【tEO−05:瓦礫の廊】 No.558(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月23日(01:26)
NAME : レイ

 それは一度受けた攻撃だからだろうか?オリジンが仲間達の猛攻をうけつつも、反撃を放つ瞬間、その攻撃の一つが自分に来るとわかった。
 風すらも起こさぬ速さかつ無音の攻撃に脳では無く脊髄が反応し──足下に転がっている破片の中で一番大きい物を土と共に跳ね上げ、相手の頭部らしきものと線でつなぐように斧を突き出す──それでも、あの攻撃の威力の前では気休め程度、血管のなかで沸騰する血液、全身にヤキゴテを一斉に押し付けられたような痛みが盾の役割としている自分を容赦なく襲った。

「・・・・・・・・!!!・・・ぁぁぁっ!」

 攻撃が止み、血煙を全身から噴出させながら片膝をつく。もうろうとしているが意識があるのでどうやら死んではいないらしい・・・・もう一度全身に力を込め、無理矢理立ち上がった。正直、真っ直ぐ立っているのも辛いほどボロボロだ。

(痛ってぇ・・・どーせこのコンディションじゃ攻撃側に行ってもあんま役にたてねえんだけどなぁ・・ここで死んだら後ろがうるせえだろーし)

 もしも守る立場の人が死亡したら、それが誰であれ守られている立場の非戦闘員は傷き、戦闘能力の無い自分たちを責めるだろう・・・・自分が死んで誰かの心の傷になるのは嫌だった。それならば戦線に出て、戦士として死ぬほうがまだ心の負担は少ないのではないだろうか?もっとも、生きることを放棄するつもりは毛頭無いが。
 攻撃側に回ると決め、体力とスピードを少しでも保たせる為、もはや意味をなさない手甲や簡易鎧を脱ぎながら、たっぷり酸素を吸い込むと息を止め。オリジンへと駆け出した。先ほどから観察していたが、防御力が異様に高まっているオリジンのガレキの鎧の隙間を縫うようにして、渾身の力でハルバードを振り下ろす

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レイ オリジンに直接攻撃

【tEO−05:瓦礫の廊】 No.559(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月23日(15:19)
NAME : ジュート
最初は何が起きたのかわからなかった。
気づけば仲間が次々傷を負い、竜騎士が一騎堕ちていた。
誰がやられてもショックは受けるだろうが、あの若い知り合いの騎士らでないことを願ってしまうのは人の性であろう。
やられた竜の身体が白っぽく見えたことも、強く響く鳴き声がききおぼえがあったのも気にかかった。
地上の戦闘員はすぐに誰かわかった。銀髪に巨躯。自身が知っている、あの人は自分よりも強かったはずなのに。

「……っ…今は…駄目だ!」

心配するのはあとでいい。今はより被害を広げないよう目の前の敵に集中しよう。
醜悪な敵をしっかと睨み付け、駆け出す。
瓦礫を足場に、たん、とん、と駆け上がると地を強く蹴り。
上段に大きく振り上げた剣を真下の敵…瓦礫の装甲の間に深々と突き刺す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ジュート オリジンに直接攻撃

【tEO−05:瓦礫の廊】戦闘途中経過 No.560(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月27日(22:01)
NAME : ゾンド
-----------------------
・レイ
・判定数式:直接攻撃
{(6+10)×0.4}-22
=-15.6
識別:オリジンに0ダメージ
-----------------------
・ジュート
・判定数式:直接攻撃
{(5+10)×1.5}-22
=0.5
識別:オリジンに1ダメージ
-----------------------

集計:オリジンに613ダメージ

【tEO−05:瓦礫の廊】 No.561(No.462への返信記事)

DATE : 2006年09月27日(22:04)
NAME : ゾンド
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