■PBCサイト『HIGHLAND FORTRESS
峠の要塞』より、主要な同僚たち
▼隊員名:アウシュビッツ・クリーガー(通称 ビッツ)
・性別:男性
・所属部隊:要塞待機部隊随行傭兵部隊
・年齢/身長/体重:36/192/90
・種族:ほぼ人間
・容姿、経歴、性格:銀色の混じった黒髪を肩まで伸ばし、後ろで縛ってまとめている。深い藍色の瞳で、見るものに警戒心を抱かせるような鋭い眼光を持つ。
鼻の頭を真横に大きく通過する傷跡が一本。多すぎず少なすぎない、引き締まった筋肉に覆われた褐色の体はそこら中が傷だらけ。
普段は黒系でまとめられた、動きやすいラフな服装を好む。
物心付いてすぐノースブルーの貧民街に捨てられ、かっぱらいで生計を立てていた孤児。
とある剣士に拾われて剣術と戦争の仕方、生きるための様々な知恵を教わり、貧民街を抜け出して傭兵を始める。
以後、様々な戦場を転々と巡り巡ってハイランドへたどり着き、傭兵部隊に身を寄せた。
「常に普通であれ」という師の教えを守り、どんな時でも焦らぬよう、急かぬように努めている。
伊達な部分もそれなりにあり、人当たりは悪くないがやや横柄。
実は下戸で、趣味は料理と子供の世話。
・武器(一部):「青の剣」
ショートソードとロングソードの中間程度の長さを持ち、両手で扱えるよう剣把を大きく作ってある、特異な形状の剣。
抜けるような青色の刃を持つことから青の剣と名づけられる。
ある特殊な性質を持つ稀少な金属によって打たれており、いくつかの特異な能力を秘める。
▼隊員名:エル・パパラチア(通称 エル)
・性別:男性
・所属部隊:要塞待機部隊随行竜騎士部隊第6小隊
・年齢/身長/体重:25/176/67
・種族:ほぼ人間
・容姿、経歴、性格:明るい茶色の髪はやや長めの短髪。蓮色の目に白い肌。
元々は孤児で、軍の養成を受けた正統な竜騎士。戦闘配置は前衛。相棒は薄碧の鱗を持つ小型の翼竜エリーリェ。
明るく努力家、素直で人懐こい気性。やや熱血思考が入っている精神論者。かなりの酒豪でもある。
配属時は新人下っ端だったが、後に消去法で出世し隊長代行となる。
・武器(一部):ロングソードとファルシオン
▼隊員名:クライド・ウォールウィンド(通称 クライド)
・性別:男性
・所属部隊:要塞待機部隊随行竜騎士部隊第6小隊
・年齢/身長/体重:23/174/62
・種族:ほぼ人間
・容姿、経歴、性格:若草色の目に、オレンジ色の髪を短くしている。やや細身で童顔。動きやすい、麻や革の服を着ていることが多い。
幼い頃、ある竜騎士に命を救ってもらって以来、強くなり竜騎士になるのが夢。17歳のとき、古竜ミネルヴァに認められ、正式に竜騎士となる。
17歳で竜騎士となっており、履歴上ではエリート。しかし、中身は堅っ苦しいことの嫌いな野生児。
明るく天真爛漫な性格で、バカというよりも無邪気。そしてお調子者。飄々とした若者だが、たまに言うことが鋭く、己に対し苛烈な一面も持つ。
戦闘センスに優れ、戦うことに誇りを持っている。稀に本能の侭の残虐な一面も見せるが。
あらゆる動物に好かれる性質を持っており、巡り巡って現在の連れ合いは、白い狼[名:ロア(♀)]と黒鴉[名:カルム(♂)]。
狼はほぼ常に彼に寄り添っているが、鴉はあまり傍にいない。
・武器(一部):長めの強弓を用いる。飛距離と正確さに優れる。
▼隊員名:セレス・ボーヴォルト・ハウレス(通称 セレス)
・性別:男性
・所属部隊:要塞待機部隊
・年齢/身長/体重:不明(外見年齢二十代前半)/174/60
・種族:月下族
・容姿、経歴、性格:顎よりは短い長さの癖のない灰色の髪、灰色の目。右目の下からこめかみに向って傷跡。赤みの少ない白い肌で痩身の男。
傭兵上がりで正規兵となった魔術師で、主に火炎を操る魔法を使う。戦闘配置は後衛。
基本的に穏やかな好青年風。戦闘、デスクワーク問わず任務には忠実。反面、融通が利かず頑ななところがある。
魔法が詠唱、歌を媒体とするもののため、歌自体特技であり趣味である
・武器(一部):魔法補助用の呪符など
▼隊員名:ダンテ・S・ヴィスコンティ(通称 ダンテ)
・性別:男性
・所属部隊:要塞待機部隊
・年齢/身長/体重:32/184/68
・種族:人間
・容姿、経歴、性格:黒い髪、同じ色の三白眼。血色の悪い色素の薄い肌。筋肉質ながらしなやかな体つき。ただし服を着込む性分なので、そうそう目立たない。
首から腰にかけて、蛇を象った左右対称の刺青がある。季節に限らず衣服は長袖が主。要塞内では主に、漆黒の祭服、肩に赤い布の帯を掛けた司祭姿。
戦闘針をいくつも袖や衣服の裏地に刺し、両足の外側にはジャマダハルを吊っているのを祭服で覆い隠している。
装飾品は左耳にのみピアス、左の手首に蛇を象る円と交わる十字架のロザリオ。よく右手首に包帯を巻いている。
【情愛】【誘惑】を司る神・ラミュロス(カミラ)を信仰する宗教団体・キラの司祭。
彼の帯の色【赤】は刃ある者であり、血に触れた者の意を持つ。この色の司祭は神に仕える身でありながら戦場に立つことが多い。
己も例に漏れず戦場の司祭として各地・各要塞を転々としたのち、最終的に軍入りを選んだ。
両利き。(左優位)オネエ口調が主、TPOによって丁寧口調と使い分ける。人当たりはまあまあ穏やかで、本気で怒ることは滅多にない。
熱血よりは冷血、基本的に何をするでも無気力で、戦闘時であっても不変。虚言癖、道化じみた軽い言動の割には真面目な所があるようで、朝礼は必ず出ている。
趣味は読書と、菓子作り。しかし自分では食べない。
・武器(一部):ジャマダハルを二振り、投擲針
▼隊員名:『ナシュカ』ユリウス(通称 ユリウス)
・性別:男性
・所属部隊:要塞待機部隊
・年齢/身長/体重:不明(外見年齢24、実年齢200歳以上)/192/72
・種族:谷エルフ
・容姿、経歴、性格:肩甲骨のあたりまで伸ばした艶のある黒髪に、白皙の肌。耳が斜め上に長く尖っている。両目を横に通り過ぎる大きな傷跡があり、両の瞳に光はない。糸目。
緑地に黄色と赤のラインを引いた、魔術師然としたローブを身にまとい、普段は木製の車椅子に座っている。ごつごつした木製の、70センチほどの長さを持った小ぶりなスタッフを持つ。
右頬に火傷の痕。他の皮膚よりも引き攣れて敏感になっており、空気の流れを鋭く知覚することが可能なセンサーのような部位となっている。
風を敬い、風とともに生きる谷エルフ『ナシュカ』の一族のひとり。
ゼフィユの片隅に位置する『風の谷』と呼ばれる谷に作られた小さな村の出身で、全員がナシュカを名乗り、姓を持たないためにこう表記される。
もとは風の谷で研究を行う魔法研究家だったが、ゼフィユの民族浄化政策によって、自分をのぞくナシュカを一人残らず虐殺された過去を持つ。その中には彼の妻子も含まれる。
彼自身も己の研究室で数々の拷問を受け、両目を断ち切られ、鼓膜を割られ、鼻腔を穿たれ、舌を焼かれ、さらには両足の腱をずたずたにされて歩行すら出来ないようにされるという災禍に遭った。
そんな状況でただ一人生き残った彼は、数年の放浪を経て要塞待機部隊に志願。その目的は、ナシュカを虐殺したゼフィユの部隊、及びその隊長であった男への復讐である。
性格は基本的に温和で穏やか、自然と動物を愛し諍いを好まない柔和なもの。
他者に対しても柔らかく丁寧な物腰で接し、どこかとぼけたところがある。
その反面、内側にはどす黒い復讐心を抱いており、その件に関してだけは態度を一変させる。
・精霊(一部):風の精霊『ウィンリィ』
感覚のほとんどを失い、歩行すら出来ないユリウスの様々なサポートを行うパートナー。風の下級精霊『シルフィード』が具体化した状態で、触れることも可能。
自ら口を開くことはほぼ完全に無く、他者との意思の疎通もあまり行わないが、ユリウスに忠実に従い、また自らの意思でもユリウスのサポートを行う。
白皙の肌と柔らかな麦の穂の色をした髪をもつその姿は、かつて失った彼の妻に良く似ているとか。
▼隊員名:リゼ・キーオーン(通称 リゼ)
・性別:女性
・所属部隊:要塞待機部隊
・年齢/身長/体重:18/152/41
・種族:人間
・容姿、経歴、性格:剥き栗色、などと形容されるくすんだ金髪を肩を過ぎたあたりまで伸ばし、二つにくくっている。野暮ったい髪色とは反対に、ひとみの色は鮮やかな紫。
特に特徴のない顔。どちらかと言うと猫より犬っぽい。背が小さくて細い、凹凸に乏しい少年のような体つきをしている。
あまり身体の線を出さない、質素・丈夫・動きやすいをモットーにした服ばかり着ている。広がったスカート状のものを穿いている事が多く、その際ポケットには実は色々な物が入っていたり。
最近、仕事中は革の篭手を両手に嵌めている。外出時はよく、物作り使用目的や御守り代わりに紺色の柄を持つナイフ(名:ヤシュト)を腰に下げている。
六歳のときに住んでいた村が戦争によって壊滅。孤児となって、隠遁していたイズ・エリシュに引き取られる。以降、ノーザンウォールの山村で育った。
戦争のせいで不幸になったように思えるが、両親に虐待されていたので、あのままでは死んでいた。
師の武器精製を手伝ううちに自分も武器に興味を持ち、武器性能向上の研究を自分なりに行うことに。師は、ロク技術を伝えてくれなかったので、すべて独学。
独立して研究を続けるために、…また、実験中に武器の暴走事故を起こして身を隠す必要があるなどのもろもろの事情もあって、軍に入隊。
調理手伝いに勤しんだり、小さな書類仕事を手伝っていることもある。慢性的にアルケミストが不足気味なので、魔道具や建築構造物のことなどにも手を出しており、……つまりは器用貧乏となりつつある。
アルケミストギルドには昔から所属。わりと形だけの部分もある。学派としては、ワーズワース派。師匠経由で先代と当代のワーズワースと顔見知り。先代は好きだが当代の彼は苦手らしい。
戦闘能力はほぼ無いに等しい。しかし、逃げ足だけは速い。医者を志していたこともあり、応急処置ぐらいならできる。血は苦手だったが、多少克服されてきた。
丁寧語で話す。それを外すと男のような喋り方なので、恥ずかしいと思っている。酒好き。酒豪。特に、火を吹くような強い酒が好き。
実は、数日食べなくても平気。水があれば一週間は持つ。 この性質で虐待期も乗り切ったらしい。普段は念のためきちんと食べているが、少食。
ワーカホリック気味で、常に働いていないと落ち着かないらしい。単なる癖でもあるが、裏側に「役立たずは嫌だ、ひとに嫌われたくない」という気持ちも働いている。
性格は基本的にいい子の優等生。物腰が柔らかく人当たりもいいが、子供っぽくムキになる面も。こっそり毒舌。こっそり天然。
▼隊員名:リベリオン(通称 リオ)
・性別:女性
・所属部隊:要塞待機部隊随行中央区騎馬大隊特殊小隊
・年齢/身長/体重:不明(外見年齢十代前半、実年齢3000歳以上)/145/37
・種族:竜
・容姿、経歴、性格:灰青の瞳に淡金の柔らかく癖のある短髪。小柄で華奢な体躯に、健康的な程度に白い肌。軍服の上から白いマントを羽織っている。
パンツルックが主で、女性的な服装は苦手で避けがち。爪先が尖った踵の高いブーツを履き、常にレイピアを帯剣。
少女に擬態するその正体は、ヒモトのとある山村にて、『サクラノリュウ』と呼ばれ信仰されていた白竜。
純白の鱗と深紅の瞳、中型種で、翼を持つ草食性の飛竜。長く続いた信仰も、次第に化け物と認識されるようになる。
刃を向けて襲い掛かって来た村人達を恐れ、白竜は彼の地の空から姿を消した。ヴィンヴィリヤ大陸に降り立ってからは、人の姿をとって各地を転々としていた。
終わらない戦争へ疑問を持ち、軍に参加し、多くの軍人達と触れ合った後、かつて憎悪の対象であった人間を愛するようになったように、彼らを理解しつつある。
少年的な物腰。何事においても切り替えが早い。勤務時は別人のように落ち着いていて、軍人と割り切って処理をする。
菜食主義者だが甘いものが好き。自然と動物を何よりも愛し、騎馬の他に鷲と猫を連れる。
・武器(一部):呪文を必要としない魔法を用い、光属性、電撃属性に長ける。攻防・簡単な浄化(簡単な呪い・解毒、切り傷等に作用)。
レイピア、アルケミストの友人から貰ったマント。
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